「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2022年6月30日木曜日

暑いので、冷たい水が旨かった! It's very hot, so I tasted cold water!

不動尻の登山口でニコヤカな同年配の登山者が三峰山方面の道をとったこともあってこちらは大山方面への道をとった。唐沢峠までは行こうと思う。こちら登りは杉林の中を行くが、割りに急なので、階段状になってる箇所が多く、40センチ以上も段差があるところあり、それこそ一歩一歩だ。汗が噴き出すが、ズボンを膝まで巻くっているし、何と上着として来ていた長袖シャツを不動尻で脱いでザックに付けたので、涼しい。と云うよりも今まで長袖シャツは真夏のサル追いの時も、台湾の暑い山中をタイワンザルを探して歩いた時も、アフリカのミヨンボ林をチンプを求めて歩いた時も長袖シャツを脱いだことがない。妙に肩や腕がひんやりとする。これはまずいかなシャツを着ようかなと思いながら歩く。
ほぼ東に走り落ちる尾根をジグザク道を辿りながら歩く。太陽が昇っている南に向かう時はすごく涼しく感じられる。杉林を通ってくる南風が涼しく気持ちが良い。こちらを登ってきて正解だ!っと思う。美味しそうに見える真っ赤な実をつけたオニシバリがあった(図1)。これよりももっともっとたくさん赤い実をつけたオニシバリがあったが、暑くて撮る気にならず。この道も舗装された林道と同じようにトカゲが走り回る。
図1.9:11  オニシバリの食べられない赤い実
ようやく、大山まで3キロの道標がある標高720付近にくる。オニシバリがあったところから30分で150メートルくらい登ったことになる。これからだ!頑張ろう!
10分ちょっと登って随分赤ペンキが多い所に出てきた。スマホのGeographicaで自分の位置を確かめる(図3)。ヨシ!直登は階段を登ることになるので、このまま左に巻いて直接唐沢峠に向かうことにする。
図2.9:44  大山まで3キロの道標
図3.9:57 赤ペンキが多い箇所

赤ペンキの所からしっかりした巻き道があり、そのまま15分やや登るが、平坦なコースを歩き、以前東屋があった唐沢峠の休み台に着く(図4)。そのまま、通せんぼのザイルが張ってあるところの上から斜面を3メートルほど下り踏み分け道をゆっくり20分下って大山山頂が目の前に見える石尊沢の河原だ(図5)。この沢で水を見たことがない。伏流水になっているんだ。
図4.10:13 唐沢峠の休み台
石尊沢の河原に降りてから、ネクタイ尾根の方まで歩き、河原は暑いので、堰堤の木陰でブランチにする。河原から大山山頂が見える(図6)。途中、登山者?が唐沢峠から下りて来たと思ったが、いくら待っても誰もやってこない。カモシカだったのかも知れない。座るための厚手のシートを敷き、お湯を沸かし、その中に峠からの下り道で採ったアザミの新葉を入れ、買ってきたインスタントラーメンを半分に割り入れる(図6)。これにオニギリを1個食べる。
図5.石尊沢の堰堤 この堰堤の上が日陰なのでここでブランチ
図6.10:37 石尊沢河原からの暑そうな大山山頂 
ブランチを終えて大山を見上げたら山頂は白い雲に覆われていた。
図7.10:56  半ラーメンにアザミの葉を容れた。
11:20にガスストーブや荷物を片付けてザックに納め、この堰堤から下りて唐沢峠を目指す。往きには気が付かなかったギンリョウソウがあった(図8)。さらに、峠の休み台で小休憩して自撮りしているとテン糞に気がついた(図9)。もちろん、拾う。
図8.11:34  ギンリョウソウだ。乾いていて気の毒だ!
図9.11:47 テン糞2だ!
テン糞を拾って、巻き道を行く、ちゃんと石積みをしている箇所もあるが、まるでハイキングコースのようである。気持ち良く本ルートの登山道だ。そこには の立て看板があった(図10)。ここから、2度5分くらい休んだだろうか?下りで膝が痛くなるとイヤなのでしっかり休みスポーツドリンクを飲む。
図10.12:01 ここは山林保護管理の経路とある
山神隧道は往きは涼しくなかったが、帰路は涼しく気持ちがよかった。ゲートを過ぎた水汲み場に誰も人がいなければそこで顔を洗い、冷たい水をがぶ飲みしたいと思いながら水が流れる水汲み場に着く。ザックやバックを脇に置き、頭を浸ける、ヒョーいい気持ち!顔や腕を洗う。水を両手に受け何度も飲む。冷たい!ズボンも濡れたが歩いている内に乾いた。
駐車場の水場で再び頭、顔を洗い、腰のタオルで拭う。車に乗ったのは14時半だった。

