「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2013年4月30日火曜日

小さいリンドウの花!  A so small gentian flower!

 
塩水橋と本間ノ頭の往復で、すごく小さなリンドウ属の仲間を見つけた。
こんな小さなリンドウの花は初めてだ。冷風が強く当たり、ピンが合わせづらい。
大きさの比較のために10円玉を置いた。
このリンドウの名前は、この2枚の写真だけで同定できるかな?
コケリンドウ?フデリンドウ?それとも別物?

ヤマシャクヤクは蕾   Paeonia sp. was a but flower.

ヤマシャクヤクは蕾だった。
ケマルバスミレが咲いていた。
塩水橋付近の車を置いた道路沿いの斜面には、
ヒメウツギの花やハルノユキノシタが金網から顔を出していた。
塩水橋・本間ノ頭の往復で、膝や腰を痛めたばかりでなく、家のカギを失くしてしまった。
アフリカ大陸をかたどった皮のキーホルダーとおもちゃの小さなカラビナがついている。
 
我が家の庭の巣箱にはシジュウカラのペアが出入りしているが、スズメのペアがまだ
巣箱をのぞいていることが多い。このスズメたち用に来年は巣箱を作ってやりたい。
ぼくや連れ合いが庭に出ると、シジュウカラは巣箱から出て、ピーチクと警戒の音声を出して鳴く。
連れ合いが長く庭に出ていると、意を決したかのように素早く巣箱に飛び込む。
ぼくが見ているところと巣箱は1.5メートルくらいなので、視界が狭すぎて写真が取れない。
あ!という間に巣箱に入るのを窓際から離れて見なければならない。
昨日はスズメは電線の上で何度も交尾していた。巣はどうするのだろう。

2013年4月29日月曜日

塩水橋と本間ノ頭の往復 Climb up and down between Shiomizu-bridge and Honma-peak

 
県の青い看板を過ぎてから、しばらく行くと、細尾根となり斜面も険しくなる。
アセビがここでは、どの木も満開だ。
風が冷たく、風が当たらないとこにくるとほっとする。
この辺りの道ははっきりしないが下りのために確認しながら登る。
登山道にある看板が見えた。やったね!という気持ちだ。
登山道沿いにはキク科メタカラコウ属の仲間が手を広げて待っている。
夏には少し大きな黄色い花をたのしませてくれる。
シカに食べられないでいくつも出ている。
ここから本間ノ頭までは15分もないのだが、登山道が雨水や登山者に踏まれて深く切れ込んでいる箇所が多く、膝を持ち上げるのに一歩一歩だ。
ユリ科ツクバネソウ属の仲間も出てきた。が、まだ蕾だ。風が冷たい。
マメザクラが咲き、もうすぐ本間ノ頭だ。
本間ノ頭から円山木ノ頭まで行って、そこから南東に走る尾根を下るつもりであったが、
本間ノ頭で腰を下ろしたら、もう動けず。
先に休み台にいたカップルからこちらへどうぞと勧められたが、
立ち上がる気にもならないので、断る。
ダメだ!体重を落とさないと、自分の体重で自滅してしまう。
歳をとって体重が無いと、欠乏時にすぐ逝ってしまう。あり過ぎると歩くのが大変だ。
山歩きを楽しむには身軽になりたい。
人生の納め時で身辺を身軽にしているのに、体重を軽くできないのはダメだ。

2013年4月28日日曜日

塩水橋・本間ノ頭のコース  The route between Shiomizu-bridge and The peak of Honman

塩水橋の駐車できるスペースもことごとく駐車できないように、ポールを立てられている。
まるで県は「道路は止まらずにずーと走り続けてください。」と指導しているようだ。
登山者や山で散策したい人たちのために、駐車場を作るべきではないのか?
早戸川入口の隧道のところの立派な駐車場は車が入れないようにゲートができている。
県のやることはチグハグだ。
 
