「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2025年12月1日月曜日

鼻骨の形状7)ネコ、ハクビシン、ジャワマングースの鼻骨 The nasal bone of Cat, Masked palm cibet, and Javan mongoose

 食肉目のネコ型亜目 - Wikipediaのネコ上科に属していて日本に生息する動物はネコ科のイエネコや2種類のヤマネコ、さらにジャコウネコ科の移入種のハクビシン、マングース科の移入種のジャワマングースである。手持ちの頭骨標本はイエネコ、ハクビシン、ジャワマングースであり、これらの頭骨の上からみた鼻骨を見てもらう(図1)。

図1の何れも鼻骨がV字状に前頭骨に接している。が、ネコ型亜目の動物たちはどれも頭骨がガッチリしていて、鼻骨の形も見づらい。
図1.左イエネコFelis catus、中ハクビシンPaguma larvata、右ジャワマングースHerpestes javanicusの上から見た頭骨と鼻骨
食肉目の動物たちの鼻骨を含む頭骨を眺めてきて、イヌ亜目とネコ亜目の動物たちの上から見た頭骨の違いに気が付いた。イヌ亜目の動物たちよりもネコ亜目の動物たちの方が後眼窩突起窩が明確であり、さらに、ネコやジャワマングースのように眼窩輪が形成されそうなものもある。また、イヌ亜目の全ての頭骨の頬骨弓は横に大きく張り出していないが、ネコ亜目のネコは頬骨弓の横の張り出しが大きく眼窩が前に向きかかり、口吻が短じかい。

2025年11月30日日曜日

タヌキの棲み処が、、、           The habitat of racoon dog, , , ,

 NHKの囲碁を見ていたら寝入ってしまった。天気が良いので散歩に出た。4千歩コースにしようと思ったが、友人のTGが1万歩を歩いたと云うので、頑張って6千歩コースに向かった。往きは少し頑張って早歩きにしたが、脹脛が攣ったら困るので、我慢して押さえて歩いた。下土棚遊水地公園の管理事務所のトイレで歩数計を見ると2000歩を僅かに越えただけだった。コールの半分くらいだと思っていたのでちょっと驚きだ。

ここから昨年タヌキに出逢った道を取った。道路の左は遊水地公園の外周で、右には側溝があり、その側溝に覆いかぶさるようにジャンポレモンが枝が折れてしまいそうなくらいたくさんぶら下がっていた。

図1.ジャンボレモンのポンデローザ
さぁー、これからがタヌキの出逢いの場所だ。糞が落ちていないか探しながら歩く。が、驚いた!タヌキが逃げ込んだ林を突き抜けるように幅広の道が突き抜けており(図2)、平日は工事がされているようだ。
図2.林を西に突き破って幅広の道路
あー、ここでは赤いカラスウリもあったのにもうダメだ。あのタヌキ故有事: 散歩中にタヌキと遭った!                      I met a racoon-dog on the way in walkingはどうしているのだろう。
湘南台高校前の川縁のネズミモチが西日を受けてたくさんの実が光り輝いている(図3)。
図3.ネズミモチの実
1時間10分の歩きで、6070歩であった。

2025年11月28日金曜日

引地川までの散歩                   Walking to Hikichi river

一昨日、歩数計とカメラ代わりのスマホを持って散歩に出た。小学校の前で教え子のKYに会って立ち話しをした後、亀井神社で2礼2拍1礼をし、歩道橋を渡って振り返った。黄色く染まったイチョウの葉を見たかったのだ(図1)。引地川には冬のカモたちはまだ飛来していなかった(図2)。大きなモミジバフウの葉が地面に積もっていた(図3)。
図1.歩道橋から、イチョウの黄色、タブノキの緑
図2.穏やかな引地川の流れ 馬渡橋から
図3.大きなモミジバフウの黄や赤く染まった葉
50分の散歩で5232歩だった。まー、疲れもなく丁度良い。

鼻骨の形状6)イタチ科3種とアライグマの鼻骨              The nasal bones of three species in Muridae and Racoon

