動物たちの骨を見ていて、加藤嘉太郎著「家畜比較解剖図説」養賢堂の図を参照していると、骨の部位の名称に違和感を覚える。頭骨を見ていて最初に感じたのは眼窩下孔である。眼窩の前にあるのだから眼窩前孔である。
また、ヒトとは違って動物では下顎に頤(おとがい)が無いが、下顎の犬歯付近の孔をオトガイ孔と呼んでいる。こんな事を云えば際限無くなる。さらにヒトでは犬歯の奥の2本を小臼歯、その奥の3本を大臼歯と呼んでいるが、タヌキの第三大臼歯は豆粒より小さい。動物の歯においては前臼歯・臼歯が使われる。この方がニュートラルな表現だ。
ヒトの尺骨の肘頭と肘突起は同じ位置であり、ヒトの尺骨では肘突起を肘頭と扱っている。ヒトの上腕骨の肘頭窩に接するのは尺骨のa=bである。それゆえ、肘頭窩とイヌ、シカの骨を見ている者にとっては違和感を覚える訳だ。さらに鈎突窩もヒトの尺骨の鈎状突起がこの部分に接するためにこの名称がついたのだろう。動物では、特にシカでは鈎突窩に接するのは橈骨頭だ。尺骨の鈎状突起はほとんど上腕骨の鈎突窩には接しない。
帰宅すると汗で濡れたシャツを脱ぐのももどかしくすぐシャワーだ。この冷たいシャワーが生き返る。7月の頃は冷えた缶ビールをシャワー後に飲んだが、この所はビールを欲しない。シャワーの水で十分だ。
