塩水橋から、清川村の水道施設があるところを右に巻いて登る道がある。
この道は作業路であり、古いシカ柵にぶつかる。この柵を乗り越えるために、もういつ崩れてもおかしくない通路が作られている。ここを、二本の丈夫そうな杉の丸太に足を置いて静かに、
静かに渡る。今回は、ぼくのザックの中にはガスボンベ、そのストーブ、コッヘル、ゴアテのレインギア、何故か15メートルのザイル、何故か6本アイゼン、折り畳み傘、ザックカバー、スパッツ、厚手のビニール袋(タヌキくらいの死体なら容れられる)、お昼用のオニギリ2個、パン、水1リットル、スポーツ飲料500cc、チョコ等が、ショルダーバックには大小のカメラと100-300のズームレンズや文房具類が入っている。ぼくの体重が自己最高を更新中で72キロはある。ストックや登山靴なども含めると100キロ近くなるのではと思う。
それでも壊れない。
 
朝食を食べていないというだけで力が入らない。本間ノ頭から塩水橋に南東に走り下る尾根を直登するのではなく、この作業路がどこまで通じているのか歩くことにする。
道は整備され、こんな注意書きまである。
作業者用ではなく、登山者向け? 
宮ケ瀬・丹沢山の登山路より、整備されている。 
最初のピークを左に巻いていくとまた注意書きだ!
作業路はここから右に曲がっていくのだが、途中で下りてくる母・息子パーティに出会う。
ここから尾根を直登。
シカ柵が倒木で倒された鞍部だ。
さらに直登する。ん?これはアナグマが掘ってウンチをしようとしたか?
立木を引っ張るように登る。ストックが邪魔だ。
倒木の鞍部からゆっくり登って40分して、東からくる尾根との合流部の広い尾根に出る。
新しいシカ柵がある。ここは、2年前?に巨大なモミの木が倒れてしまったので、少し、左に巻いて上がる。
ここは、テントを張れるくらい広々とした尾根だ。

しばらく、20分くらい登っていくと、神奈川県がもう30年以上前に設置した青い看板がある。
この看板は積雪期にも良く目立つ。
青い看板からさらに15分くらい登ったところに、津久井湖方面を望める気持ちの良い場所がある。一休みしたいが、ここから40分くらい歩いて、本間ノ頭だ。
 
今日は、これから、専門学校のチャレンジキャンパスがある。
参加者たちへのお土産を一つも採ってこなかった。
花や食痕などは次にします。
 
木の葉さんのご指摘を受けて、一部を削除しました。

2013年4月27日土曜日

塩水橋往復本間ノ頭  Go and return Shiomizu-bridge and Hommanokashira-peak

家を出たのが6時半
昨日から、今日は丹沢へ行こうと思っていたのだが、連休の始まりとあって、車は混みそう。
で、電車とバスで行くか躊躇してしまった。
それでも塩水橋に着いたのが8時前だが、もうすべてのありとあらゆる駐車スペースに
車が停まっている。少し、札掛方面に行ったところに4、5台停まっており、まだ1台いける。
登り始める。朝飯を食べていないので、何となく力が出ない。
それで、作業路を歩くことにした。
ここはいつも、尾根を直登するのだが、腰が少し痛いし、なんか調子が出ないので、
経路を行く。おー、これは楽だ、今度、サル観察し隊か探検隊の皆さんを誘ってこよう。
ん?経路を下ってくる二人のパーティがいる。
こんにちわ!と挨拶をして道を空ける。
一人は3、4年生の男の子で、もう一人は母親らしき細身の40代前半の女性だ。
その女性が立ち止り、「この作業路はもうすぐ行き止まりになる。どこへ行くのか?」と聞く。
「本間ノ頭に行くつもりだ。今日は、調子が悪いので、この作業路を歩いている。初めてだ。」
彼女は一万分の一のコピーした地図を持っている。
山用の好い加減な地図ではない。
息子を連れて、GWの初日を登山路ではなくて、地図を見ながら初めてのコースを歩くとは!
ちょっと女性の顔を見る。眼鏡をかけている。
「そうですか?作業路は尾根から外れますか?貴方も本間ノ頭ですか?」とぼく。
 
