「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2024年8月31日土曜日

大きなヒグマの頭骨

 標茶町立博物館に入った。あのヒグマOSOが町内を歩き回っていたので、ヒグマの頭骨や毛皮の展示もあった。自由に毛皮を触れるので驚いた(図1,2)。しかし、ここではヒグマの毛皮は敷物になっているのだ。

図1.ヒグマ皮
図2.毛皮説明
ヒグマ♂の頭骨を見て、驚いた!こんなにデカイとは?ツキノワグマの頭骨は二つ持っていて、一つは本棚の手前のスペースに置いているので、いつも見ている。が、このヒグマの頭骨の大きさはツキノワグマのものと比べ物にならないくらい大きい(図3,4)。30センチの長さの定規では測れないだろう。頭骨の横に大きさが判るようにスケールを置いてもらいたい。また、犬歯がデカイ。こんな犬歯で噛まれたらひとたまりもないことが判る。

図3.ヒグマ♂頭骨上から
図4.ヒグマ♂頭骨左側面から
ヒグマ♂の頭骨の他に、ヒグマ♀、エゾジカ♂も並べられているが、エ?エゾジカ♂の頭骨がこんなに小さいのかと思うほどだ。ましてやキツネ、タヌキはまるでネズミの頭骨のように小さく見える(図5)。
図5.標茶町の哺乳類の頭骨
左からヒグマ♂、ヒグマ♀、エゾジカ♂、エゾジカ♀、キツネ、タヌキ

釧路地方は、朝から猛烈な雨が降っている。出かけられないので妹のPCを借りて遊んでいる。

2024年8月30日金曜日

道東にセイタカアワダチソウが蔓延る

昨日、標茶までだ行った。途中の道沿いはセイタカアワダチソウがいっぱいあった。その中にエゾジカがいたり、タンチョウヅルがいた(図1)。セイタカアワダチソウの群落とも云える場所もあった(図2)。道東地方でもセイタカアワダチソウが蔓延るんだ。でも、神奈川県内でも一時は凄く蔓延っていたが、今は点在するくらいになった。道東でもそのようになるのかな?20年後は消えて行っているかな?
図1.タンチョウヅルとセイタカアワダチソウ
図2.セイタカアワダチソウ群落

2024年8月29日木曜日

涼し過ぎる釧路

釧路に27日に来た。
寒いくらいである。が、関東のあの汗だくになるような日々を懐かしいとは思わない。カラスの実のナナカマドの実が赤くなり始めている(図1)。ハマナスの実も食べ頃だ(図2)。
図1.ナナカマドの実
図2.ハマナスの実
台風の影響だろう。釧路に来てからずーと時々雨の降る曇り空である。昨夜は生サンマをスーパーまで車で買いにいった。以前はすぐ側ににスーパーがあったが、地方の都市の例に漏れずスーパーまで車で行かなくてはならなくなった。

2024年8月26日月曜日

30年前の学生たちとの呑み会

昨日、横浜で、今は無くなってしまった前の専門学校のクラスの人たち5名と子供2名が集まり飲み食いした。15時に集まり、19時にお開きになった。が、まだまだ話し足りない感じなのでもう一度やろうとなった。皆、50歳を過ぎており、31,2年まえに教えた学生とその子たちであった。事業主が3名おり、その内の歯科技工士をしているK氏は2名の従業員を雇っているようで、彼から皆に歯ブラシや歯ミガキなどが配られた(図1)。

図1.K氏から皆に配られた歯磨き、歯ブラシ
2時間の予定が伸びたので、M氏と双子の娘さんたちが退席した。

参加者の内のK氏を含む3名は、夏休みにぼくと北岳、間ノ岳、農取岳を歩いた者たちであった。その時の写真が何処に行ったのか見つからない。このPCの外付けハードディスクに取り込んでいる筈なのだが、、、。

図2.居酒屋から出て横浜駅西口付近で
この中の自分を含む♂3名と♀1名は白峰三山を縦走

明日から釧路に行くためにこれから準備だ。兄貴の傘寿の祝いだ。釧路はもう寒いようなので長袖が必要だ。

2024年8月24日土曜日

綺麗に草刈りされた下土棚遊水地公園       The Shimotuchidana flood-plain park that cut grass neatly.

