「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2019年6月29日土曜日

フウランが咲いている  Neofinetia falcata, one of orchids species, bloom.

昨夜も雨が降ったようだ。起きてカーテンを開けたら2階のベランダが雨露で濡れている。このところ夜間に雨が降ることが多い。
昼間は雨がいつ降るかと云う空模様だが、降ることがない。
庭の睡蓮鉢のスイレンは昨年も今年も咲かなかった。原因は分かっている。ナツツバキやスイカズラの葉が茂り過ぎて水蓮鉢に陽が当たらなくなったのだ。狭い庭だから仕方がないが、出来る限り水蓮鉢に陽が当たるようにしなければスイレンそのものが消えてしまう。
しかし、鉢物は陽が当たる処に移動させることができる。
ラン類にとってはデンドロを除いて木洩れ日程度の陽が当たると良い。
庭のフウランNeofinetia falcataが咲いている!
部屋に取り込めば、その良い香りに包まれるのだが、、、、。
今、ぼくのガラス戸を開けて撮った方の鉢を部屋に取り入れた。
鼻を近づける。上品な良い匂い!
花茎が全部で10本出ていて2本は開花しているが、他の8本はまだ蕾だ。
全部で8株あって、二株から2本の花茎が伸びている。
ぼくは今まで一株から毎年花茎は一本だけだと思っていた。
フウランは株分けすると株が増えるのでこのところ株分けしたことがない。もう一鉢は4株あって3本しか花茎が伸びていない。
フウランの香は夜になると部屋全体に漂うだろう。
部屋から三脚を立てて撮ったフウランの花

2019年6月27日木曜日

ジャガイモ掘り  Potato digging

昨夜、寝ていると連れ合いが電話機を持ってきて、Nさんから電話だと起こされる。時計を見たら9時を回ったところだった。昨夜はウィスキーを飲んですっかり酔って眠くなり8時半頃ベットに横になった。
明日、芋掘りをしようと思うが、こちらの都合はどうか?っと云うものだ。連れ合いは既に、白銀林道歩きが中止になったので呑んで寝たを知っているので、明日は予定がないことを伝えているようだ。
ぼくは、芋掘りは例年7月上旬なので来週あたりかな?っと思っていたので、喜んで行くと伝える。

今朝、又、電話があり元気が無い声だったので、無理しないで欲しいと云う。その理由は畑で話すと云って電話を切る。
9時半に車で彼の家に行き、横浜の畑に行く。彼は2ヶ所に畑をもっている。横浜は自分の土地である。
図1.ジャガイモは長ネギの畝の右4列である。

途中一度だけ、雨が降ってきたので、掘り起こしたジャガイモを濡らしては行けないので、急いで車に乗せた。
だが、2,3分の降りで終わった。
 図2.車に乗せたジャガイモのシンシアという品種
 掘り起こしたジャガイモの品種は、インカの目覚め、ノーサンルビー、とうや、シンシアの4種であった。男爵やメークインは今もあるが、Nさんは根菜類はいつも新しい物に挑戦している。だから、こちらも食べたことがない根菜を味わうことになる。
掘っていて、ケラの飛び出てきた。
ケラが飛び出てきた畝は「とうや」からだけだ。
図3.跳び出てきたケラ
 お昼も食べずに12時半頃までやって、芋掘りは終わる。ニンニク5本、やレタス3個を持たされる。
図4.ニンニクの畝 
図5.ニンニクの花
図6.ニンニクだ!5本もらう!
図7.ジャガイモを掘り起こした畑。
これから後片付けがある。Nさん夫婦は大変だ。ぼくは、4種類のジャガイモとピンポン玉より小さいジャガイモや、ニンニクやレタスを貰って畑を後にした。帰宅して、着ている物を全て洗濯機に入れてスイッチを入れ、シャワーを浴びて先ずビールだ!
小さいジャガイモはイモ洗いして圧力鍋で1分半煮た後、20分くらい待ち、中華鍋に油を引き、貰ったニンニクを切り刻んで熱くなった鍋入れて炒め、圧力鍋のチビジャガイモを入れて塩と胡椒を降り炒める。これが旨いのだ。抜群のアルコールの摘み件食事なのだ!
チビジャガイモが出来上がるまでにこれをアップだ!