 日本に生息する食肉目イヌ型亜目の動物には、さらにイタチ科の数種と移入種のアライグマがいる。これらの鼻骨の形状を見よう。面白い事にイタチ科の動物たちイタチ、テン、アナグマも頭骨の各部分の骨がしっかり癒合してしまっていて鼻骨の長さ・大きさ・形状を明確にできる頭骨が少ない(図1の3頭のイタチ、図2のテン)。が、6個あるアナグマの頭骨の内2個の鼻骨の形状が判ったので、その内の一つを載せる(図2のアナグマ)。

イタチやテンの頭骨の各部分が親離れが出来た頃に癒合してしまうのではないかと考えている。そうする事によって頭骨が頑丈になり、大型の獲物に噛み付いた時もしっかり獲物に噛み付いていられるのではないかと思う。恐らく、イタチやテンもアナグマの鼻骨の形状(図2)とほぼ同じだろう。アナグマは動き回る獲物を仕留めて食べることはできないなろう。せいぜいカエルか土壌動物の節足動物だろう。

これらイタチ科の動物でテンの糞にはムカデやゲジゲジの外骨格がそのまま含まれている事が多いので嗅覚によって獲物を見つけていると考えられる。つまり、嗅覚がすぐれていると想像できる。また、キイチゴの仲間やクワの実の糞が春の丹沢のテン糞に含まれていることも、キイチゴやクワの実が熟した匂いを嗅げ分けていると思われる。

図1.3頭のイタチMustela itatsiの上から見た頭骨と鼻骨
図2.テンMartes melampusとアナグマMeles melesの上から見た頭骨と鼻骨
アライグマはイヌ型亜目クマ下目イタチ上科アライグマ科に分類されていて、イタチの仲間に近い動物だ。が、鼻骨の形状はイタチ科のアナグマの鼻骨が前顎骨にV字状に接するが、ツキノワグマ(前回アップ)のように鼻骨はU字状に接する。
アライグマは見た目はタヌキに似た顔をしているが、アライグマの頭骨の頑丈さはタヌキと比較できないほどだ。それは同じイタチ上科のイタチ科の動物の頭骨の頑丈さと似ている。
図3.アライグマProcyon lotorの上から見た頭骨と鼻骨
イヌ科のイヌ、キツネ、タヌキの中では、イヌの頭骨がもっともガッチリ骨太であるが、キツネとタヌキの頭骨はイヌと比べると華奢だ。これもイヌの祖先のオオカミがシカなどの大きな動物を襲い、噛み付いて獲物に致命傷を与えるために進化した頭骨の構造なのだろう。イタチ科ではイタチやテンの頭骨がアナグマに比べてガッチリしているのも同じことだと云える。

2025年11月27日木曜日

鼻骨の形5)イヌ、キツネ、タヌキとツキノワグマの鼻骨             The Nasal bones of dog, fox, racoon dog, and Asian black bear

 イヌ科のイヌ、キツネ、タヌキの鼻骨をアップする。3種とも鼻骨の形状は前頭骨に楔が食い込んだように鼻先になるほど幅広くなり前顎骨と接する。イヌ型亜目のクマ科のツキノワグマの鼻骨もイヌ科3種と似た形状だ(図2)。

これらの鼻骨の形状と頭骨の中での割合を見ると、イヌは嗅覚が優れているようにキツネやタヌキも、さらにツキノワグマも嗅覚がイヌ並みに優れていそうだ。だから、食べ残しを隠し、翌日臭いを頼りに戻ってきて食べることができるのだろう。

図1.頭骨を上からみた鼻骨の形状
左:イヌCanis familiaris  中:キツネVulpes vulpes 右:タヌキNyctereutes procyonoides
図2.ツキノワグマUrsus thibetanusの頭骨を上からみた鼻骨の形状
鼻骨の大きさ形状は、前顎骨や上顎骨の形状と関わり、それは口吻の形状に関わってくる。つまり、採食行動と大きく関わっている。

