「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2016年11月30日水曜日

完全なアズマヒキガエルの死体 The absolute carcass of male Japanese toad.

昨日、学校の帰りに横浜の友人の家に寄って、ヒキガエルBufo japonicusの死体を貰ってきた。
彼の家の庭には、ヒキガエルが数匹生息している。以前、彼はヒキガエルが隠れている2ヶ所の穴を示して、ヒキガエルを見せてくれたことがある。庭には小さな池があって、そこに毎年ヒキガエルが卵を産み、オタマジャクシとなる。

2、3日前に彼からオスのヒキガエルが家の前の通りで死んでいた。車に轢かれたのではなく、噛まれたような痕があるが、必要なら連絡を!と云うメールがあった。

貰ってきたオスのヒキガエルを、庭の水道栓のところで先ず写真を撮る(Fig.1&2)。
オスは前足の指3本が黒くなるようで、平の方にはタコができるようだ。
写真をクリックすると拡大します。
 Fig.1 貰ってきたオスのヒキガエルBufo japonicusを背中から

Fig.2 オスのヒキガエルを腹側から

解剖セットから、ハサミとピンセットを取り出し、お腹の部分をハサミで小さく切り、そこから、縦に頭部と尻の方まで、ハサミで切り裂き、皮を左右に広げる。さらに、胸のところから腕にかけてハサミを入れて腕の皮を切り裂く、同じように大腿の付け根からハサミを入れて脚の皮を切り裂く。
ほとんど腐っていないので、あとは、皮を二つのピンセットを使って剥いて、皮ナシの丸裸にした。
足先までの皮が綺麗に剥けた。さらに内臓を取り去った。

中国では大小さまざまな生きたカエルの皮を剥いて売ってくれるが、まさにその状態だ。
しかし、中国の売り手は見てる前で小さな包丁一つで何匹も素早くやる。

腕や足の筋肉をハサミで切り離して終えた。今回は途中で連れ合いがコーヒーを淹れて持ってきてくれたので、解体しながら美味しく飲んだ。

プラスチックの容器に入れて、水に浸し完了だ!
最後に、皮や肉や内臓は庭を掘って埋めた。

これで、ようやく、アズマヒキガエルの完全な歯と全ての骨がとれる。
さぁー、これから整形外科に行こう!

2016年11月28日月曜日

シカとカモシカの下顎骨の違い The difference between the mandible of sika deer and Japanese serow.

山中を歩いていて、シカやカモシカの下顎骨(の一部)を見つけることがある。
丹沢ではシカやカモシカは同じ地域に生息しており、下顎骨(の一部)を見つけてもそれがシカのものかカモシカのものか区別が難しいことがある。切歯については大きな違いがあるので、切歯が残っていればすぐに判断できる(Fig.1)。
シカ(右)の第一切歯は扇状で幅広く、他の切歯や犬歯は櫛状になっている。
しかし、カモシカ(左)の切歯や犬歯は全て小さなスプーン状になっている。
Fig.1 左:カモシカCapricornis crispu の下顎切歯 右:シカCervus nipponの下顎切歯

しかし、見つけたのが下顎骨だけだと、Fig.1のように切歯がついて見つかることは稀だ。
そこで、下顎骨の他の部分を見つけてもシカとカモシカの違いが誰にでも判るように手持ちの骨で見直した(Fig.2とFig.3)。

Fig.2 シカCervus nipponの左下顎骨を外側から見たところ
Aの部分はオトガイ孔、Bの部分は筋突起、上下の↓↑で挟まれた部分は歯冠までの高さ、Cは下顎体の部分

Fig.3 カモシカCapricornis crispuの左下顎骨を外側から見たところ
Aの部分はオトガイ孔、Bの部分は筋突起、上下の↓↑で挟まれた部分は歯冠までの高さ、Cは下顎体の部分

シカでは大きなオトガイ孔が主に一つだけだが、カモシカでは複数のオトガイ孔がある。また、シカの筋突起は下顎切痕(関節突起と角突起の間のくぼみ)から40ミリ以上の長さがあるが、カモシカでは40ミリには届かない。平均35ミリだ。歯冠の高さはシカでは10ミリ以上あるが、カモシカではせいぜい9ミリに届くかどうかだ。また、カモシカでは下顎体のC部分に筋がつく盛り上がりがあるが、シカではそのような盛り上がりがない。
さらに、いくつかの違いがある。


