「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2020年4月30日木曜日

タヌキはまるで森のゴミ掃除屋だ! The racoon-dog is like a forest cleaner!

4月24日に伊勢沢林道の焼小屋沢橋から、沢の左岸尾根を登って登山道に出、登山道から焼小屋沢右岸尾根を下りてきた。左岸尾根で2ヶ所で、右岸尾根では3ヶ所でタヌキのタメ糞場を見つけ(図1~5)、各所から新しそうな糞塊を1個拾ってきた。
昨日、糞を洗い、茶漉しに残った内容物を調べた。秋から冬にかけて多く見られたキブシの種子が少なく、キブシの実の拾い食いが終わったと思われる。また、ムカデはタヌキも好きなようで食べられている。さらに、5個中4個に大小の哺乳類が食べられていた(表1)。タヌキ糞2では4センチくらいの大型哺乳類の内毛とみられるものが出てきた。この個体はカエルの他にシカかカモシカの死骸を食べたものと思われる。それにしてもタヌキの食事は気の毒だ。まるで森のゴミ掃除屋だ!
図1. 9:57 タヌキ糞1
腐葉砕片、節足動物外皮
図2. 10:10 タヌキ糞2
昆虫外骨格・翅、ムカデ尾部、カエル骨片、大哺乳類内毛、砂泥
図3. 13:58 タヌキ糞3
腐葉砕片、ムカデ頭部、昆虫翅・外骨格、ヒミズorヒメヒミズ毛・爪
図4. 14:13 タヌキ糞4
キブシ種子7個、腐葉砕片、小哺乳類毛10mm以下、砂泥
図5. 14:39 タヌキ糞5
腐葉砕片、昆虫外骨格・翅・肢、小哺乳類毛10mm以内、砂泥

表1. タヌキ糞5個の内容物

昨夕は、肉じゃがを作った。しかし、ジャガイモの皮は連れ合いが剝く。他の根菜の人参や玉葱はぼくがやる。牛肉と切った材料をサラダ油をひいた中華鍋を強火にして炒める。3,4分炒めたら、タレ(味付けは醤油1、酒1、みりん1、砂糖1+出汁の素1の割合で、適量の水で溶く)を注ぎ入れ、シラタキを加えて20分煮る。この時落とし蓋をする。これでほぼ完成だ。肉じゃがは旨かったので、今朝、残りをご飯の上にかけてチンして丼物にして食べた。これだも体重が減らない!

2020年4月28日火曜日

イタチはイモリかサンショウウオを食べたのか?  A weael ate a newt or a salamander?

先日、焼小屋沢左岸尾根と右岸尾根を歩いた時、途中の伊勢沢林道でイタチ糞(図1)を拾った。さらに、登山道でテン糞(図4)を拾った。
図1. 7:44 伊勢沢林道沢側路肩で見つけたイタチ糞
長さ10mm内外の硬い灰白色毛多数と手指骨状の骨片及び長骨部分5個、脊椎骨5個(図2)、赤線で囲った骨片は図3で拡大
この灰白色の獣毛は齧歯目ネズミ科かリス科のものではないかと考えている。しかし、全ての骨片は齧歯目のものではない。
図2. 獣毛の他に出てきた骨片 
図3. 図2の赤線で囲った部分の骨片、これは歯だ!
この歯は、トカゲ、カナヘビ、ヤモリの歯に類似している(「福田史夫の世界」→自然・動植物→両性・爬虫類の骨と歯 参照)。しかし、ちょっと違うようだし、さらに骨が、これらの爬虫類とは違って華奢(軽く、薄い)だ。脊椎動物は間違いないのだが、ぼくの手持ちの標本には無い両生類のサンショウウオやイモリではないだろうか?サンショウウオやイモリの死体を見つけたことがないのが残念だ!
図2の骨は誰の骨かどなたかお解りではないでしょうか?

