「特定秘密保護法反対」

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2026年6月8日月曜日

アカンボウを前後左右に揺するのは危険1)                 1)It's a dangerous behaviour that you shake a baby back and forth or side to side! 

  山を歩いて頭骨を見つけた時、何故か後頭骨の大孔の周りの後頭顆を含む骨が欠けている場合が多い。これは特に若齢個体に多く見られる。図1のウリボウはハタチガ沢林道で滑落死していた個体である。左の後頭顆と頸静脈突起が欠如し後頭骨底部の部分も剥離している。右のコドモカモシカは動物植物学院の学生が足尾の山で拾ってきたものである。左右の後頭骨外側部と後頭顆、および後頭骨底部が欠如している。

 これは、まだ若齢個体の頭骨の後頭骨は縫合・癒合がまだ未熟であることを物語っている。

図1.頭骨底面からのイノシシ(左)とカモシカ(右)の若齢個体

 同じように、図2は、左は伊勢沢右岸の尾根の杉林で見つけたタヌキの幼体の頭骨だ。左右の後頭骨外側部と後頭顆、及び後頭骨底部が欠如している。左は房総半島のニホンザルの幼体で♀親と一緒に銃駆除され、埋められていた。この個体は後頭顆外側部と後頭顆が欠如している。

図2.頭骨底面からのタヌキ(左)とニホンザル(右)の若齢個体

  不思議に思うのは、大孔の周りの後頭顆は第一頸椎の軸椎が付く部分であり、頭骨を支える非常に大事な部分だ。その部分は誕生とともに外界に出た時にはしっかり他の頭蓋骨の骨(頭頂骨や側頭骨)と癒合しているものと思っていたが、若齢個体の頭骨から判断すると癒合はそんなに早くはないようだ。
  ぼくらはアカンボウを抱く時に頭と首の後ろ部分に手を添えて抱く。アカンボウを左右・前後に揺さぶるのはアカンボウにとっては危険な行為にあたるのだ。

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