8月23日に日向キャンプ場から大山に登ってから、専門学校の実習で、9月塔ノ岳、10月高畑山、11月仏果山とは登ってはいるが、個人で好きな自然探索をしながらの山歩きは3ヶ月も途絶えている。行きたいが、右足のアキレス腱炎がまだ治っていないのだ。
家の中を歩き回るにはまったく問題無いのだが、一旦、靴を入って外を歩くともうダメだ!
アキレス腱部分を手で押さえてみても痛くないのだが、また、歩いてもアキレス腱が痛いのではなく何故か足の裏が痛いのだ。
先日、中華街の食事会で集まった時に、医者のT.Tshukahara君から、上記の事を話すと「脳が痛かったことを覚えていて、もう治ったのに痛いと思っているだけではないだろうか?」と言われた。
家ではどんな歩き方をしても痛くないのだ。
ぼくは心身症に掛かりやすいので、T.Tshukahara君の言う通りかもしれない。
では、どうやって、脳から痛さを消し去ったら良いのだろう?

2016年11月27日日曜日

このネコの眼窩を見て! Look at the orbits of this cat!

友人から宅急便で送られてきたミイラとなったネコの頭骨を11月24日にアップした。
そのネコを2日間水に浸けて頭皮を柔らかくして、頭骨から剥した。
頭皮は前頭部でまだしっかり付着していたが、強く引っ張って剥すことができた。

剥したネコの眼窩を見て、驚いた!
Fig.1やFig.2を見て、あれー?何だ?っと思いませんか!

そうなんです。
綺麗に眼窩輪が形成されていますね。
後眼窩突起突起と頬骨前頭突起がしっかり縫合しています。
少なくてもぼくの手持ちの6個?のネコの頭骨や独協医科大学の「哺乳類頭蓋の画像データー」をみても、Fig.1の丸印で囲った部分は離れている。

それが、このネコではしっかり縫合している(Fig.2)。
    
Fig.1 正面からの頭皮を剥したネコの頭蓋骨
丸印で囲った部分は、後眼窩(前頭骨頬骨)突起と頬骨前頭突起が縫合した部分。Fig.2も同じ。


Fig.2 左側面からのネコの頭蓋骨

歯を見なければ、この頭骨は曲鼻亜目のサルの仲間のキツネザルやガラゴやロリスの仲間かなとさえ見えてしまう。
眼窩輪が形成されているネコなんて!驚いてしまう。
このようなことは、ときどきあることなのだろうか?
ネコとしては、小動物を捕獲するには視覚が問題だ!動き回る動物を捕まえるためには両眼視できることと、眼球がしっかりサルのように骨で囲まれた眼窩に納められなければいけない。
ネコは口吻が短くなり、目が前方にあるので、眼窩輪の形成はその第一歩だ。
哺乳類の中で視覚に頼って成功しているのはサルである。
ネコの眼窩はサルのような眼窩に向けた進化を辿っていそうだ!

これだけしっかりした眼窩輪が形成されていたネコ(名前はスー)は、さぞかしネズミやカナヘビなどをたくさん捕まえてきたことだろう。
友人に聞くと、生後1か月くらいでもらってきた気だての好い猫で、5、6歳のころ行方不明になったが、10年あまりした後、家の床の補修工事の時に、縁の下からミイラ状態で見つかり、上顎の左の犬歯の先が欠けているのでスーと確認できたとのことだ。

2016年11月26日土曜日

都会のハクビシンが食べているものは大半がカキの実だった。 The materials that a masked palm civet eats were alomost persimmon fruits.