左岸尾根から登山道に出てテン糞を見つけた(図4)。拾う時に「ん?これは水鳥の物かな?」っと一瞬頭をかすめた。そのくらい表面が滑らかだった。洗うとムカデが2匹でてきた。
図4. 11:32 登山道で見つけたテン糞 
腐葉砕片、長さ5~6cmムカデ2匹、砂泥
ちょっと驚いている。1000mを越えた登山上で排泄するテンはどこでムカデを見つけたのだろう。ムカデは標高の高い所でもたくさん?生息していると云う事だ。

コロナで山行きまで自粛を求められている。登山道を歩くような山歩きは他のハイカーや登山者と出合うだろうが、ぼくが歩くような山は人には出遭わない。万一出遭ってもこんにちは!と互いに軽く声を出すくらいだ。娘は週3日電車を乗り継いで仕事(バイト)に出かける。テレワークなど出来ない内容だ。ぼくは外出するよりも家に居る方が怖い。

2020年4月27日月曜日

カヤランが元気ない! The Japanese epiphytic orchids called Kayaran are dying.

カヤランThrixspermum japonicumが咲いた(図1)。が、葉や根に元気がない。毎年今頃はシワシワだった葉や根も厚みを増して生き生きしてくるのだが元気がない。昨年できた子株も元気がない。しかし、ヨウラクランの葉は厚みが増し果穂を垂らし元気だし、フウランはもちろん元気だ。先日の雨でカヤランも元気になるかと思ったが、、、。乾燥している日が多く、温かかったり寒かったりでカヤランもちょっと堪えているのかな?しかし、植物は早めに手を打たないと死に至るので、先ほど根に霧吹きで水分を補給させた。このカヤランは2012年2月に東丹沢の林床に落ちていたもの(図2)を拾ってきたものだ。
図1.フウランの鉢に置いたカヤランと右上にヨウラクラン
図2. 2012年2月、林床に落ちていた

尾根の下りは気を使う You must take great care when you climb down on the ridge

登山道から焼小屋沢右岸尾根に入った温かいところで、先ず、ヤッケを羽織り、ガスストーブでコッヘルに水を容れて、点火する。まだ、沸騰しない内に持ってきた餅とインスタントラーメンを水の中に落とし入れる。程なく沸騰し、1、2分待って火を落とし暫らく待って(この間ゆでタマゴの殻を剝く)ラーメンや餅、ゆでタマゴをお椀(100円ショップで購入したベークライト製、軽くて割れない)に移す。山でインスタントラーメンを汁ごとしっかり食べると帰路のスポーツ飲料は不必要な感じさえする。
図1. 12:25 食べた場所、横の丸太に座った
完食するのに10分くらい掛かっているのかな?食後、出した物を片付けてザックに容れ、先ずGeographicaで自分の位置を確かめる。地図とコンパスを出し、自分の場所と進むべき方向の尾根の1039ピークの300mくらい先の尾根上の標高970mにコンパスの縁を合わせ、コンパス内の回転盤を回して地図の磁北線と合わせる(図8のルート図参照、出来れば電子国土の地図を見る)。はい、もうこれで970mまではコンパスを時々見るだけでOKだ!実際には尾根道はほぼ南東にまっすぐなので、殆んど迷わないからコンパスは見なかった。
兎も角、下る。20分くらい下って宮ヶ瀬湖が見える(図2)場所に来たので、そこで、Geographicaを見て現在地を確認だ。間違いなく尾根上に乗っている。もう、少し歩くと970mの地点にだ(図8を参照)。
図2. 焼小屋沢右岸尾根から宮ヶ瀬湖が
尾根はどうも東に曲がっているような感じのところに来たので、Geographicaを見る。おー、970mの等高線の上だ。ここで地図を出してコンパスの縁を進むべき方向の細尾根上の890mの等高線に当て、コンパス内の回転盤を回して地図の磁北線と平行になるように合わせる。
歩きだしてすぐ、ん?このスミレは(図3)?紫色が濃い。
広い斜面のような尾根が細くなり左側にミツバツツジがまだ咲いている(図4)。
図3. 13:01 このスミレは?
図4. 13:08 ミツバツツジが咲いている
細尾根なので立ち木に捉まりながら気をつけながら進み、すぐなだらかになったので、再びスマホを取り出して自分の位置を確かめる。次は小尾根が途中から北方寄りに分かれるので、そこに気をつければ730mの等高線のところまではほぼ真っ直ぐだ。しかし、これは細尾根であり、枝を避けて下を潜ったり、枝をどけたりで時間がかかる。と云うのも身体が硬くなっているのとバランスが悪くなっているからだ。
タヌキ糞3を見つける(図5)。糞を拾って小袋に入れた後、スマホで自分の位置を確かめる。おー、これからはもうピーク711と700との間の鞍部まですぐだ。地図で方向を確かめただけだ。711ピークでタヌキ糞4(図6)を拾い。すぐ幅広の尾根になるので、方向を間違わないようにコンパスを見る。鞍部に着き、タヌキ糞5を見つける(図7)。ここで、伊勢沢林道へ降りる場所を間違える。もう50mくらい歩いてから斜面を下りなければ行けなかった。土砂止めのコンクリートの上に出てしまった。林道は2.5mくらい下だ。学生だったら、飛び降りるだろう。でも70を過ぎた身体ではそれができない。もし、飛び降りたら膝関節や股関節を痛めてしまうだろうっと思ってしまう。下りれるところまで、斜面を登って林道へ下りやすいルートを探す。林道に下り立ったのが14:52であった。いつも林道に出るとホッとする。
 図5. 13:58 タヌキのタメ糞3
図6. 14:13 タヌキのタメ糞4
図7. 14:39 タヌキのタメ糞5 
図8. 焼小屋沢を囲む尾根と歩いたルート上の写真で示した地点
①~⑤:タヌキ糞 ①、②:テン糞