「そうですか。では、もうここから直登しましょう!ぼくはこのコースを知ってます。」
と、ぼくは尾根に取り付いた。息子が付いてくる。女性も!
が、10分もしないで彼らの気配は消えた。止めたのだ。
 
山で何が怖いと聞かれたら、突然出会った見も知らぬ男だ。
これはぼくの応えである。ましてや女性と子供だ。
ストックと2本持った無精髭を生やした男に出会ったのだ。
さぞかし怖かっただろう。その怖さを紛らわすためにぼくにどこに登るか聞いたのだ。
 
山芍薬はまだ少し、早かった!残念。みな蕾だ。
再来週くらいが見頃か?
神奈川県の山の青い看板を過ぎ、細尾根となり、登山路に出る。
異様に小さなリンドウが咲いている。
この辺りはマメザクラやアセビが満開だ。
本間ノ頭には、中年のカップルが休み台でコーヒーを沸かして飲んでいた。
ぼくにこちらに来て座るように勧めてくれる。
お先に!っと彼らは早戸川魚止め橋方面の道を行った。エ?っという思いだ。
あの丹沢観光センターへの道は急で、ぼくは3度下りたことがあるが、いつも膝を痛めた。
お湯を沸かしてインスタントラーメントと清川村のコンビニで買ってきたオニギリを食べていると、
二人の30代後半の単独行の男が宮ケ瀬方面からきた。一人は、挨拶もそこそこに丹沢へと向かっていった。もう一人の男はクマ避けの鈴をうるさく感じるほど鳴らしていた。
休み台のぼくの後ろに座っていたが、鈴の音がしなくなった。
何と、早戸川方面に下ったのだ。
風が冷たいので、引き上げることにする。
40代と50代の単独行の男に出会う。
昔なら、20代の学生なのに今は若者は山には来ないのだ。
何故か、腰がぎっくり腰になったように痛い。膝も痛い。最悪だ。
肉体的痛さは我慢できる。しかも、膝と腰は休めば痛くない。
これほとゆっくり下ったことがあろうか?腰よりも膝が痛い。
ヒメウツギ、マルバアオダモの白い花が咲いている。
ようやく、車を置いたところに辿り着いて、ほっとする。
制限速度を守り、一時停止もしっかりやり、家に着いて、風呂に入る。
ビールを飲む。膝や腰の痛みが消えていく。

2013年4月26日金曜日

サクランボはオナガに食べられた。  Cherry was eaten by Azure-winged Magpie.

外がギャーギャーうるさい。
カラスが騒いでいるのかと見たら、オナガだ!
あ!オナガもヒヨドリのようにサクランボを食べている。
これが赤くておいしそうだ!
やったね!しかし、ここで飲み込めない。回りの仲間がドケと催促する。
ここには、もう赤い実はないから行こうっと!
今が、鳥たちの繫殖期だ。
カラスもオナガもヒヨドリ、スズメ、そしてシジュウカラたちは巣材をどこからか
探してきて運んでいる。また、抱卵している相手に餌を運んでいる。
我が家のシジュウカラ、餌を運び、時々巣材も運ぶ。

春の食べ物(2) The foods of carnivora in Spring season

先週の辺室山・唐沢林道で拾った糞分析(続)
この2種類の糞は両方とも「祠の峠」から「物見峠」の間で見つけたものだ。
テン糞だ。
キブシの種子多数とキブシの果柄が2個、小哺乳類(ネズミ?)の頭骨の骨片と、毛が少し。
これは、アナグマの糞だ。
キブシの種子多数と、植物質のもの、他は砂泥。 
二つの糞とも標高が600メートル以上の場所で見つけたが、
東丹沢では、この標高になるとまだ春の食物に移行していないようだ。
 
 