2019年6月26日水曜日

新しいGPSロガー GL-770  New GPS logger GL-770

6月24日(月)に新しいGPSロガーを持って散歩にでた。
このGPSは大丈夫だ!生ける!
図1.GPS Photo Taggerで見たグーグルマップの航空写真
赤線は歩いたルート

図2.Photo Taggerから電子国土二落としたルート

図3.  境川沿いの横浜側で見つけ拾ったトノサマガエル?
アリがたくさん集っていた。今、ジャム瓶の中で腐らせている。

図4.途中の団地の庭に咲いていたザクロの赤い花

図4.ザクロが実をつけている
明日が雨模様なので、明日に計画されていた野生動物探検隊の集まりが中止になった。そのため、学校から戻ってからもう2時間ちかくウィスキーを飲んで溜息をついている。
さて、明日はどうしようか!

2019年6月23日日曜日

テンは幼蛇を食べた! The marten ate a infant snake!

19日の丹沢実習でテン糞②から出てきたヘビの大きさが気になり、脊椎骨を並べれば大きさが解かるだろうと思い並べた(図1)。
大きい脊椎骨は4個縦に並べると10ミリある。
この大きな脊椎骨は全部で、70個(175ミリ)あった。
小さい脊椎骨の1個の長さは1.5ミリ前後であり、48個で72ミリあった。合計で247ミリである。
これに頭部がつくと300ミリ以内のヘビということになる。
そうなると、テンは幼蛇を食べた可能性が高くなった。
図1 テン糞②に含まれていたヘビの脊椎骨
黄土色の線で囲ったのは大きな骨、赤い線で囲ったのは小さな骨

2019年6月22日土曜日

エゴノキの虫こぶ    One of galls of Japanese snowbell

19日に丹沢実習で、辺室山山頂の直径30センチもある太い幹のエゴノキStyrax japonica がシカに食べられていた。
Sika deer's debarking of Japanese snowbell
このエゴノキの葉は虫こぶがたくさんついていた。
エゴノキには不思議なエゴノネコアシ(フシ)ができたり、樹皮はシカに食べられ、葉は虫にやられてしまうんだ。では、どうして果実になると有毒なエゴサポニンが蓄えられるのかな?
果実のエゴサポニンが無ければ、美味しくカロリーの高い果実なのかな?
エゴタマバエが卵を産んだエゴノキハヒラタマルフシ

2019年6月21日金曜日

テン糞から初めてヘビの骨が出てきた!  It's the first time that a snake bone has come out of marten's scats!

丹沢実習で土山峠・辺室山・物見峠・煤ケ谷と歩いて、見つけたテン糞とアナグマ糞の内容物をアップする。
今回は、学生たちの目があるにも関わらず3個のテン糞と1個のタヌキ糞しか見つけられなかった。
祠の峠から物見峠までの登山路では、必ずタヌキのタメ糞がある場所が2ヶ所あったのだが、そこでも見つけられなかった。しかし、今回初めてテン糞の中からヘビの脊椎骨や肋骨がたくさん出てきた。
8:43 テン糞①
大型甲虫肢・尾部、カマドウマ肢・外骨格

11:11 テン糞②
カマドウマ肢・外骨格、ヘビ・ウロコ・肋骨・脊椎骨
ヘビ(種名は不明)としたのは、多量の小哺乳類の尾椎のような脊椎骨と長さ10ミリほどの肋骨がでてきたので、ヘビとした。標本として持っているアオダイショウの脊椎骨よりも小さい。
動物糞からヘビの骨が出てきたのは初めてである。
テン糞②から出てきた沢山の脊椎骨と肋骨の一部

14:24 テン糞③
ムカデ4~6センチ4匹、ヒミズ亜科毛・爪・骨片

14:30 アナグマ糞
腐葉砕片、サワガニ外骨格・爪、節足動物、砂泥(8割)
一番上に積み重なっている新しい(柔らかい)糞塊を二本拾ってきた。

2019年6月20日木曜日

丹沢実習 Tanzawa outdoor exercise!