高市総理大臣の台湾有事は日本有事でもあるという発言が中国の猛烈な抗議に直面している。タイワンザル調査で台湾へ、キンシコウ調査で中国へ行き、それぞれの地に友人がいる。中国の現政府は台湾は中国の不可分の領土と主張する。が、台湾人たちは中国大陸から分離独立を願っている。中国はチベット、ウィグル地域も独立運動を抑え込んでしまっている。
中国政府が真の共産党なら、民俗、地域の分離独立は逆に援助・奨励すべきものだろう。ぼくが台湾に行き始めた60年前の台湾は、中華民国台湾省であった。それが次第に分離独立に向かうようになった。


2025年11月26日水曜日

鼻骨の形4)イノシシ、シカ、カモシカの鼻骨                      The Nasal bone of Wild Boar, Deer, and Serow

 偶蹄類のイノシシ、シカ、カモシカの上からみた頭骨の中での鼻骨の長さ大きさの割合をみた(図1)イノシシの鼻骨の先は前顎骨の先まで伸びるが、シカ、カモシカの鼻骨はいずれも途中までで止まっている。イノシシの鼻骨の長さは頭骨の半分くらいに達し、前頭骨とほぼ直線状に接する。が、シカやカモシカの鼻骨は1/4くらいの長さで前頭骨とV字状に接する。いずれにしてもイノシシの鼻骨はシカやカモシカよりも長く幅広い。

図1.上からみた頭骨の鼻骨の割合
左:イノシシSus scrofa 中:シカCervus nippon 右:カモシカCapricornis crispus
イノシシは腐葉層を鼻づらでかき回してミミズや節足動物などの土壌動物たちを食べたり、鼻や前足で土を掘り起こして草木の根を食べたりする。この場合は嗅覚で食べられる物を感知しているからだ。フランスではメスブタが地中にあるトリュフを匂いで探し当てるようだが、今ではイヌがその役目を担っているようだ。いずれにしてもブタ(イノシシ)もイヌも嗅覚が優れているのだ。前回アップした地雷探知をするアフリカオニネズミの方がさらに優れているかもしれない。

2025年11月25日火曜日

鼻骨の形3)アフリカオニネズミとノウサギの鼻骨                 The nasal bone of Giant pouched rat and Hare

ネズミとウサギの鼻骨をアップする。ここではアフリカオニネズミとノウサギを見てもらう(図1)。ネズミもウサギも鼻骨は大きく、特にウサギは大きく上から見た頭骨の半分くらいの長さを占める。ネズミは元は左右の鼻骨が合わさって三角状で幅が狭いが、ウサギはW字状で、幅が広い。
図1.アフリカオニネズミCricetomys gambianusとノウサギのLepus brachyurus上から見た頭骨
 *アフリカオニネズミは頭胴長40センチくらいあり、尾も40センチくらいある。ドブネズミやクマネズミを巨大にしたような姿をしている。このネズミは匂いを嗅ぎ分けて地雷を発見する能力に優れており、地雷探査ネズミとして知られているアフリカオニネズミ - Wikipedia。ぼくにとってはタンザニアのマハレ山塊NPでチンプの人付けを現地の人たちと山小屋で生活していた時に、罠(図2)を仕掛けて捕獲して食べたブク(スワヒリ名)として馴染み深い。
図2.ブクの圧し罠をセットする
アフリカオニネズミは嗅覚に優れているように、鼻骨の大きさから判断するとノウサギも嗅覚にかなり優れているのではないだろうか?

2025年11月24日月曜日

鼻骨の形2)ハイラックスやマナティ、スナメリの鼻骨                  Nasal bone of Hylax, and East Asian finless porpoise

 アジアゾウの鼻骨が根元の前頭骨と接する部分が凄く広がっていた。そこでゾウの仲間に近いハイラックスの頭骨を見た。ゾウのように根元が広がっている(図1)。ゾウやハイラックス、マナティを含めて近蹄類と呼ばれる。マナティの鼻骨も根元で広がって前頭骨に接しているのだろうか?

