「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶 ガザ・ウクライナに平和を!


2026年8月30日日曜日

イヌの大腿骨だ!                     It's a dog femur!

   友人KMから貰った大腿骨(図1,2のd)が誰のものか今まで不明だった。が、今回食肉目の大腿骨を見ていて、不明な大腿骨dはイヌCanis familiarisのものだと確信した。

図1.a:ネコFelis catus b:アライグマProcyon lotor c:ハクビシンPaguma larvata d:イヌCanis familiaris e:キツネVulpes vulpes f:タヌキNycteutes procyonoides g:アナグマMeles melesの後ろから見た大腿骨
図2.前から見た左大腿骨
a:ネコ b:アライグマ c:ハクビシン d:イヌ e:キツネ f:タヌキ g:アナグマ

 それは、キツネの大腿骨より長く太い事、大腿骨頭が大転子よりはるかに長く上に伸びていることだ。大腿骨dは恐らく柴犬よりももう少し大きい中型犬のものだろう。これが、小型犬のものだとイヌだと同定できるだろうか?

 今日は何だか随分涼しい、小雨模様で陽が出ないのもその一因であるが、やはりもう8月下旬で、来週火曜日からは9月だ。地軸が傾いて太陽の周りを公転しているので、地球上の日本の位置では四季が巡ることになる。秋や冬は陽射しが部屋の奥まで差し込むが春や夏は陽射しは差し混まない。それは日没と日の出の時間にも表れる。春や夏は日の出が早く、日没も遅いが、秋や冬は日の出が遅く、日没が早い。 ぼくは北海道釧路生まれなので、夏休みの時にラジオ体操があり、それに参加するとカードに判を押してもらった。一番早く押してもらうために4時頃カードをラジオ体操の場の列の前に置いたものだ。
 屋久島の夏のサル調査では午後6時を過ぎてもまだ明るかったのには驚いた。タンザニアのマハレに居た時は、朝日が出るのも夕日が沈むのも年中7時だった。

2026年8月28日金曜日

食肉目6種の上腕骨の違い                        The differences of humeri of six species in Carnivore

 日本に生息する食肉目の中で同じくらいの大きさのネコ、アライグマ、ハクビシン、キツネ、タヌキ、アナグマの上腕骨を取り上げる。この中にイヌを加えたいがイヌの骨は持っていないのだ。クロは庭に埋めたが、掘り起こした時に死蝋化していたので頭部だけ煮て骨とした。寛骨も持っているがその後掘り出したものである。今回釧路に帰った時に、妹が飼っていて昨年16歳で死んだシーズ犬の骨を貰おうと思ったが、庭にお墓を作って埋めていて人並みに一周忌などしているので、とても申し出る事は出来なかった。
 さて、ネコ、アライグマ、ハクビシン、キツネ、タヌキ、アナグマの上腕骨だが、一目で他との違い、区別を説明するのは難しい。
図1.後ろから見た右上腕骨
a:ネコFelis catus b:アライグマProcyon lotor c:ハクビシンPaguma larvata d:キツネVulpes vulpes e:タヌキNyctereutes procyonoides f:アナグマMeles meles
図2.右から見た上腕骨
図3.前から見た上腕骨
図4.左から見た上腕骨
 ただ、ネコa,アライグマb,ハクビシンc,アナグマfには顆上孔があり、キツネdとタヌキeに滑車上孔がある。これらの違いは判り易い。外側上顆稜が明確なのはa,b,c,fで特にアナグマfの外側上顆稜が際立つ。大結節と小結節の間の結節間溝の深さや、上腕骨の長さなども区別する判断材料にはなるが、これと云った決めてが無い。もうしばらく上腕骨を眺める時間が増えそうだ。
 
 24日に生垣のトキワマンサクの小枝を食べていたオオミズアオの幼虫は終齢幼虫だと思っていたら、トキワマンサクの小枝を毎日5,6本やっているが、これらを食べ大きな糞をしている。が、大きさは変わらない(図5)。
 庭のコムラサキシキブの実は紫色になってきた(図6)。秋が近づいているのだ。
図5.オオミズアオの幼虫
図6.コムラサキシキブの実

