今日、これから歯医者だ。下顎の右犬歯が虫歯で治療だ。今は、始めから麻酔を打つ。麻酔薬は注射器で犬歯の根元の歯茎に打つ。ここにはオトガイ孔(図1)から出てきた下顎神経が広がっている。その犬歯の根元辺りを麻酔して神経を鈍らせ僕が痛がらないようにするのだ。この下顎神経は下顎骨の下顎孔(図2)から下顎体の中を走ってきているのだ。
図1.ニホンザルの下顎骨のオトガイ孔
図2.下顎骨の下顎孔
で、この下顎神経は頭骨内の脳にある三叉神経(眼神経、上顎神経と下顎神経)から卵円孔(図3)を通って下顎孔に入る。
図3.ニホンザルの蝶形骨の卵円孔
麻酔薬の量は難しい。ぼくはかって岡山県高梁市で一頭の老猿♂にケタラールと云う麻酔薬を打って殺した事がある。昭和天皇が危篤になり麻酔の事で麻酔では高名な医者が担当したことがあった。老齢個体の麻酔量は難しいのだ。そんな事を思いながら虫歯の治療を受け行く。



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