2022年6月29日水曜日

ゴマダラカミキリ  A kind of long-horned beetle, Gomadara Kamikiri

夕方、ウメの木に吊るしているラン鉢に水やりをした。ハナミズキの幹にゴマダラカミキリがいたので、捕まえて部屋のツタの葉にとまらせた。しかし、動き回ってなかなか静止してくれない(図1)。レモンやユズの木があるから来たのだろうか?
これを撮った後に目を離したすきに飛んで行った。網戸にでもとまっているのだろうっと見回したが、カマキリが見つからない。明朝は見つかるだろう。
図1.ゴマダラカミキリAnoplophora malasiaca
見つかった!朝4時半に起きて駅までの散歩をして帰ってきたら、仕事に行く娘が洗面所で声を張り上げている。ゴキブリ?と思ったら、あそこに大きな虫が、、、。見ると昨日のゴマダラカミキリだ。すぐ捕まえ庭に放す。この子は昨日もそうだが、カミキリムシは捕まえるとキシキシと関節からの音がするのにこの個体は音を出さない。

暑い中を石尊沢の河原まで!  To the dry river bed of Sekison stream in hot weather!

 昨日は厚木市の広沢寺温泉無料駐車場(ここにはトイレ舎があり、なによりも外に水道があり、顔を洗い喉を潤せる、トイレは週に一度は清掃されている、昨日行われていた)から二の足林道を歩き不動尻まで行き、そこから三峰方面を目指す。

6:40にGPSをセットして駐車場から歩きだす。6/21と同じだ。でも、今回は三峰山に行くと固い目標を持っている。歩きだすとすぐ汗だ!帽子を取り、タオルで汗を拭いながら歩く。ヤマユリの蕾の状態を確認する。来週には咲くだろう。ミヤマカワトンボがふわふわと飛び回る。シオカラトンボのメスかな(図1)? シオカラ塩辛で思い出した。ぼくはイカの塩辛が大好きだ。もちろん、ヤリイカやスルメイカが生きの良いが売っていれば、買う。腹を裂き、肝臓を取り出し、背骨を抜き、身や足や肝臓を適当な大きさに切り、塩と麹を絡める。もう、すぐその時から食べられる。この時は刺身のようでもある。これらをイチゴジャムが入っていたビンに容れ、朝夕の二回掻き混ぜる。その度に摘むので4,5日経った頃はほんの少ししか残っていない。この塩辛をイカではなく刺身用の魚を材料にしても良い。米麹がないと美味しくないかな?

図1.シオカラトンボ
新大橋を渡って間もなく、へー、テン糞だ(図2)。久しぶりにテン糞を拾う。今朝のモノらしい。
図2.テン糞1
今まで、しょっちゅうトカゲが走り回っている。日向で休んでいたところをぼくの足音で驚いたのだ。でも逃げるのが早すぎてとても撮れない。が、ゲートのところで休んでいたヤツを撮れた(図3)。お腹が大きいのでメスかな?
図3.トカゲだ!
ゲートを過ぎてから、沢があるとこのコンクリートの堤に腰かけて休み、水とスポーツ飲料を飲む。ズボンを膝までたくし上げる。っとぼくと同年配の男子の登山者だ。ぼくは余りに暑いので休んでいるなどと云う。向こうはいとも涼し気ににこやかにしながら前を過ぎる。ぼくも、立ち上がって歩き始める。ヤマユリの蕾が大きくなってきている(図4)来週見に来よう。