昨日、専門学校の屋根?の上にあったハクビシンの糞を採り(Fig.1)、
13個に分けて、学生たちそれぞれが5ミリメッシュの茶漉しに容れて水洗いして、
茶漉しに残った物を「植物質、動物質、鉱物質、その他」に分けた。
Fig.1 糞を採る、Tsuruta君と糞入れのバケツを持つOgino君

茶漉しに残った物の大半は
カキの実の果肉や果皮と種子(1個)であった。
さらに、ハクビシンの白い毛の外毛(少々)やちじれた内毛(2本)が見つかった。
また、ハサミムシの腹部の外骨格と尾部のハサミの部分やイネ科植物の種子、コノテガシワの葉の一部、砂泥などもほんの少しだが見つかった。

葛西駅近くの民家の庭の柿の実を主に食べていることが分る。
興味深いのは、カキの種子がそのまま出てきたのは1個だけで、他は、種皮が果肉に付いて見つかった。
どうも、ハクビシンはカキの実を食べる時は種子まで噛み砕いて食べてしまうようだ。
2012年12月に我が家の庭の水連鉢にハクビシンがカキを食べた糞をしたが、
http://tanzawapithecus.blogspot.jp/2012/12/scats-of-masked-palm-civetagain.html
これも種子はそのまま出ていないように見える。

コノテガシワの葉やイネ科の種子やハサミムシ、砂泥などが出てきたのは、地面に落ちた柿の実を食べたのだと考えられる。

今度は、丹沢山麓で拾ったテンやタヌキなどの糞を水洗いして内容物を調べてもらおう。

2016年11月24日木曜日

ミイラになったネコ A cat that became a mummy.

滋賀から沖縄の名護市に移住する友人から、シカ、カモシカ、イノシシ、ネコ、タヌキ、鳥などの頭骨や骨が段ボール箱で送付されてきたことをお伝えした。
その中に、ネコ と書かれた包があったので、開いて驚いた。
まるでネコの頭骨にマスクを被せたようになっている(Fig.1&Fig.2)。
手に取って見るのも怖い感じだ。

毛は一本も見当たらず、皮だけが頭骨を覆っている。
頭骨と皮との間にも全く何も残っていない。
このネコのミイラは飼い猫 スーと記載されており、何故か、綺麗な仙骨と一緒だ。
スーという名前の飼い猫だったのだろう。
でも、どうして、仙骨があり、頭部はミイラ状となっているのだろうか?
一体どのような状態の下でこのネコは見つかったのだろうか?
あるいは放置されていたのだろうか?
Fig.1 正面からのネコの頭部ミイラ
Fig.2 側面からのネコの頭部ミイラ

友人から送られてきた骨は、風雨に長い間晒されていたものが多く、脆い。
あるいは、物置に長年にわたって放置されていたようなものもある。
この飼い猫のスーは、物置の奥で死んでいたのだろうか?
友人に聞いてみたいものだ。

2016年11月23日水曜日

ハクビシンが葛西駅の近くに!   Masked palm civet inhabits near Kasai station!

昨日、福島沖の地震のニュースTVで見た後、専門学校へ行ったら、教務部長のEguchiさんが、
こんなものがあるとぼくに見せてくれたものがあった。
糞だ!Eguchiさんは柿のタネが入っていると言う。
こんな都会の中に野生動物の糞だ!ハクビシンPaguma larvataだろう(Fig.1)。
この場所は2階の出口の屋根に当たる部分だ。
Fig.1 ぼくがお昼休みに携帯で撮ったもの。

下の写真を見ると柿のタネがあるのが判る。
どうもこの場所は、ハクビシンが3回か4回ここに来て糞をしているようだ。
ハクビシンは同じ場所をトイレとして何度か使う。
それぞれの糞塊を拾って、水洗い分析をして内容物を確かめたい。
今週、金曜日は野生動物専攻クラスの座学の授業があるので、水洗いをして何を食べているのか調べさせよう。皆でやれば1時間もあれば十分だ!
カキの種子以外に何が出てくるかな?
Fig.2 飼育専攻2年のH君が14日(月)に撮った糞の状態

H君が撮った足跡からもハクビシンものに間違いないだろう。
2012年10月20日にアップした我が家のベランダの手摺りに残された足跡をこうです。
http://tanzawapithecus.blogspot.jp/2012/10/masked-palm-civet-again.html
Fig.3 H君が撮った足跡

