お昼過ぎ
Yabeさんが家で採れた夏ミカンや干したマメガキを持ってきてくれた。
散歩に行きたかったので、彼を誘って横浜市と藤沢市の境を流れる境川まで
歩いた。今日は、昨日とは打って変わってまた冬に逆戻りしたように風が冷たい。
古い家を解放しているところがあるので行くことにした。
そこでは、吊るし雛祭りが行われていた。吊るし雛とは?どんなものか?
ぼくらは門から入って見てみた。
右の御婦人たちが管理をしているようだ。
そこから中に入った隣の部屋には、
もう天井からたくさんのものが賑やかに吊り下げられている。
靴を脱いで、入ると。各部屋に所せましと、、、、。
見ても判るように、お雛様やお内裏様や女官たちが吊り下げされているのではない。
動物やら毬や扇子や、唐辛子やナスなどの野菜が着物柄の布で作られている。
ぼくにとっては初めて見るものであり、なんだか雛祭りの原型を見たような思いがした。
宣伝されてないのだろう。訪問者はぼくらと他に数組だけだった。
甘酒が熱くて美味しそうだったが、お金を持っていないので
泣く泣く通り過ぎてきた。
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