「特定秘密保護法反対」

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原発不要・核廃絶


2025年12月1日月曜日

鼻骨の形状7)ネコ、ハクビシン、ジャワマングースの鼻骨 The nasal bone of Cat, Masked palm cibet, and Javan mongoose

 食肉目のネコ型亜目 - Wikipediaのネコ上科に属していて日本に生息する動物はネコ科のイエネコや2種類のヤマネコ、さらにジャコウネコ科の移入種のハクビシン、マングース科の移入種のジャワマングースである。手持ちの頭骨標本はイエネコ、ハクビシン、ジャワマングースであり、これらの頭骨の上からみた鼻骨を見てもらう(図1)。

図1の何れも鼻骨がV字状に前頭骨に接している。が、ネコ型亜目の動物たちはどれも頭骨がガッチリしていて、鼻骨の形も見づらい。
図1.左イエネコFelis catus、中ハクビシンPaguma larvata、右ジャワマングースHerpestes javanicusの上から見た頭骨と鼻骨
食肉目の動物たちの鼻骨を含む頭骨を眺めてきて、イヌ亜目とネコ亜目の動物たちの上から見た頭骨の違いに気が付いた。イヌ亜目の動物たちよりもネコ亜目の動物たちの方が後眼窩突起窩が明確であり、さらに、ネコやジャワマングースのように眼窩輪が形成されそうなものもある。また、イヌ亜目の全ての頭骨の頬骨弓は横に大きく張り出していないが、ネコ亜目のネコは頬骨弓の横の張り出しが大きく眼窩が前に向きかかり、口吻が短じかい。