二の足林道の終点の一の橋を渡り、煤ケ谷からの道と合流する。再び、橋を渡る、マメガキの枝がこの橋を覆い蕾が開いている(図5)。

図4.ヤマユリの蕾が大きい

図5.マメガキの花が開いている
沢の音を聞きながら歩くのは楽しい。ぼくは自分の歩き方が遅い原因が判った。このような舗装道路でも山道を登るように一歩一歩確かめるように歩くからだ。で、サッサッサと歩いてみた。歩ける。が、また一歩一歩になり、気が付きさっサッサッサと歩いてみる。汗だくになる。登山口の不動尻に着く。あのニコヤカな登山者が三峰山の方へ登って行くのが見える。
三峰山に行こうと思っていたが、向こうのルートは始めは沢沿いで日陰があって涼しいが、途中から日の当たる道が続く。っと思い唐沢峠に行くことにした。
図6.不動尻・登山口の道標

2022年6月27日月曜日

鳴く虫を探しに散歩!  Walking in looking for chirping insects like crickets and grass-hoppers!

もう、真夏のような暑さである。コオロギはまだ我が家の庭では鳴いていない。でもこれほどとの暑さだ!ツユムシのような虫がもう鳴いているのではないかと思い引地川沿いの原っぱがあるところまで行った(図1)。
図1.引地川右岸の土手の原っぱ
原っぱを歩くと、ショウリョウバッタのチビが次々に飛び跳ねる。随分小さい(図2)。我が家の庭にはまだオンブバッタはみていない。
図2.ショウリョウバッタのチビ
小さなシジミチョウの仲間が、目の前にとまった。翅を閉じたがベニシジミだ(図3)!
図3.シジミチョウの仲間
ヤブカンゾウがたくさんあった(図4)。こんなにあれば蕾を採って食べてみたいものだ。でも蕾をむしり取るのは可哀そうだ!キンシコウ調査でベースにして泊まった農家ではこの花の蕾の炒め物を出してくれた。美味しかった。固い万頭も思い出した。
図4.たくさんあったヤブカンゾウ
毎年気になっていたのだが、葉は少し厚みがあって長いヒガンバナの葉であり、この時季にユリのような花をたくさんつける(図5)。草丈は1.5メートルくらいかな?
図5.川辺の遊歩道沿いに植栽されていた園芸品種
ネットで調べたら南アフリカ原産のヒガンバナ科のアガパンサスの仲間だ!
引地川から離れて木陰が多い公園の中を歩くとアオハダトンボが一匹いた。引地川で幼虫時代を送ったのかな?たくさんいる大きなコイに食べられなかったのだ!
図6.公園の木立の中にアオハダトンボがヒラヒラと飛んでいた

今日も暑くなりそうだ。ぼくは暑い夏が好きだ!釧路からこちらに来た時はヒトの住む所ではないと思った。しかし、真夏に箱根・湯河原の山中でサルを追いかけたことによって汗が鼻先から流れ落ちるような暑い夏が好きになった。

2022年6月26日日曜日

暑い夏が早くもやってきた!  The hot summer has come early!

引地川沿いを散歩した。住宅の側溝の横にヤブカンゾウの花があった。この花、一重ならまだしも、何だか暑苦しい花である。まー、暑くなってきたからヤブカンゾウの季節だ。夕方になるとクサキリとまってジーっと鳴きだすだろう。
あー、こんなに暑くなったのにまだセミの声もツユムシやコウロギの声も聴いていない。今日の散歩は水田や畑がある所を歩いてみよう。補聴器を着けて今から行ってみるかな?
図1.ヤブカンゾウ

2022年6月22日水曜日

広沢寺温泉駐車場から登山口まで二の足林道を歩く  Walked on Ninoashi Forest Road from Koutakuji Parking Place to Climbing Entrance

 車から降りる時も腰に電気が走らないようにとそろりそろりと車から出て立ち上がる。立ち上げればもう大丈夫!前屈する時だけそろりと動くが、他はノープロブレムだ。走ることさえできる。変な腰だ!