2020年4月26日日曜日

登山道に着く  Arived on the hiking trail!

シカ柵を潜ってから、このシカ柵が焼小屋沢東尾根に沿って張られている。だから、しばらくはシカ柵に沿って歩かなければならない。
これは、カモシカ糞だ(図1)。半径5m以内にたくさんのカモシカ糞がある。これはカモシカが狭い「ナワバリ」を持っていて、同じ場所で排泄するトイレ場を持っているからだ。シカはメスグループを形成して広い「行動域」を持って移動採食するので、サルと同じようにどこでも食堂でありトイレでもある。
図1. 9:16 カモシカ糞
図2. 9:57 タヌキのタメ糞だ!古い!
タヌキのタメ糞だ(図2、図2'、図3)。このようにタヌキが同じ場所に排泄するトイレを持つのはある程度決まった行動域の中に決まった巣穴を持っているので、どこでも排泄する訳にはいかない。結果的に自分たちの巣穴の付近の環境が不衛生にならないように気をつけているとも言える。さらに、タヌキのタメ糞場は仲間たちとのコミュニケーションの場ともなっている。
図2’.図2の古いタメ糞から1mくらい離れたところにタヌキ糞1
図3. 10:10 タヌキのタメ糞2
地上から出た木の根の樹皮が齧り取られている(図4、図4')。このように木の根の樹皮を齧るのはネズミの仲間、ノウサギ、シカ、カモシカなどの草食獣が多い。10円玉を置いて写真を撮るのは、歯の幅(歯型)の大きさを測る尺度になる。シカの下顎の第一切歯の幅は幅広いが、カモシカなら10円玉の0の幅くらいだ。ノウサギは左右の切歯の幅が10の幅くらいで、カモシカよりも狭い。
図4. 10:29 シカの食痕だ!
図4′. 図4のシカの食痕だ!
おー、マメザクラが満開だ(図5、図5’)! 風が冷たいのにマメザクラは咲くのだ。
図5. 11:18 マメザクラが満開だ!
図5'. 図5のマメザクラ
マメザクラのところでお昼にでもっと思ったが、登る。この辺りのササは完全に枯れてしまった。生きているササは無い。もうすぐ登山道というところで尾根を左に巻きながらヒノキ林を過ぎて登山道に出る。風が冷たい。指が冷たい。全部指付きの軍手にすべきだった。
図6. 11:26 登山道に出る 向こうは姫次方面
図7. 焼小屋沢左岸尾根と登山道との出合 向こうは焼山方面
姫次方面に向かって歩く。おー、テン糞だ!新しいが素手で摘む。指についた糞は立ち木に擦り付けて落とす。何か注意書きかな?と登山道沿いの木に結び付けられて張り紙がある。それには「北丹沢12時間山岳耐久レース」と書かれている。ひょー!ここまで上がってくるだけで一苦労なのにそれを走るなんて!60歳くらいまでジョギングしていたが、膝を悪くしてからは、山歩きでさえも膝が痛くならないように注意しながら歩いている。今でも下りは膝が痛くなるのでポレポレだ!
図8. 11:31 テン糞だ!やったー!
図9. 11:36 山岳耐久レース
11時43分、焼小屋沢右岸尾根と登山道との出合に着いた。下りは登りとは違って気を使う。下りながら何度も立ち止まって地図を広げ、コンパスを出して歩く方向を確認する。今は地図とコンパスに加えてスマホのアプリのGeographicaで現在地を確認できるから鬼に金棒だ!
登りは自分の登りたい尾根を目の前の高い所を目差して歩けば間違いなく着ける。しかし、下りは今さっき登ってきた尾根でさえも登り口まで下りていくのは並大抵の事ではない。20年位前までは下りの道迷いを無くすために所々に目印となる赤布を木の枝にぶら下げた。しかし、下りでは自分が付けたこの赤布さえ見つけられないことがあった。コンパスが1個では信用できず。2個まで持ち歩いたことさえある。自分の方向感覚を信じる余りコンパスが狂っていると思ってしまう。この辺りには異様な磁場があるのかもしれないとさえ思ってしまったことが幾度となくあった。GPSを持って歩くようになって、どこで迷ったかが帰宅してからパソコンの画面で判るので、今ではこの道迷いがあると帰宅後パソコンを見るのが楽しみにもなった。しかし、下りの道迷いをすると気が動転し始めるので落ち着こうと、40年前までは何度も立ち止まり座ってタバコに火を点けたものだ。
焼小屋沢右岸尾根を登って、左岸尾根を下る方が下りは凄く楽であることは判っていたが、難しい焼小屋沢右岸尾根の下りをすることにしたのだ。それは、地図(電子国土で磁北線入りをプリントアウト)とコンパス、それにスマホに現在地が判るGeographicaが入っているからだ。
右岸尾根に分け入り、陽が射し風が当たらない所を探してお昼にした。
図10. 11:43 登山道と焼小屋沢右岸尾根との出合 ここから入る