今日は3時過ぎから下土田遊水地公園まで散歩に行ってきた。割りに風があり、日向でも凄く暑いと云う感じではなかった。遊水地公園に行く目的は先日見つけたテン糞or鳥糞を確認するためである。見つけた翌朝に雨が降ったので、洗い流されただろう。しかし、テン糞ならその糞をした個体が再びその付近で糞をするだろうと考えていた。
遊水地公園付近には、異様とも思えるくらい多くのシオカラトンボが飛び、停まり、飛んでいた。
外周路を歩いたが、糞は全く見つからなかった。それよりも前回に草刈りの事をアップしたが、外周路沿いの伸びた草も刈られていた(図1&2)。
これでは、テンどころかネズミも動き回れないだろう。あの糞を拾ってくれば良かった!
図1.すっかり綺麗に草刈りされた外周路
図2.草刈りされた外周路
イヌの糞も無く、公園内にはボールで遊んでいる母子と内周路を走っている人の三人だけだった。暑さが続くのでこの遊水地公園も散歩に来る人も少ないようだ。
公園内の斜面に刈った草を掻き集めている人たちが橋の下にいた。二人は先日の夫婦と思われる人たちと他二人はインドネシア人かなっと思われた。ぼくが覗くと女の人は今日は!っと云ってくれたので、こちも今日はっと応えた。
21日は夫婦二人で刈っていたが、今日は従業員と思われる外国人と仕事をしていた。しばらく、みていたが女の人が一番動き回っていた(図3)。
ぼくはサルを暑い夏も追い掛けていたので、汗を流して働く人たちには親近感を感じる。
図3. 草刈りの人たち

2024年8月22日木曜日

下土棚遊水地公園までの散歩             Walking to Shimotuchidana flood-plain park

 テン糞らしき糞が気になり、明朝にでも行って拾ってこようと思っていたが、朝4時半過ぎから少し強い雨が降っている。この雨であの糞が流れただろう。

11:35、ベニシジミだ(図1)。鉄柵に停まるなんて、、、。湘南大橋のイワツバメの巣がかなり壊れてきた(図2)。おー、ムギワラトンボの真正面だ!ん?後翅が破れて欠けている(図3)。アカトンボも停まっている(図4)。もう、秋が始まっている。このところ朝晩が涼しい、陽が沈むのが少し早くなっている。暑いが、地球の公転と共に秋に近づいているんだ。昨夏も暑かったが、これから夏はいつもこのような暑さとなるのだろう。台風の発生地が、台湾付近ではなくて小笠原諸島の方になり、偏西風が蛇行し、台風がそのまま日本列島に上陸する。何だか、火山や地震、そしてこの熱波を思うと地球そのものの活動が活発化してきているのかな?と思ってしまう。

図1.ベニシジミだ!
図2.イワツバメ?の巣がこんなに崩れた
図3.正面からのムギワラトンボ 左の後翅が破れている
図4.ナツアカネorアキアカネ?アカトンボ
外周路の内側の斜面の草刈りをしている。刈った草を大きな熊手で手繰り寄せている。汗だくだろう。30代と見られる男女である。近くに〇〇園芸と書かれた軽トラが停まっていた。市に頼まれた夫婦の業者だろう。頑張れと声を掛けたい。
図5.若い夫婦?の草刈り
湘南台高校横のエノキの実は黄色くなっていた(図6)。赤くなると甘い。しかし、今の子供たちは食べないだろう。
図6.黄色の実のエノキ

プーチンはウクライナ戦争を止め、イスラエルはガザ攻撃は止め、この地球が抱えている問題に取り組むべきだ。そして、時期米国大統領も日本の首相も戦争に加担せず、温暖化防止問題について取り組んで欲しい。

2024年8月21日水曜日

下土棚遊水地公園の外周路で見た動物糞          Animal droppings that I found on the circumference road of Shimotuchidana flood-plain park.

 灼熱のため不要な外出を控え、屋内のエアコンの効いた部屋で過ごすようにTVでも云われている。その為、室内で本を読んだり、骨を見たり、友人から送られてくる情報に目をやったりしている。しかし、とうとう痺れを切らして最近行ってない下土棚遊水地公園までカメラを持って散歩してきた。もちろん、ペットボトルの水は忘れない。

10:42、自宅を出る。日陰の無い線路沿いの道を北上し、T字路で左折し僅かに下る道を行き、大通りの交差点で信号を待ち、交差点を過ぎてさらに明らかな坂道を下る。もうそこは遊水地の外れに当たる。遊水地に沿って歩き、引地川の橋を渡り、遊水地管理棟のトイレに入る。