弁天の森キャンプ場へ行くゲートのところでヤマユリを撮り、ウグイスの鳴き声を聞きながら、目の前をフラフラ飛び回るミヤマカワトンボを見ながら舗装された道を歩く。大平新大橋の手前でクマノミズキの花が咲き誇っていた(図1)。この橋のところにもテン糞がなかった。再び、登り路を歩いていくと石切り場の跡が近づいてきた。エ?まさか?山にイチョウの木が60センチくらい伸びている。

このイチョウの木を考えながら歩く。タヌキかテンがギンナンを食べてここで糞をしたんだ。でも、どうして山中ではギンナンが剥き出しの糞はあるのにイチョウの木が見当たらないのだろう?このイチョウが育っている場所は陽が当たり、湿気もある。タヌキ糞やテン糞は尾根に多く、陽が当たるが乾燥している。これがイチョウの木が山中に無い理由なのだろうか?

図1.クマノミズキ
図2.イチョウの木
石切り場の跡を過ぎてからガクアジサイが咲いている。この辺りは梅雨時に限らず杉が林道を覆い薄暗く湿っぽい。が、けたたましい声でミソサザイが啼いている。そして、車が停まっており夫婦が何本もの大きなペットボトルに水汲みをしていた。林道ゲートを横から通り過ぎてカーブを曲がると山神隧道だ(図4)。
図3.ガクアジサイ
山神隧道の手前で休憩しようと思ったが、そのままトンネルに入る。トンネルの手前にヤブムラサキが花を咲かせていた(図5)。汗をかいているので、ひんやりした風が気持ち良い。
トンネルを出てすぐ左の斜面にアスチルベの仲間、帰宅後「清川村の花図鑑」を見て、アカショウマだと判る(図7)。鐘ヶ嶽へのスギ林の中のなだらかな登山道の入口(図8)を過ぎ、アジャンタムのハコネシダを撮り(図9)。我が家のアジャンタムは数年振りに株分けをしたら途端に元気がなくなり、一鉢はダメになり、もう一鉢はようやく新しい芽が出てきている。
図4.山神隧道
図5.トンネルの左にヤブムラサキ
図6.トンネルを出るとキリの実
図7.アカショウマ
図8.鐘ヶ嶽へのなだらかな登り口
図9.ハコネシダ
おー、ここにもヤマユリがあった。土石防止の金網の中から出ている。これだとこの株は守られる。花が咲き、種子をたくさん飛ばして欲しい!
図10.ここにもあった!
このような沢で一度カワネズミを登るのを見たことがある。周りはウワバミソウの群落だ(図11)。このウワバミソウの茎を叩いてトロロ状にして食べてみたいが、まだ一度もウワバミソウを食べたことがない。奥湯河原でサルを追っていた時、毎年、北海道の都市名がついた下の旅館の人たちが来て30センチくらい伸びたウワバミソウをたくさん採っていた。きっとお客さんに出していたのだろう。
図11.両側はウワバミソウ
道路上を沢水が流れ下り、ぼくは滑らないよう歩く。まもなく広場のようになった終点だ(図12)。ここに東屋のような休み台があったら一休みしたくなるだろう。橋を渡ると右側に煤ケ谷への山道が続く(図12’)。
図12.二の足林道の終点
図12’. 不動尻 沢を2,3度渡り谷太郎林道を歩いて煤ケ谷へ
図13.ミツバウツギの独特の形の果実
図14.橋の手前のマメガキの花
図15.ユリノキの花
大山・三峰山への登り口に着き、一休みだ。今日は唐沢峠まで行き大沢分岐へと降りてこようと思ったが、ここで買ってきたアンパンを食べたらもうその気力が失われた。腰の事もあるので日和ってしまったのだ。
図16.登山口
帰路は、ゲートの付近の水汲み場で中年男が二人いくつものポリタンクに水を容れていた。マス釣り場の近くのお茶畑で二人がかりで山形の大きな電動ノコギリのようなもので茶の木の剪定をしていた。駐車場について、身体を横に曲げたり、足を延ばしてのストレッチをして車に乗った。このストレッチのせいか腰が痛くならずに済んだ。

2022年6月21日火曜日

二の足林道歩き! Walking on the Ninoashi forest road!