昨日は、晴れていて絶好の山歩きの日よりだった。陽が当たるところは暑いが、吹く緑風は爽やかで気持ちが良かった。ヒルも非常に少なく、吸われたのは2名だけだった。
学生たちには地図と磁石で前もって記されたポイントを当ててもらうことが出来た。それとスマホのジェオグラフィカでポイントを確認してもらい、皆でジェオグラフィカの正確性に感動だった。

8:43① テン糞 登り始めて10分くらいしてからテン糞を見つける。①は一番下のルート図(GPSロガー、GL-770の軌跡)の地点を示す。以下同様。
石の上のテン糞、マーキングだ!
 9:29② スギの樹皮のクマ剥ぎ ②の503ピークである。他の数本の樹皮も剥がされていた。

 9:34② クマ剥ぎの少し下の方にシカがモミの樹皮を齧り剥がした痕があった。

 9:38② 一つのクマ剥ぎを囲う学生たち。この日は二人が休み、二人が1時間遅れのバスだ。

10:00③ 二人を待つため、木洩れ日の中をゆっくり登る。ここでぼくが「ホッホー、ホッホー」と声を張り上げたら、下の方から応える声が上がる。ぼくは皆がゆっくり歩くから着いていけるが、息が上がるが腿は上がらず。学生たちと53歳もの年齢差がある。山歩きが好きだから続けていける。

10:15④ 尾根を登って平坦になった所で休み、遅れてきた学生2人と土山峠のバス停で彼らを待っていた担任Tさんの合流だ!

10:26⑤ 途中にあったマメガキの木、まだ蕾だ!

10:36⑥ 辺室山の山頂にあったシカが派手に樹皮を食った痕を皆で囲む。
 シカが樹皮食いをしていた木。初めはエゴノキかと思った。ぼくは少し西方に下る尾根を降りる。この尾根にはタヌキのタメ糞が多くあったからだ。でも、今回はタヌキ糞を見つけられず。
ごめん!やはりエゴノキだ!
この枝をザックに容れて持ち帰ったのを思い出し調べた。
しかし、シカがエゴノキの樹皮食いをするなんて!果実には有毒なエゴサポニンがあるが、樹皮は無毒?なんだ!

10:56⑦ 辺室山山頂の休み台で、記念の集合写真。

11:11⑧ 山頂を下った鞍部でテン糞を見つける。この鞍部からは唐沢林道が真下に見える。

12:27⑨ 祠の峠でお昼だ!ぼくはガスストーブでお湯を沸かし、インスタント味噌汁の熱湯を作り、オニギリをパクつく。何とKさんはお湯を沸かしてスパゲティをつくる。
昼食を40分で終え、出発しようとしたら、大きなキノコを見つける。ぼくは「これは今名前が出ないが食べられるキノコだ!」っと云って少し契って食べ、N君にもすすめる。何とG君は頬が膨らむほどに口に入れたので、ダメだ!生なので沢山食べたらダメだ!っと大声を出す。
名前が出なかったヒラタケ科のマツオウジ
13:18⑩
沢のあったガクウツギではなくガクアジサイ

13:18⑩ ガクアジサイの手前に咲いていたユキノシタ科チダケサシ属のアカショウマ

14:18⑪ タマゴタケの仲間(テングタケ科)のキノコだが、同定できず。ツルタケに似ているが、茎は白くない。うーん!ベニタケ科の毒ではないドクベニタケもちらほら見つかった。

14:24⑫ 煤ケ谷が近くなって細く小さいのでメスのテン糞だ!

14:30⑬ 登山道から沢を渡ってシカ柵の扉を通って、畑を右にしながら下りて舗装道路に出た側溝の中にアナグマ糞があった。日常的にトイレにしているようでタメ糞だ!
煤ケ谷のバス停に着いたのが、14時40分だったので、清川村道の駅まで歩き、そこでトイレに行き、15時5分発のバスに乗って本厚木に着いたら、駅はたくさんの人でごった返していた。
今回は、11.3キロを歩いた実習であった。
実習のGPS GL-770のルート図。
①~⑬はそれぞれのウェイポイント(位置)
GL-770を左胸のポケットに入れて歩いた。右胸はスマホのGPSだ。今のPGSの位置精度が高いのは、GPS衛星がいくつも地球の周りを回っているからだ。1994年にアフリカに持っていったソニーのGPSはB6版サイズくらいの大きさがあったが、100~200mの誤差は当たり前だった。それは、当時はGPS衛星の数が現在に比べたら圧倒的に少なく、3個の衛星を拾うのが難しいくらいだった。
それが、今では、ドローンを使って宅配が検討されているくらいGPS精度が高くなっているのだ。

