宮ヶ瀬尾根に出るとクルミを割ったリスの食痕がある。
4個を割り食べたのだ。
さらに進むと必ずここにはタヌキのタメ糞があるが、、、、。
左側のはキツネの糞(臭いで確認)だ、右はタヌキ糞。
キツネもシカの毛がたくさん混じった糞である。
クマと同じ猟で解体されたシカを食べたのかも、、、。
この辺りは細尾根である。
幅広の尾根に出る。
新しいシカ柵がハタチガ沢側に張られている。
これが不思議なミズキではないのか?
腰掛けるのに丁度良い。
745ピークの「能の爪」にでる。
ここから東に行くと物見峠、西に行くと鍋嵐である。
耳を劈くような風音、木々が揺れ、枝同士がぶつかり合い、嵐?
空は黒雲が覆う。
そのまま駆け下るように下りると再び細尾根が続く。
テンがこれでもか、これでもかと尾根上に糞をしている。
これほどテン糞を見つけたことはないと思いながら、帽子を飛ばされないように歩く。
鍋嵐に着く。ここで帽子の穴に紐を通し風で吹き飛ばされないように顎の下で結ぶ。
ミカン一個を食べ、またまた記念写真。前回はこの裏側(北側)から登ってきたのだ。
小さな点眼液のケースが落ちていた。
高畑山方面を見る。
鍋嵐からの帰路は急激な下りだ。
魔物の棲む山のように、山全体が吼えている。
何と雨粒が突然落ち出した。が、5、6秒雨が降っただけ。
下りて登った付近の稜線は全体がエビフライだらけである。
リスのレストラン名づけよう。
ちょっとクリックして!いっぱいエビフライがあるでしょう。
テン糞を避けながら再び下って登り、719ピークに回り込む。
「この先行き止まり」の案内を無視して今にも崩れそうな幅30センチくらいの細尾根を北上する。
しばらく下りるが一昨日ぼくが来た気配が無い。
719ピークに戻り、能の爪から宮ヶ瀬尾根を下る。
これが「不思議なミズキ」かな?
堤川林道の水場でお昼のインスタントラーメンにしようと急ぐ。
何と、急にまたもや豪雨だ。
とうとう、お昼も食べずに走るように土山峠に置いた車まで戻る。