2026年8月25日火曜日

オオミズアオの大きな幼虫が、、                                 The big larva of Actias aliena

 生垣の剪定をしていた連れ合いが、ドアを開けて何か言っている。大きな虫がいると云うのだ。見ると10センチはあろうかと思う大きな幼虫が何とトキワマンサクの小枝を齧っている。こんなデカイ幼虫を見たことがない。しかも葉ではなく小枝を齧るとは!アゲハの幼虫でもこの半分くらいの大きさだ。
 枝ごと切り取って先日百斤で買ったプラケースに容れる。グーグル画像検索でオオミズアオの幼虫とでた。
図1.トキワマンサクの小枝を齧るオオミズアオの幼虫

 オオミズアオは巨大な青白っぽい蛾だ。こんなに太っていて大きいとは想像を絶する。ウンチも黒くてデカイ。今、見ると枝から離れてケースの中を這いまわっているので、トキワマンサクの小枝を4本入れてやる。どうも終齢幼虫かもしれない。蛹になってくれると嬉しいが、、、、。
図1. 大きなオオミズアオの幼虫
 今朝、見てみるとトキワマンサクの小枝の上で動かなくなっている。死んだとは思われない。
 今日も暑くなりそうだ。庭のラン鉢に水をやらなけれならない。暑いのですぐ鉢が乾く。庭に出るには蚊除けを手や腕、首筋に吹きかけて万全にしないとアチコチ刺される。

2026年8月24日月曜日

動物の骨の名称の違和感                          The sence of unease about the bone names of animals

  動物たちの骨を見ていて、加藤嘉太郎著「家畜比較解剖図説」養賢堂の図を参照していると、骨の部位の名称に違和感を覚える。頭骨を見ていて最初に感じたのは眼窩下孔である。眼窩の前にあるのだから眼窩前孔である。

     また、ヒトとは違って動物では下顎に頤(おとがい)が無いが、下顎の犬歯付近の孔をオトガイ孔と呼んでいる。こんな事を云えば際限無くなる。さらにヒトでは犬歯の奥の2本を小臼歯、その奥の3本を大臼歯と呼んでいるが、タヌキの第三大臼歯は豆粒より小さい。動物の歯においては前臼歯・臼歯が使われる。この方がニュートラルな表現だ。

図1.左側面からのタヌキNyctereutes procyonoidesの頭骨と眼窩の前の眼窩下孔→、オトガイが無いのにオトガイ孔↑、豆粒上の第三大臼歯○  

 また、最近では上腕骨や尺骨・橈骨の名称に対する違和感だ。上腕骨の後ろから見た上腕骨の遠位端の上腕骨滑車の上に大きな窪みがある、その窪みを肘頭窩と名付けられている。エ!どうして、肘突起窩ではないのと思ってしまう。動物解剖学を学習する学生たちは矛盾に満ちた用語にさいなやまされていることだろう。肘頭窩に実際に接するのは尺骨の肘突起であり、肘頭などは接しない。また、前側の鈎突窩に接するのは尺骨の鈎状突起ではなくて橈骨頭だ。

 ヒトの尺骨の肘頭と肘突起は同じ位置であり、ヒトの尺骨では肘突起を肘頭と扱っている。ヒトの上腕骨の肘頭窩に接するのは尺骨のa=bである。それゆえ、肘頭窩とイヌ、シカの骨を見ている者にとっては違和感を覚える訳だ。さらに鈎突窩もヒトの尺骨の鈎状突起がこの部分に接するためにこの名称がついたのだろう。動物では、特にシカでは鈎突窩に接するのは橈骨頭だ。尺骨の鈎状突起はほとんど上腕骨の鈎突窩には接しない。

図2.キツネの左右の上腕骨hと尺骨u・橈骨r
a:肘頭 b:肘突起 c:鈎状突起 d:肘頭窩 e:鈎突窩

 これらの動物の骨の名称もほとんど全て人体解剖学の用語からもたらされているから、動物の骨を観察する者にとってはその名称に違和感が起きて、落ち着かない。

 昨日は午後から6千歩コースの下土棚遊水地公園まで歩いた。園内のグランドでは多くの旗を持った子供たちが指導者の合図と共に旗を振っていた。何のグループかな?
 帰宅すると汗で濡れたシャツを脱ぐのももどかしくすぐシャワーだ。この冷たいシャワーが生き返る。7月の頃は冷えた缶ビールをシャワー後に飲んだが、この所はビールを欲しない。シャワーの水で十分だ。

2026年8月22日土曜日

上腕骨の肘頭窩に滑車上孔が開く理由                             The reason why the foramen supratrochleare forms in the fossa olecarani of humerus.