2013年4月25日木曜日

メノポーズ  Menopause

昨日の強い風と雨の中、せっかく咲いたクレマチスが5輪、花弁が吹き飛ばされそうだった。
無情な風と思ったが、今朝みるとどれもみな花をつけている。
花にも誕生と死があり、生まれたての花は強風にも耐えることができる。
 
今日、来日予定だったBurtonさんから、今朝メールがきた。心臓発作で入院していたが、
メールを自分で打てるくらいまで回復したようだ。
春のサクラの季節はダメだったから、秋の紅葉の頃に来日したいと書いてきた。
とにかく、快復したこでほっとした。
一回り下の従妹のさえこから本が送られてきた。
「メノポーズ・ブルース」? なんだ?どういう意味だ?
さえこが得意な短歌を、いくつかの項目ごとに並べている。
読んでみた。ぼくの頭の中にはスパッと入ってこない。
まるで、今、読んでいる「徒然草」の文章のようだ。
一行、一行、かみ締めないなとダメだ。
メノポーズmenopauseとは、閉経期、更年期という意味があるようだ。
哺乳動物学をやっていながら知らなかった!
従妹のさえこもそんな歳になったんだ。
 
クレマチスの花も、Burtonさんも、さえこもそしてぼくも生きているものは
年齢に応じたさまざまな時期がある、そんな時期に応じた感じ方がある。
それぞれの時期の感性を大事にしていきたいものだ。

春の食べ物  The foods of Carnivora in Spring season.

昨日、雨が少し上がったので、日吉から帰宅した後、
先週の丹沢実習で、拾ってきた糞を洗った。
土山峠から辺室山への登山道を登り始めてまもなくである。
①タヌキ糞 コインの上に新しい黒い塊を拾ってきた。
祠の峠でお昼を食べた後、鍋嵐の方の道を少し行った暗部に、
②アナグマ糞 まだかなり柔らかいので、前夜のものかもしれない。
唐沢林道を歩いていると、
③キツネ糞 キツネ特有のかぐわしい?臭い。 
①ムカデ 3センチくらい2匹分の外骨格、甲虫外骨格・脚・外翅・内翅多数、キブシ種子8個
②ムカデ6センチくらい7匹分の外骨格、昆虫類の外骨格、キブシの種子6個、スギの雄花5個、植物質、双子葉の葉の切れ端、木の枝先2個、ドングリの帽子状のもの3個、両性・爬虫類の骨片多数。
③小哺乳類の毛多数、有機物不明物質多数
 
③のキツネ糞を除いて、タヌキ糞とアナグマ糞の内容物に共通しているものは、
ムカデや昆虫の外骨格、キブシの種子である。アナグマの方はタヌキよりもさまざまな物を食べているようだ。
一方、キツネはこの糞からでは、小哺乳類を食べただけで、他のものは食べていない。
 
温かくなってきて、食肉目の動物たちは動き回る節足動物や小脊椎動物を食べられるようになったようだ。しかし、これからはキイチゴ類やクワの果実が増えていくだろう。
 
まだ、テンなどの糞洗いが残っている。



2013年4月24日水曜日

どうなっているの?  What's going on?

 昨朝のことだ。カーテンを開けようとしたら、巣箱の回りにスズメが2羽いる。
どうも、中の様子をうかがっている感じだ。
ぼくがカーテンの隙間から撮ろうとしたら、逃げた。
が、すぐやってきて、巣箱の穴に入ろうとしている。
え?どうなっているの?
中にはシジュウカラがいるはずだ。 
専門学校に出かけなくてははいけないので、連れ合いに事情を話し、写真を撮ってもらった。
8時頃、2羽のスズメはどこかへ飛び去ったようだ。
で、シジュウカラが2羽とも巣箱から出ていたようだ。
一羽がもう一羽に大きな塊の餌をやったとのこと。
その後、シジュウカラだけが出入りしているようだ。
巣箱の中にはシジュウカラの卵があって、抱卵していると思っていたのだが、
2羽とも巣箱から出ていたとは、どうなっているんだろう?
また、スズメは何しようとしているんだ?
巣箱を奪いたいのかな?
スズメがこんなにも大きい鳥とは思わなかった。
スズメ用の大きな巣穴の巣箱もつけてみたい。


2013年4月23日火曜日

4月中旬の東丹沢の花。 Some flowers in the middle of April in the eastern Tanzawa area.