管理棟と住宅の間を走る道を行く。柿の実が大分大きくなった(図1)。ジャンボレモンの実も今年もなっている(図2)。エノキの実はまだ青い(図3)。

図1.柿の青い実
図2.ジャンボレモン(ポンテローザ)
図3.エノキの青い実
エノキの実を見てから、しばらく歩いて遊水地の外周に入る。そこから階段を下りて公園内の道を通って向こうの外周まで行く。今日は園内で遊んでいる家族連れはいない。しかし、図5の橋(湘南台大橋)の下で、中学生くらいの生徒が5,6人バスケをしていた。
図4.手前の階段を下りて左がわを歩き、左向こうに見える階段を登る。
図5.公園内の外周路を歩く
11:32、ペアーの大きいバッタがいる。これはトノサマバッタ?ゆっくり回り込んで後ろ斜め横からだが撮った。何度もシャッターを押す。ペアのバッタはどのように飛ぶのだろう。しかし、逃げてしまうのが勿体無くて近寄れない。下の♀が翅を広げて飛ぶのだろうが、♂が上に乗っている。
図6.ペアのトノサマバッタ
ん?ン?この糞は?山道ならテン糞なのだが、、、、(図7)。糞の表面に内容物の小さな種子が見える。拾って来て水洗いして、内容物をしっかり調べたかった。でも、このような状況では(図8)テンはノコノコとやってこないだろう。でも判らない。残念!
図7.テン糞?鳥糞だろう。
図8.公園の外周路の外側は引地川でコンクリートの壁
残りは次回にアップ!


2024年8月20日火曜日

ジャコウネズミの脛骨と腓骨        The tibia and fibula of Asian house shrew

ジャコウネズミの腓骨は脛骨の遠端から中頃まで癒合し、残りの半分の近端部は脛骨の中頃から飛び出しているかのようだ。このような腓骨と脛骨の癒合はモグラ科やトガリネズミ科に共通したものである。
さらに、同じような腓骨と脛骨の癒合はウサギやネズミの仲間にも見られ、シカ・カモシカでは腓骨が痕跡として残るくらい腓骨が全面的に脛骨と癒合している。
しかし、ジャコウネズミの骨はどれも頑丈だ。ホルマリン漬けに30年以上もしていたからだろうか?不思議な事にジャコウネズミの瓶に入っていたトガリネズミは未だない腐敗していない。毛が抜けてきただけだ。
図1. ジャコウネズミの右と左の前面からの脛骨・腓骨

ウクライナがロシア領のクルスクに侵攻したのは、クルチャトフにある原発が狙いの一つのようだ。プーチンの核による脅しの対抗策らしい。

日本にとって8月は広島・長崎の平和祈念式典があり、終戦記念日がある。何れも戦争の被害者としての追悼である。日本が東南アジア、中国で犯した加害者としての他国民に対する追悼は行われない。それどころかそのような事は無かったことにしようとしている。
シンガポールや中国では日本の戦争犯罪を暴いた博物館がある。日本国民は加害者であると云う事と向き合わなければならない。

2024年8月18日日曜日

ジャコウネズミの骨盤        The pelvis of Asian house shrew

モグラやヒミズの骨盤は寛骨と仙骨が癒合して一体化している。しかし、ジャコウネズミは寛骨と仙骨が分離している。ジネズミも同じように寛骨と仙骨が離れている。恐らくモグラ科とトガリネズミ科の動物の骨盤は異なっているようだ。モグラ科のモグラやヒミズは狭いトンネル内を日常的に移動しているので、寛骨と仙骨の可動性が失われているのだ。しかし、トガリネズミ科の動物たちはトンネル生活をしないため寛骨と仙骨は可動しやすいのだ。

図11. ジャコウネズミの寛骨と仙骨
今日は朝から曇り空だ。それだけで暑さが薄らぐ。
ウクライナがロシア領に侵攻した。ロシアに侵攻されたウクライナ領土との交換のものにしたいようだ。ロシア人が住んでいればロシアもミサイル攻撃はできない。謂わば人質侵攻だ。いずれにしてもこのロシアのウクライナ侵攻早く終わって欲しい。欧米はトルコのエルドアン大統領の声に耳を傾けるべきだ。日本はどうしてゴマスリ、テモミ外交しかできないのか!

2024年8月17日土曜日

ジャコウネズミの肩甲骨       The scapulae of Asian house shrew

ジャコウネズミの肩甲骨はジネズミなどとほぼ同じ形状をしており、モグラやヒミズの細長いものとは全く異なり、ネコ、タヌキ、シカ、ノウサギ、ネズミの他の多くの動物たちの肩甲骨の形と変わらない。地中にトンネル生活をするモグラ科のものとは違うのだ。
図1.右と左のジャコウネズミの外側から見た肩甲骨