2020年4月25日土曜日

焼小屋沢両岸尾根歩き The walking on both ridges of the Yakigoyasawa valley

昨日歩いたルートを示す(図10)。歩いた距離はGPS上では14.8キロであった。その内、車からの林道歩きが半分くらいを占める。実際に山の中を歩いたのは6キロもないだろう。6時50分に車を離れて歩き出す。水沢橋を渡って林道ゲートの脇をすり抜けて伊勢沢林道を歩く。林道はi以前にアップしたように昨年の台風19号の爪痕がそのまま残る。林道そのものが陥没していたり、洪水に因って林道が流されたり、林道が土砂や倒木に因って埋まっていたり、復旧工事が為されていない。このような林道の崩壊はこの伊勢沢林道ばかりではないので、恐らく後何年間もこのままの状態が続きそうだ。工事が始まると林道が歩けなくなるので半分このままでもOKかな?っという気持ちさえある。
オー、テン糞だ(図1)!林道の沢側の路肩にある。ん?これは細いのでテンではなくてオスイタチの糞の可能性が高いかな?小動物を食べた後の糞のようだ。糞表面から短い毛がはみ出ている。指で摘まんだ。まだ柔らかい。内容物を早く知りたいものだ!
イタチ糞を拾った場所でこれから登ろうとする尾根を見上げる(図2)。
図1. 7:44 イタチ糞
 図2. 7:45 これから登ろうとする尾根 
綺麗だ!清楚な感じだ。ヒメウツギはウツギよりも1ヶ月くらい早く咲き、我家には連れ合いが買ったヒメウツギの矮性の園芸種が鉢植えされている。ヒメウツギとウツギの見た目は区別できない。葉を触るとウツギはザラザラした感じだが、ヒメウツギはザラザラしない。5月下旬になると「♪卯の花の匂う垣根に 時鳥(ホトトギス)早も来鳴きて しのび音もらす 夏は来ぬ♪」の「夏は来ぬ」の唱歌があるが、その卯の花がウツギだ。豆腐を作る際に出たおからで作る卯の花と云う料理もある。
 図3. 7:47 ヒメウツギの花
カモシカ糞かな?シカ糞かな(図4)? これでは区別できないかな?
図4. 7:52  カモシカ糞?シカ糞?
8時9分、ようやく焼小屋沢橋に着く(図5)橋の桁(ケタ)に腰掛けて先ずは家から持ってきた手作りイチゴジャム入りサンドイッチにかぶり付き、サーモの熱いウーロン茶で飲み下す。そして、スパッツを着け準備完了だ!立ち上がって、これから入る焼小屋沢を撮る(図6)。
図5. 焼小屋沢橋 いつも座る桁の部分の苔が無い。
図6. 8:24 出発だ! 沢の右側の斜面を歩く。
橋から100メートルくらい沢沿いを遡上して鞍部の斜面に取り付き、尾根を登る。間もなく広々としてるが割と急な斜面となる。ストックを使い、ある時は立ち木を手繰り寄せて登る。1メートル間隔くらいに立ち木があるとストックは必要ない。腕の力だけで登れる。右肩は肩鎖関節脱臼状態なので瞬間的な可動範囲はどうしても狭くなる。でも、右利きなので右手で木の幹を手繰る。南方からの小尾根が合流するところにやってきた(図7)。今度、この尾根を登ってみようと思う。登りは真っ直ぐだが、ジグザグにコースを取って登ってきた尾根を振り返る(図8)。あとひと踏ん張りでシカ柵に辿り着く(図9)。3月11日にはこのシカ柵の前にタヌキのタメ糞があったのだが見当たらない。1ヶ月ちょっとで跡形もなくなったのだ。
図7. 9:04 焼小屋沢へ南へ降りる小尾根
図8.登ってきた尾根を振り返る
図9. 9:10 シカ柵着
昨日歩いたルート図(図10)である。次回はシカ柵を潜ってからの話しをアップする。さて、図9のシカ柵がある場所は図10の何処になるだろうか?分かりますか?地図は10mおきに等高線がある。等高線の太い線は何メートルごとかな?(これは専門学校の学生向けです)
図10. 焼小屋沢左岸尾根を登り、右岸尾根を下る