 今日、起きた時腰が大丈夫だったので、広沢寺温泉無料駐車場に車を置いて二の足林道を歩いてきた。見たいモノがあった。それはヤマユリである。と云うのは昨夕、部屋の中に良い匂いが漂ってきた。それが3,4回あり、連れ合いにヤマユリの匂いがすると話し、その匂いの源を探した。我が家のユリであった(図2)。このユリの球根は新聞配達所からのもらい物であり、きっとヤマユリとスカシユリか他のユリを掛け合わせた交雑種だろう。ヤマユリの匂いがするので、嬉しくなってしまった。

で、ヤマユリももう咲いているかな?っと二の足林道のヤマユリを見に行ったのだ。が、まだ、蕾だった(図1)。

図1.ヤマユリはまだ蕾だった!

図2.ヤマユリの匂いがする交雑種

2022年6月20日月曜日

足根骨と脛骨と腓骨の不思議4) Mystery of ankle, tibia and fibula for SCIURIDAE

今朝目覚めて山へ行こうと思ってベットから降りた。うぁー!と声が出てしまった。腰付近の脊椎付近に電気が走った。そろりそろりとパジャマを脱ぎ、そろりそろりとズボンを履く。5時のBSで大谷選手を見、PCでメールやLINEをチェックする。起きてきた連れ合いから「あれー、山へいかなかったのね!」と云われる。往きの車の運転は問題がないが、帰りはどうしても運転中に背・腰が痛くなる。1時間半から2時間の運転に耐えられなくなる。

相変わらず、ロシアのウクライナ侵攻は行われている。一体全体どのくらい多くの人々が死んだのか!早く侵攻を止めてもらたい。それには侵略した地域を全てウクライナに返すべきだ。狂犬プーチンは変わらず核を脅しに使う。

さて、齧歯目のネズミ科ではマウスもアカネズミも腓骨が脛骨の中ごろで癒合合体していた。しかし、カヤネズミでは中ごろで合体するが、足首の方の腓骨外顆の部分が少し脛骨から離れていた。ハムスターやアフリカスナネズミのネズミ科の動物もマウスやアカネズミのように腓骨が脛骨の途中で癒合合体していた。

では、同じ齧歯目だがリス科のリスやシマリスはどうなのだろう。リスは植物カメラマンのISさんが2014年に長野県の奥志賀林道で拾った個体であり、シマリスは教え子が1992年に大雪山の登山道で拾った個体である。リスは轢死体であり、シマリスの死因は不明だが、登山者に踏まれたためか頭骨や一部の骨が砕けていた。
リスやシマリスの腓骨と脛骨は別々であり(図1)、リスの脛骨は50ミリあるが、シマリスでは35ミリである。また、リスとシマリスの腓骨の長さと太さを相対的に比較するとリスの腓骨は細いが、シマリスの腓骨は太い。これだけを見ると樹上性のリスよりも地上性のシマリスの方が足首を器用に動かせるようだ。しかし、本当のところはどうなのだろう?
図1. リスとシマリスの脛骨と腓骨 前方から
左:リスの右脛骨と腓骨 右:シマリスの右脛骨と腓骨
同じリス科で滑空するムササビやモモンガの脛骨と腓骨はどうなっているのだろう。ネズミ科と同じ?それともリスやシマリスと同じ?

ムササビ(図3)は2017年5月24日に「ムササビの骨か?」でアップしている。モモンガは専門学校のFuruta君が1992年にペットショップで飼っていたアメリカモモンガが死んだ個体をくれたのだ。
2種ともリスと同じように腓骨は脛骨とは縫合合体しないで細い腓骨をしている。ムササビもモモンガも巣穴がある木の先まで登り、滑空して離れた木の幹に飛び付き、左右の上肢と後肢をまるでムカデ競争のように右、左と同時に出して木の幹に爪を引っ掛けて登る。
まぁー、リスの木の幹を登る時も爪を引っ掛けて登るので、同じような脛骨と腓骨なのかも知れない。
図2.アメリカモモンガの左脛骨と腓骨
図3.ムササビの脛骨と腓骨
左:左脛骨と腓骨 右:右脛骨と腓骨
尚、この骨をムササビの脛骨と腓骨としたが、頭骨は見つからなかった。
次回はほとんど腓骨が見当たらない偶蹄類(鯨偶蹄目)のシカやカモシカの脛骨と腓骨を見よう!