 不思議な事にネコやタヌキなどの骨格は持っているが、イヌは頭骨だけで、愛犬クロの骨盤が僅かに持っているだけだ。それは、イヌの轢死体を拾った事がないからだ。

釧路の妹からはもう秋だ寒い!っと云ってきた。20度Cなんて羨ましい限りだ。こちらはこの灼熱地獄から抜け出せない。

2024年8月16日金曜日

ジャコウネズミの上腕骨に顆上孔                 Asian house shrews have supracondylar foramina in their humerus

上腕骨の遠端の内側に顆上孔があるのは、爪を引っ掛けて木登りするリスやテン、ネコ、クマなどの哺乳類だが、モグラやトガリネズミの上腕骨にも顆上孔があることは既にこの場でアップしていた。トガリネズミ科のジャコウネズミにも顆上孔がある(図1)。
図1.ジャコウネズミの顆上孔(青糸を通す)
スローロリスやニホンザルは木登りするが、爪を幹に引っ掛けて登る訳ではないので上腕骨には顆上孔はない。しかし、イタチ科アナグマは木登りはしないのに顆上孔がある。他のイタチ科のイタチやテンには顆上孔がある。イタチやテンは木に登る。アナグマは木に登らないのに顆上孔があるのは、爪を使って巣穴を掘るからだと考えられる。同じようにモグラ、ヒミズ、トガリネズミ、ジネズミ、ジャコウネズミも前足の爪を使って穴を掘るからだと考えられる。

イタチ科の動物でラッコやカワウソは木登りはしない。しかし、彼らは顆上孔を持つのではないかと疑っている。

今日は大型台風が関東地方にやってくる。しかし、午後4時が過ぎても風も弱く、台風が接近している感じがしない。強風を伴うならラン類を取り込まなければならない。それがちょっと面倒だ!結局、午後6時半になるのに風雨ともに弱い。良い湿りをもたらし涼しい。今日は1日中窓を開け網戸のままだった。エアコン無し!

2024年8月15日木曜日

ジャコウネズミの頭骨            The skull of Asian house shrew

ジャコウネズミの頭骨は同じトガリネズミ科のジネズミよりも、あるいはモグラ科のヒミズよりも頑丈な頭骨をしていると述べた。それは、図1でも明らかなように後頭骨の項稜が隆起し、矢状隆起が盛り上がり、それが鼻骨の方まで伸びている(図1)。さらに、左右の側頭部が横に張り出ている(図1)。下顎骨もジネズミやヒミズとは比べ物にならないほど分厚くガッチリしている(図1)。トガリネズミ科の特徴として頬骨弓が無いが、恐らくそれに見合うような腱が側頭骨と頬骨を結んでいるのだろう。
図1. ジャコウネズミSuncus murinusの上から見た頭骨と左右の下顎骨

頭骨を下から見ると(図2)、左右の円形状の聴胞(側頭骨鼓室部)部分?が外れてしまっている。
図2.下から見た頭骨
トガリネズミ科の上顎の第一切歯は鈎爪状の独特の形状になっている。
図3.左斜め横から見た頭骨

参った!我が部屋のエアコンが壊れたようだ。修理を頼んだが9月になるようだ。居間との間の引き戸を開けて冷気を分けてもらっているが。扇風機の風だけで、暑い!早朝はまだ良いが、、、、

2024年8月13日火曜日

頑丈なジャコウネズミの頭骨や骨格           Skull and skeleton of the Asian house shrew

7月12日にジャコウネズミの事をアップした。そのジャコウネズミはホルマリン漬けだったが、ホルマリンが抜けて干からびていた。水に浸けて毎日2度ホルマリンを抜くために水を取り替えた。4日目からはそのまま水に浸けていた。一昨日見ると水が茶色く濁っている。容器の蓋を開けると腐臭がする。洗面所で水を流しながら上澄み液を捨て、浮かぶ毛を捨て、何度も水を容器に入れて浮遊物を捨てる。そして丸一日室内で干す。先ほど、骨を一つ一つピンセットで取って、鉢受けに容れる(図1)。
骨を見て、触って驚いた!
図1.ジャコウネズミSuncus murinusのほぼ全ての骨格
a:頭骨 b:頸椎 c:上は肩甲骨 下は上腕骨、尺骨、橈骨 d:仙椎と寛骨 e:大腿骨と癒合した脛骨と腓骨 f:肋骨 bの下方に胸椎・腰椎・尾椎 中央から下方に指骨
何が驚いたかと云うと、どの骨もしっかりしていることだ。ジャコウネズミはトガリネズミ科の動物だが、この仲間にはジネズミがいる。ジネズミやトガリネズミ科に近縁のモグラ科のヒミズなどの頭骨や他の骨とは比べ物にならないほど頑丈な骨である。
1)頑丈な頭骨を見ると両性・爬虫類や小鳥や小哺乳類なども食べているのかなっと思ってしまう。
2)寛骨や仙骨は離れており、まるで齧歯目のアカネズミやハタネズミのようである。ジネズミやモグラ科のヒミズやモグラのように癒合している骨盤ではない。
以上、今、気が付いた事をアップした。

ジャコウネズミのビンの中に一緒に入っていたトガリネズミも水に浸けているが、こちらはまだ水を掛けても毛も取れない。

2024年8月11日日曜日

バンクシーのこのサルは?    What are these monkyes by Banksy?