地上からこの屋根まで登れるように建物の壁に沿って土管があり、それにはたくさんの足跡が付いている。 
Fig.4 H君が撮った土管の周りの足跡

ぼくが、通っているTCA専門学校は西葛西駅と葛西駅の中程にあり、高架となっている東西線のすぐ側であり、辺りはビルだらけの都会の中だ。
ここは、西は荒川に、東は江戸川に挟まれた場所でもある。
こんな草木がないような場所にもハクビシンは進出し、生息しているんだ。
移入動物で農作物を荒らし、家屋の屋根裏に侵入する害獣だ!
その生態の少しでも野生動物専攻の学生たちが知ることができそうだ。
Fig.5 TCA専門学校の場所(黄色の〇)、Google mapから

都会の野生哺乳動物?と云うと半世紀前はドブネズミだった。
が、今は、ドブネズミは見かけなくなり、アブラコウモリとハクビシンということになるのかな?
アライグマもそのうち見つかるかな?



2016年11月22日火曜日

タヌキは早くもキブシの果実食いをしていた。  Racoon dog foraged already fruits of Stachyurus praecox.

久しぶりの東丹沢の糞の水洗いによる糞分析だ!
今回見つけて拾ってきた糞は、ハクビシンとアナグマかタヌキの糞とタヌキ糞だ。

10:10、高取山の近くの尾根道の543ピーク付近木の根元の洞の中で、
ハクビシン糞
新しい黒い糞の下に茶褐色の古い糞がある。
黒い糞:イヌツゲ果皮と種子
茶褐色の糞:サルナシ果皮果肉と種子

12:50、仏果山から南東への登山道の革籠石山の近くで、
登山者に踏まれたアナグマかタヌキの糞
ケンポナシ果柄と種子、サルナシ種子、腐葉砕片
 
14:30、仏果山・坂尻・土山峠の道標を過ぎた土山峠付近
タヌキ糞
 キブシ種子多数、腐葉砕片、土砂

久しぶりの山歩きで見つけた糞であった。
ハクビシンの糞はイヌツゲの種子の塊のような糞だった。サルナシやケンポナシ、キブシの種子などを見て久しぶりなので懐かしささえ感じた。
しかし、キブシの実はまだ木から林床に落ちてはいない。タヌキは木に登ったということか?

2016年11月21日月曜日

この小鳥はスズメ?  Is this small bird sparrow?

友人から送られてきた骨の中に小鳥の白骨化した死骸がある。
どうすればこのように白骨化するのだろうか?
以前、白骨化したヒメネズミをもらったことがあるが、この小鳥も物置に入り込んだまま餓死し、ネズミなどに齧られずに腐ったものなのだろうか?

いずれにしても、この小鳥はスズメなのだろうか?
日本産の哺乳類ならこのような白骨化した動物でも、出所がはっきりしていれば数が少ないので、種まで同定することができるが、鳥では、まったくお手上げだ!
どなたか、Fig.1の写真でお分かりの方、教えてください。
Fig.1 友人から送られてきた小鳥の死骸

鳥に詳しい知人のT.Mさんから大きさと黒い嘴からスズメだろうとのことです。
翼の羽軸がついているので、実物を見ればわかるかもしれないようです。

2016年11月20日日曜日

友人から送られてきたカモシカのかなり古い頭骨  A old and ragged skull of Japanese serow that my friend sent me!

滋賀に住んでいた友人が、沖縄に住んでいる息子夫婦のそばに移住することなった。
引っ越しのために家を片付けたら、小鳥やら、小動物やら、ネコやイノシシなどの骨や死骸が見つかったので、必要なら送るとメールがきたので、拾った場所などが判るものなら欲しいとレスした。

18日の夜に、先ず、脆くて壊れやすいカモシカの頭骨を送ると電話があった。
ん?カモシカの頭骨、メールには無かったが丹沢のものとどのような違いがあるか面白い!
ゆうパックで送付されてきた。連れ合いが受け取ったがすごく軽いらしい。
箱を受け取ると軽い!
頭骨が入っているとは思えない程の軽さだ。
梱包材を剥して開けると、木箱の中に骨が崩れないように木屑の緩衝材が入っている。
Fig.1 木箱に入って周りに緩衝材としての木屑で抑えられた古いカモシカの頭骨

そっと触ってみた。ん?こりゃー、下手をするとボロボロになってしまう。
長い間、風雨に晒されていたんだ!
まるで、火葬場で焼いたお骨のようだ。
これをこのままの原型でとどめるには、このまま箱詰めにしておくか?
それだと取り出すだけで壊れてしまうので、固まると透明になる木工用ボンドで表面を固めることにしよう。と思い、そぉっと取り出した。これはちょっと力を加えればすぐ粉々だ!