2022年6月19日日曜日

ネコは小さな野生動物の殺戮者  Cats are killers of small wild animals

 先日、脊柱管狭窄症で入院したNKさんが退院した。が、ギブスを付けているのでしばらくはリハビリだという。脊柱管狭窄症で手術入院した友人が二人もいることになった。ぼくも同じ狭窄症だが、恐ろしくてとても手術できない。連れ合いが起きてきて、昨日、駐車場の横に小鳥の羽根が落ちていたと云う。エ?と思いカメラを持って外に出る。スズメがネコにやられた痕跡があった(図1)。

きっとネコキチの仕業だ。何故、ここで、、、。連れ合いは時々車の下にいるネコに煮干しをやっていると云う。何?それだもの!、、、、、、、、この頃庭のトカゲやカナヘビさらにはヤモリもいなくなったのはネコキチの仕業だ。以前、空鉢の中にカナヘビの死骸が7,8匹も入っていたことがあった。今年は新しい巣箱を付けたが、一度だけシジュウカラが覗きにきたが、それだけだった。野良猫?は少なくても3頭は我が家の庭をうろついているのだ。睡蓮鉢の金魚やヒメダカはすぐやられていなくなり、今はグッピーを容れているが、グッピーは綺麗な目立つ個体はいなくなり、メダカのような目立たない個体となっている。

ネコは近隣の小さな野生動物の殺戮者だと云うことが良く判る。

図1.スズメがネコに食べられたのだ!
ネコは捕まえた獲物を食べる場所が決まっているのだろうか?アライグマに我が家の巣立ち直前のシジュカラがやられた時は血痕が少し残っていただけで5羽ともいなくなっていた。やはり、どこかに運んで食べたのだ。

2022年6月18日土曜日

上野駅が変わっていた!   The Ueno Station has changed!

昨日は10時半に上野駅公園口を出たところで友人TGと待ち合わせた。え?っと目を疑う。出るところ間違えたかな?っと思ったのである。何と公園口からまっすぐ上野動物園正門への道になっている。公園口を50メートルほど日暮里よりに移したようだ。
動物園に入る。サル山のサルたちは小豆島生まれのサルだったが、今は下北半島の脇野沢で有害鳥獣で捕獲されたサルたちだ(図2)。
金曜日の午前中なのに見物人が多い(図1)。パンダを見るための行列になっていた。40分待ちのようだった。若いカップルが凄く目についた。サルたちを見たがアイアイは園舎が工事中で見られなかった。ゴリラは見られたくないのだろう。一頭もどの窓からも見ることができなかった。スマトラトラは痩せて同じところへの移動を繰り返し、シロクマは背を向けていた。どうも動物たちは見た目は自然に近い雰囲気の中に容れられているのだが、可哀そうにストレスを感じている。まだまだ生きている動物たちの展示の仕方に工夫が必要だ!

図1.サル山で 
図2.下北半島脇野沢のサルたち
お昼になったので、動物園から出て、公園のすぐ側にあった「餃子の王将」に行こうと思ったが、無い!で、スマホで調べて御徒町店に行く。そこで、先ず生ビールと餃子、揚げニンニク、ポテトチップと飲み食いしていたら、隣席の地元入谷の50歳の若者が話しに入ってくる。そして、何とぼくら二人に一杯づつビールを奢ってくれる。日本でこのような事は初めてだ。ビールを鱈腹飲み店を後にする。再び上野公園に行き、台湾フェスティバルに入り(図3)、台湾ビールとお摘みを食べる(図4)。
図3.台湾フェスティバル
図4.太い腸詰と台湾パンケーキ
5時近くなったので、会社帰りの通勤時間帯になりそうなので、駅に急ぐ。TGは京成上野へ、ぼくはJRへ、乗った東海道が平塚行きでそのまま戸塚まで、帰宅したのが6時15分頃、そのまま風呂に入り、もうバタンキューだ。眠くて眠くて、、、。今朝4時に起きる。