 路上芸術家のバンクシーがロンドンの街中を通る鉄橋の側面にいた3頭のサルは何ザルか判りますか?

3頭とも同一種類のサルで、尾が長くて両手でぶら下がり(中)、さらに片手でぶら下がって他の位置に移動しようとしている(左)、さらにこのサルは尾だけで自分の体重を支えている(右)。このサルは中南米に生息するクモザル科Atelidaeでクモザル属Atelesの仲間です。尚、尾だけで枝からぶら下ることが出来るサルはこのクモザル科の仲間だけです。

このような場所に短時間でこのようなリアルなクモザルの絵を描くバンクシーは凄い才能の持ち主だ。

from Yahoo Japan
一昨夜の地震は一瞬地震とは思わなかった。巨大な何かが近くに落ちてきたかな?っという衝撃で揺れは僅かだった。地震は怖い!

2024年8月9日金曜日

2年振りの伊勢沢林道3)

伊勢沢林道終点で:
林道の終点で休む場合は、大抵水場まで下りて手や顔を洗ったものだが、今は下の水場(図1)まで怖くて下りる事ができない。岩に座って足を水に浸けてオニギリを食べたいがそうすることができない。
図1.終点の伊勢沢の水場
10時50分、再度懐かしい道を撮って(図2)、戻ることにする。この登った沢沿いの道では滑落して死んだばかりのイノシシやノウサギがオオタカに食べられていたのを見つけたことがあった。

図2. ここを登ってキクザキイチゲを見に行ったりした
うん、ヤマアカガエルの小ガエルかな(図3)?冬季の動物たちの餌となるキブシの実が生っている(図4)。
図3. ヤマアカガエルのチビ
図4. キブシの実
この実は何の実だろう?虫が出てきたような穴が空いている(図5)。今、ちょっと思いつかない。
図5. これは何の実だろう?
図5. 焼山方面を望む
図6.これは何の実?
図7. 音見橋に着く
キバビルにアリが集っていた。ストックでアリを追い払う(図8)。すっかり乾いているので、アリを追い払ったがまたアリに襲われてしまうだろう。何故か、大きなトランシーバーが落ちているので、拾って木に下げる(図9)。山仕事の人たちのもので凄く古いタイプだ。
カメムシの仲間がいる(図10)。誰だこのカメムシは?
図8. キバビルにアリが集っていた
図9. 多分山仕事の人たちの通信機の忘れ物
図10. カメムシの仲間だ!
うん?ここにもブル道がある(図11)。往きには気が付かなかった。面白そうだ。秋になったら歩いてみよう。オオバアサガラの木が増えた(図12)。まただ、キバビルがアリたちに襲われている。山が乾いているのでキバビルも湿気を求めて移動したが乾燥にやられアリの餌になる。
図11. 丸太運び用のブル道だ
図12. オオバアサガラの若い木々
図13. まただ!アリがキバビルを襲っている
12時45分に車に着く。朝は木陰だったが、今は陽が当たっている。先ず、車のドアを開け放し車内の熱気を流す。戻った時にも他の車は停まっていない。ドアを閉めエアコンを入れる。伊勢沢林道往復は4時間18分で歩数は13691歩であった。GPS上の歩いた距離は9.1キロ。車のエアコンをつけるが、車内はまだ暑いので窓を開けて車を走らす。奥野林道口も通行止めとなっている(図14)。ここで写真を撮っていると乗用車が2台きた。2台とも夫婦連れだ。湖岸道路に入ると間も無く、懐かしいサルの声が聞こえる。4頭を見つけ車から降りたらサルは山に入ったようだ(図15)。何故か、警戒音が聞こえる。
図14. 奥の隧道は通行不可
図15. サルたちがいた岩を振り返る
久しぶりに長く山の木々の葉を通る爽やかな風に浸れたし、ミンミンやアブラゼミの鳴声を聞いた。我が家の付近では今年はまだ朝から夕方までセミが煩く鳴いていないし、いつもなら庭にオンブバッタがたくさんいるのに今年はチラホラだ。暑さのせいかな?