2020年4月24日金曜日

ヒメウツギが満開だ! Himeutugi is in full bloom!

新型コロナで日本の各山岳会も何故か自粛を打ち出した。が、ぼくは週一回の山歩きを課しているので、行ってきた。今回はいつも寄るコンビニは素通りし、奥野隧道から少し水沢橋寄りの所に車を置き、焼小屋沢左岸尾根を登って登山道に出、登山道から焼小屋沢右岸尾根に入って伊勢沢林道に出て戻ってきた。歩いている時は人っ子一人にも遇わなかった。
伊勢沢林道ではヒメウツギが満開だった!林道歩きはぽかぽか陽気だったが、尾根歩きは寒かった。
図1.ヒメウツギ Deutzia gracilis
図2.ヒメウツギの花
図3. これもヒメウツギだと思うが、、、、蕾が多い

2020年4月21日火曜日

クロアゲハだ! It's Spangle!

 サンショウの若葉を摘もうと庭に出たらアゲハが飛び回っている。慌てて部屋にカメラを取りに行く。良かったまだショカツサイの花の回りを飛び回っている。停まってくれない、翅を絶えずバタバタさせているが撮る。何度かシャッターボタンを押す。10度くらい押して、この二枚がややピントが合っていた。
手持ちの図鑑で調べたらクロアゲハ アゲハチョウ科Papilionidae のPapilio protnor demetriusだ!
図1. クロアゲハ
 
図2. ショカツサイの花にとまるクロアゲハ
 サンショウの新葉を摘まみ。すり鉢でゴリゴリやり、味噌と砂糖を加えてさらにゴリゴリする。出来上がったものが図4のものだ。ぼくはこれを茹でたジャガイモを食べる時に、バター、イカの塩辛と共にジャガイモにチコッと乗せて食べる。旨いんだよ!ぼくはジャガイモが好きだ!
図3.サンショウ(ミカン科だ)の新葉
図4. 山椒味噌の出来上がり
あのクロアゲハはサンショウの木に卵を産み付けにきたのかもしれない。庭のサンショウ、ユズ、レモン(タネを植えてもう5年目だが、花はまだ咲かない)は毎年アゲハチョウの仲間の幼虫たちに食べられる。レモンはそのため丸坊主になりかけたこともある。