昨日、今度は段ボール箱に入った、骨が送られてきた。テン?キツネ?イノシシ、シカ、不明足の骨2本、小鳥、ネコ、シカ(角付き)、シカ(古い角なし)、シカ(下顎)などと書かれたメモがある。
わー、大変だが、整理がおもしろそうだ。

2016年11月19日土曜日

美味しいナラタケをゲット!  Picked tasty honey mushroom!


昨日は、至る所にナラタケが生えていた。
でも、数年振りのナラタケとの出会いなので、これこそ!っと思われるものだけを持ち帰った。
持ち帰った量はコンビニでもらう小さなデジ袋二つだ。
Fig.1とFig.2は間違いないと思ったナラタケだ。

昨夕は右足首の痛みと疲れで9時半にはベッドに入ったので、採ってきたナラタケは冷蔵庫に容れたままであった。
朝、5時に目覚めたのでベットから離れて階下に行き、キノコ図鑑でナラタケを見、さらにネットでナラタケ見分け方と検索してナラタケと似たものたちをみる。
で、先ず、味噌汁で食べた。
歯触り、舌触り、ちっとした滑り、味、匂い、間違いない。手の平一杯分くらい、味噌汁2杯分くらいのナラタケを食べた。今、1時間経過した。全く問題ナシだ!
右足アキレス腱が大丈夫なら昨日採って来なかった場所にこれから行ってみたい。
遅く起きてきた連れ合いが台所のナラタケを見て、ナラタケ?食べたい!
というので、先ほど朝食の味噌汁にした、今度は大根下ろしも入れたので美味い。
 Fig.1 ナラタケArmillaria mellea 
 Fig.2 ナラタケ

Kura君は下のキノコを採ってきた。
アカモミタケだ!これも味噌汁に容れて食べると美味いと教える。
Fig.3 アカモミタケLactarius laeticolorus

今日は、朝から雨模様の天気だ!昨日の天気がウソのようだ。
この雨でさらにナラタケやエノキなども出てきていることだろう。
アシスタントのMatsuchima言われた。「処方された薬を飲まないから長引くのですよ!」
うん、早く治すためには、胃が気持ち悪くなっても飲み続けることにしよう。

2016年11月18日金曜日

秋の高取山・仏果山  Mt.Takatori and Mt.Bukka in Autumn

今日は、1カ月振りに東丹沢を歩いた。
TCA専門学校の丹沢実習を高取山・仏果山とした。
本厚木7時40分発のバスに乗る。何だかお天気なので久しぶりの丹沢がウキウキした感じだ。
今日は、2班に分かれて高取山に登るつもりだったが、電車の中で落石などの心配がない安全な道をとることにした。
バスが清川村に入ってからやまぼうしさん等が乗ってきて、仏果山登山口で下りた。
ぼくらは宮ケ瀬やまびこ大橋の手前で下してもらった。

そこから下の地図の赤線で描いたルートを登って高取山へ、何と高取山の頂上でまたやまぼうしさん等に会った。高取山で休憩した後、仏果山を目指し、ここでお昼とした。何とここでもやまぼうしさん等と出会ったのだ。彼女らは半原の方へ下りていった。
ぼくらは、ぼくの右足のアキレス腱炎が全く治ってないので、土山峠に下りることにした。
土山峠で3時55分本厚木行きのバスに乗ると、何とまたやまぼうしさん等と出会ったのだ。

高取山・仏果山は秋の色に染まっていた。
Fig.1 左の山頂は仏果山

今回は、忘れ物ばかりだった。パソコン用のメガネを掛けたたまま、ノートを忘れる。GPSやスパッツは忘れる。
Fig.2 歩いたルート 

2016年11月16日水曜日

何だ?これは? ツノウリ!  What? Is this? Kiwano!