図1.キノボリハイラックスDendrohylax sp.の鼻骨n
p:頭頂骨 f:前頭骨 n:鼻骨
何とマナティの鼻骨は左右離れて前顎骨に接した痕跡状のものだ(図2)。
図2.マナティTrichechus manatus106206.dorsal | Animal Diversity Webの鼻骨n
鼻骨は、潮を吹きだす外鼻孔の上にある(図3)。マナティ(図2)の鼻骨が小さいと思ったが、スネメリは左右の鼻骨は接しているが小さい。もっともマナティもスネメリも外気の匂いを嗅ぎ分けることなど必要が無いのかも知れないなどと思う。
図3.スナメリNeophocaena sunameriの鼻骨(赤斜め線部分、クリック拡大)
スナメリの前頭骨は前後に圧縮されたような細長い形状だ!

ウクライナ出身の安青錦が優勝し、大関を確実なものにした。そのウクライナにトランプはロシアのウクライナ侵略に対してウクライナにとっては屈辱とも思える和平案を出した。これは誰が見てもロシアが一方的に有利な案だ。ゼレンスキー大統領を含め、ウクライナ国民は猛反対だろう。

先週は、上野の都美術館、ズーラシア、横浜みなとみらいを妹と行き、歩いたために、腰・尻が重苦しかったが、今朝は大分楽になった。散歩に出たい気持ちだ。

2025年11月23日日曜日

鼻骨の形1)                             The Sapes of Nasal Bones1)

 動物たちの頭骨を上から見た脳頭蓋の大きさの割合を見ていたら、鼻骨の大きさの違いが大きいにの気が付いた。

図1は、ネコとニホンザルの頭骨を並べて上から見た時の鼻骨の位置を示した。上から見た感じでは、ニホンザルの方がネコの鼻骨より長い。が、上から見た頭骨の中での鼻骨の長さの割合ではネコの方がニホンザルより大きい。しかも、ネコでは幅が広いが、ニホンザルの鼻骨は細長い。

図1.ネコFelis catusとニホンザルMacaca fuscataの鼻骨の大きさの割合
鼻骨の大きさの割合がニホンザルよりもネコの方が大きい。ネットで見るとネコの嗅覚はヒトの数十万倍あると云う。鼻の長いゾウの嗅覚はイヌの2倍でヒトの5倍もあるようだ。が、ゾウは鼻骨ちょっと不思議な形だ(図2)。拡大して縫合線を見ないと判らない。ネコもサルも鼻骨の先は幅広く前頭骨に接するところほど細長くなっている。が、ゾウは奇妙な形状だ。

図2.アジアゾウElephas maximusの頭骨と鼻骨アジアゾウDKY_0853S.jpg (3060×2036)を改変
p:頭頂骨 f:前頭骨 n:鼻骨 pm:前顎骨 ○:後眼窩突起

2025年11月22日土曜日

横浜みなとみらい                      Yokohama Minato Mirai

妹と連れ合いと3人で、横浜美術館に行った。が、閉館同然であり驚いた。お昼時だったので、動く歩道のビルの中のレストランでお昼を食べた。ぼくはビールを2杯飲んだ。近くに「みなとみらい」の観覧車が見えるので、アレに乗ろうとむかった(図1)。すぐ近くに見えたが結構歩いた。何年何十年振りかの観覧車だ。みなとみらいや中華街が一望でき、富士山がビルの間に見えたのは感激した(図2)。
図1.観覧車へ
図2.ビルの間に富士山が、、、
図3.観覧車から
昨日は8000歩を超える歩きで、もう腰・尻が重苦しかった。中華街も行く予定であったが。とても無理なので帰ってきた。3年前までは山に週一回は行っていたのに、体力の衰えには愕然とせざるを得ない。今朝、連れ合いは町内会の防災訓練に出かけ、妹は釧路に宅急便で送る荷物を持ってコンビニに出かけた。こちらは、重苦しい臀部を時々揉みながらPCに向かっている。