昨日、久しぶりにYabeさんと二人で林道歩きを楽しんだ。
水沢橋の林道ゲート前に車を置く。
奥野隧道から水沢橋まではそろりそろりの運転だ。アイスバーンになっている。
ゲート前も凍った雪で覆われている。
ウサギの足跡がここにもある。嬉しい!
(雪の伊勢沢林道をいくYabeさん)
雪の重みで倒れたり折れたりしている木が林道を通せんぼしている。
ウサギ、テン、シカ、カモシカ、タヌキ、ネズミの仲間,ヒトの足跡がある。
雪の表面は凍っている。
どの足跡も綺麗なものがない。
伊勢沢林道から伊勢沢に下りる。
斜面の雪上が固く凍って滑るので、靴底のカガトで一歩一歩雪を壊して足場を作って下る。
雪の無い時は、10分もかからないで沢まで辿りつけるのに、今回は20分以上もかかるし、
下りるだけで緊張して汗だくだ!
伊勢沢に着く
雪が40センチくらいある。
雪面が凍っているので、沢は難なく渡れる。
奥野林道へ登る沢を間違えてしまう。
その為、ここでも上着を脱ぎ、雪と格闘する感じだ!
雪上面が凍っているので、登山靴の爪先で斜面の雪面を蹴ってスッテプをつくり、
一歩一歩登る。
つららが下がっているということは日中は雪も緩むのだ。
でも、昨日は今冬一番の寒さで、日中も気温は上がらなかったようだ。
奥野林道も雪道だった。
中央右の山が蛭ヶ岳。
立っているだけで寒くなってきたので、上着を着る。
望遠300ミリで蛭ヶ岳を撮る。
肉眼で小さく見えた山小屋が見える。
お昼には風が当たらない陽だまりで、二人でインスタントラーメンを食べる。
これがウマかった。
帰路は、滑るようにして下ってくる。
今回、採集してきた8個の糞を水洗いするのが楽しみだ。
動物たちの足跡がたくさんあったが、何度も日中温められて融けて、夜に凍っているし、枯葉が雪面に舞い降りているのでどれもはっきりしたものがなかった。
はっきりしているのはシカやカモシカの足跡だけ。
そうそう、斜面の土砂が崩れる音がしたので、そちらを覗くとカモシカだ!カモシカが静かに斜面に消える。なんとさらに尾の白いシカもいた。シカは警戒音をあげて逃げる。
シカとカモシカが10メートルも離れていないでいたのだ。
写真が撮れなかったのが残念!
今回はアイゼンを持たなかったが固く凍った雪の斜面を登ったり、下ったりするにはアイゼンがあると楽だろう。靴の爪先でキックしてステップをつくるだけで重労働だった。
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