2019年6月19日水曜日

GPSロガー GL-770   GPS Logger GL-770

6月15日の午後に新しいGPSロガーのGL-770が届いてから朝、昼、晩とカメラと一緒に持ち歩いてその軌跡と写真を撮った場所との正確性をPhoto Taggerソフトで確かめた。以前の747A+や747Proと変わらない。製造会社が台湾にある米国の会社だ。
下に以前の747A+(右)と一回りも大きくなり15グラムほど重くなっている。
葛西の学校までも2度も持っていてその往復の軌跡を見ている。
左:GL-770 右:GPS747

今日は、専門学校の丹沢実習で土山峠から辺室山を歩く。もちろんGL-770を持っていく。さらに、辺室山だから必要ないが現在地確認の為にスマホも持つ。何だか、携帯、GPSロガー、スマホなどの電子機器、全部で400グラムを持ち、更に地図と磁石を持ち歩くことになる。
荷物を軽くしたい筈なのに、、、、!
今日の天気予報は晴れだが、、、、。
さぁー、オニギリを握ろう!

2019年6月18日火曜日

テン糞の不思議な黄褐色の物  Strange yellowish brown things that included in marten's scat

13日の続き
テン糞1から3までは伊勢沢林道で見つけ、テン糞4と5は姫次までの登山道で拾い、テン糞6は奥野林道で見つけた。
7:00 テン糞1
 花粉塊、腐葉砕片、昆虫脚胸外骨格
花粉塊としたのは、植物質の黄褐色の1ミリから4,5ミリの塊りがいくつもあったからだ。
ヤブツバキの雄蕊を食べた場合は葯と花糸が一緒になって出てくる。そして、水洗いすると黄色の花粉が判る。しかし、この花粉塊としたのは雄蕊そのものが出て来る訳でわなく、黄褐色のポスターカラーか絵の具の塊りのような物である。植物質なので、花粉塊としたのだ。

7:96 テン糞2
 植物質(花粉?)、腐葉砕片、昆虫脚・頭部
これも花粉?としたのは黄褐色の小さな塊りがいくつもあったからだ!
何の花粉だろう?大量にあるからウツギ?それなら花弁が見当たらない。もっともヤブツバキの花芯食いの時も花弁は出てこないが、ウツギの花の花芯食いだけは無理だろう!でも、判らない。
今の時季に大量に咲いている花はウツギだ!

7:12 テン糞3
 ヤマグワ実・種子、鳥羽毛、ムカデ脚・尾部

10:54 テン糞4
 ヒメネズミ毛・脛骨尺骨・大腿骨遠端部・椎骨・骨片(下の写真)
ヒメネズミの毛や骨片の一部
ヒメネズミとしたのは脛骨・腓骨がカヤよりもはるかに大きく、またスミスネズミやアカネズミよりも一回り小さいのでヒメネズミとした。

10:59 テン糞5
 大きな種子(下の写真)入り果実、ムカデ外皮・肢、昆虫外骨格脚・口吻部(ケラか?)
長径10ミリを超える種子 この果実は何?
この種子の回りに果肉と果皮がついていた。


17:04 テン糞6
腐葉砕片、昆虫羽根・肢、砂泥

2019年6月17日月曜日

タヌキ、アナグマ、クマの糞の内容物 The scat's contents of racoon dog, badger and black bear.

先日の13日(金)に伊勢沢林道・焼小屋沢右岸尾根・姫次・奥野林道を歩いて、見つけ拾ってきたアナグマ糞とクマ糞とタヌキ糞を水洗いして内容物をしらべた。
これらの三者の糞はいずれも焼小屋沢右岸尾根で見つけた。
8:48 タヌキのタメ糞の上にクマ糞?
ヤマグワ種子、動物質
上の糞の細い部分しか持ち帰らなかったが、細い部分を切り離すのが容易ではなかった。毛でつながっているのではなく、動物質の消化し難い靭帯なのかな?っとも思った。

9:04 タヌキのタメ糞
キブシ種子、腐葉砕片、大型哺乳類毛・骨片
キブシの種子がたくさんあり、さらに太い骨を齧り取ったような骨片と毛が混じっていた。

10:15 アナグマ糞
腐葉砕片、膜翅目翅・肢、ムカデ、砂泥
アナグマは林床に落ちている物しか食べられないので、初夏なったので、もう落ちているキブシやなどの実を無いのか、腐葉層にいる昆虫などの土壌動物はを多く食べている。

クマ糞とタヌキ糞の距離は50メートルくらいなので、両者とも同じ大型哺乳類を食べたのかも知れない。