昨日、専門学校へ行ったら講師室に不思議な物がある。
乾いたホヤ?なんて言う獣医の先生もいたが、果実であることは間違いがない。
この棘状のイボイボは堅く、この果実を守っているようだ。

皆でワイワイやっていると、教務部長がこれはツノウリというもので、アフリカ原産のようだが、日本で栽培しているところがあるようだと話してくれた。
この表面の色だと今が食べ頃のようで、半分に切ると成長したキュウリのように、
ゼリーにくるまったような種子がたくさんつまっているようだ。
味は?まー、甘みがあるかな?という程度のもののようだ。
ツノウリでネットで検索したら、ちゃんと出てきた。
どうも、ニュージランドやカリフォルニアで栽培されているものが日本に出回っているようで、
キワノKiwano (Cucumis metuliferus ウリ科キュウリ属)という英名の商品名で売られているようだ。
で、このキワノはツノウリ、ツノニガウリ、ツノメロンという別名をもつとのこと。
以上は下記の女子栄養大学のサイトから引用した。
http://co-4gun.eiyo.ac.jp/food%20database/3gun/foods-dic-3-kiwano.html

2016年11月14日月曜日

アカネズミが好きなサツマイモの品種! A variety of sweet potatoes that Japanese field mouse likes.

昨日の日曜日の朝、朝日が眩しいような良い天気、9時に、知人が迎えにくる。
この日は、久しぶりのアウトドアの活動の日なので、
迎えの車が今か今かとまるでハイキングに行くような気持で待っていた。
大きなワゴン車がやってきた。奥さんが後ろの席に座っている。
ぼくは、ザックを持って助手席に乗る。
知人は、一人では作業しきれないような大きな畑を二ヶ所に持っている。
今日の畑の場所は、我が家からも車で15分も走れば着く菖蒲沢地区にある。

今日は、サツマイモとサトイモをそれぞれ3分の2収穫することである。
知人から収穫の仕方を教わる。鎌を持って先ず左側の一畝のサツマイモのツルを切り、株本の10センチくらい上から切り離し、その畝の上にあったサツマイモの葉やツルを左側に除ける。

次に、畝の左右から残った株の周りに剣先スコップを入れ、さらにフォークで持ち上げる。
浮いてきたイモを両手で土を落とすように、あるいは掘るようにしてイモを取り出す。
Fig1. 知人のNさんとサツマイモ畑

何と、予定していた区画のサツマイモを全て午前中に掘り上げることができた。
紅あずまと、紅はるかと安納芋という3つの品種だ。
Fig.2 収穫したサツマイモ:左から安納芋、紅はるか、紅あずま

紅はるかや紅あずまは細めだが、安納芋(あんのういも)は太く巨大だ!
Fig.3 右手に紅はるか、左手に安納芋を持つ

昨年、横浜市側の畑でサツマイモ堀をした時は、二匹のアカネズミを捕まえ、
一匹は2カ月程ネズ吉と名前を付けて飼っていたが、
逃亡しぼくの机の引き出しの中で死んでいたことをこの場でアップした。
今回もアカネズミを見つけたかった。が、畑の畝にネズミが出入りする穴は見つけたが、
ネズミそのものを見つけることはできなかった。
しかし、食べられたり、齧られた痕が残ったサツマイモがいくつかあった。

ネズミの食痕があったサツマイモは全て紅はるかであり、紅あずまや安納芋には全く齧った痕さえもなかった。
Fig.4 アカネズミに齧られ、食べられた紅はるか

アカネズミApodemus speciosusは安納芋と紅はるか、紅あずまのサツマイモがあると
紅はるかを選んで食べている言えそうだ。
もちろん、匂いで選んで畝に穴を開けてイモを齧っているんだ。

午後からはぼくの背丈さえ超える大きな葉を持ったサトイモにとりかった。
夏に水をたくさん上げたために葉だけが伸びたと知人は残念そうに言っていたが、
掘り起こすと、何と、どの株にも一抱えするくらい子芋、孫芋が付いていた。
サトイモは水が多い程、葉も芋も育つのだ。

サトイモはアカネズミの食痕は全くなかった