4月19日:専門学校の丹沢実習の続き、
土山峠から辺室山、物見隧道・唐沢林道で、見られた花々。
 クサイチゴ 
ウワミズサクラ
キケマン
 ミツバアケビ
 
アケビ
ニガイチゴ

ニワトコ
ヒメウツギ
ムラサキケマン
この季節は、ウワミズザクラが樹上に真綿をかぶせたように咲き乱れ、
唐沢林道の辺室山側の斜面にはヒメウツギがたくさん咲いていた。
ユキノシタ科のウツギの仲間が咲きだすと早くも夏だ。
しかし、肌寒い日が続いている。
 
昨日は、お昼から霊長類関係の友人たちと呑み会だった。
一人は300キロも遠方からやってきた。
気の合う仲間との吞み会は、楽しい。
何だかこのところ古い知人・友人たちとの吞み会が多い。
 


2013年4月22日月曜日

ヒヨドリがサクランボを食べる。 A brown-eared bulbul eat a cherry.

お隣ではサクランボの木がある。花も楽しませてくれるが、実がなっても楽しい。
まだ、完熟はしていない。あと10日くらいだろう。
ヒヨドリがやってきた。赤いのを探している。
これかな?じっくり見て判断している。
いや、これがそろそろだろう?
おっと!危ない!ひっくり返ってしまう。
体勢を整えよう。 
これなら啄める。 
よし、一個採った!  
一個採って、飲み込んだ。
飲み込んだら、味分からないだろうに。
彼らの舌には味覚があるからこそ、色で美味しそうなサクランボを探している。
でも、飲み込むとは!
そうか!腹ペコの場合は先ず飲み込むように食べるか!

タヌキ糞に前臼歯? A pre-molor in scats of racoon-dog?

19日の丹沢実習で、
辺室山を下ってまもなく、登山道沿いにタヌキのタメ糞があった。
古い糞ばかりだ。その中に大きい臼歯?があった。
10円玉の上にある。
10円玉の横の糞には毛が出ている。
この糞を全部拾ってくると良かった。
さて、この臼歯は、ノウサギ、シカ、カモシカなどの草食動物のものではない。
モグラやネズミなどの小型哺乳類のものでもない。 
歯を拾ったら、真ん中から折れた。
この折れた歯と歯の上の白い糞塊を持ち帰った。
その白い糞塊を水洗いした。
この歯は、2本の歯根が折れてなければ1センチはある。咬面が摩耗している。
a:この歯である。見つけた時は食肉目の臼歯と思った。白い糞塊を洗って出てきた他の骨片とは異なる時季のさらに古い糞が風雨に晒されて残っていた歯のようだ。拾ったとき真ん中から折れたが、この歯はさらに齧られており、もろくなっている。
この歯は、何とイノシシの下顎の第一前臼歯である。
しかし、白い糞塊から出てきたを除く他の骨片は、イノシシのものではない。
は横突起がはっきり出ているので腰椎であり、は指骨である。
 
では、白い糞塊から出てきた骨片はだれの腰椎や指骨だろうか?
もちろん、アカネズミやリスよりも大きな動物であるが、
ノウサギやタヌキ、アナグマよりもはるかに小さい。
ムササビあるいはイタチかテンのものかな?と思う。
 
それにしてもタヌキは固い骨ばかりでなくイノシシの歯まで噛み砕いている。
骨を噛み砕いて中の骨髄を食べているのだろう。
 
今日は、雨が上がったので、拾ってきた幾つかの糞(アナグマ、タヌキ、テン、キツネ)を洗うことができる。上の白いタヌキ糞は家族が寝ている間に風呂場の洗面台で洗った。
骨片以外は砂泥であった。