    上腕骨の遠位部の内側に顆上孔がある動物がいる。この顆上孔はネコやイタチの仲間など前足の爪を用いて木登りしたり、モグラやアナグマなど強靭な前足の爪で穴掘りをする動物たちにある。そしてこの顆上孔は神経や血管が通っている。一方、上腕骨の滑車上孔はイヌ科の動物にあるが、タヌキでは針が通らないような小さな孔から箸の先が通りそうな大きな孔まである。この滑車上孔は顆上孔とは違って後天的に開いた孔である。

 上腕骨に滑車上孔が開く原因を図で解説する。上腕骨に滑車上孔が開いているキツネの上腕骨hと尺骨u・橈骨rの肘の部分の関係(赤線で囲む)を図1,2&3で示す。

図1.右斜め前から見たキツネの左前足を伸ばした状態の上腕骨hと尺骨hと橈骨rの関係、肘関節を赤線で囲う
 赤線で囲った部分を拡大して見ると、尺骨uの肘突起paが上腕骨の鈎突孔から出ているのが判る(図2)。
図2.前から見た左上腕骨の鈎突窩から尺骨の肘突起paが出ている
u:尺骨 r:橈骨 th:上腕骨滑車 pa:肘突起
 尺骨uの滑車切痕it部分と上腕骨滑車thが接し、肘突起paが上腕骨hの肘突窩に接し、擦れて開いた孔が滑車上孔である(図3)。
図3.左斜め後ろから見た左上腕骨と尺骨・橈骨の肘関節
u:尺骨 r:橈骨 it:滑車切痕 pa:肘突起 th:上腕骨滑車 h:上腕骨 ←:肘頭窩に開いた滑車上孔
 もうお分かりだろう。paが上腕骨の肘頭窩と接して擦れてできたのが滑車上孔なのだ。だから、平坦地で生活していた日高市地下倉庫で見つかったアナグマには肘を伸ばして地面を掘った為にpaと肘頭窩が擦れて孔が開いたのだ。
   では、滑車上孔が開かないシカの上腕骨と尺骨は?

2026年8月21日金曜日

これはテンの上腕骨?                          This is marten’s humerus?

 上腕骨を見ていたら、種による違いが見えてきた。が、説明はまだ無理かな? 今回は、エ?どうして?と思えるイタチ科の上腕骨の違いと疑問をアップする。

 イタチa、テンb、アナグマdの上腕骨を図1と図2に示す。cは2010年9月に早戸川上流の川原で見つけものである。この上腕骨と右肩甲骨と右尺骨を拾った。テンの骨だと思っていたが、手持ちのテン(宮ケ瀬)と比べると何れの骨も手持ちのテンよりも大きい。更にcの上腕骨には顆上孔と反対側の外側上顆稜にも孔(黒色を通す)がある(図1&2)。bとcを見比べて下さい。

図1.イタチ科の上腕骨後ろから、a:イタチMustela itatsi  b:テンMarten melampus  c:テンMarten melampus? d:アナグマMeles meles
a,dは左の上腕骨 b,cは右の上腕骨

図2.イタチ科の上腕骨前から、abcdは図1と同じ
 テンbは性成熟を過ぎた個体である。それよりもcは大きな上腕骨や肩甲骨、尺骨を持ち、さらに外側上顆稜に孔がある。これはテンで間違いないのだろうか?テンは上腕骨の遠位部の内側に顆上孔を持ち、外側上顆稜にもう一つの孔を持つこともあると云うのだろうか?この孔には神経と血管も通る?
 もちろん、上腕骨cは顆上孔があるネコ、アライグマ、ハクビシンとは違う。

散歩、続き                                         A walk, cont.

   一昨日、散歩に出ようとしたらアゲハが玄関前の道にいた。カメラを取り出そうとしたら、カメラを玄関の上り縁に置いたままだったことを思い出し。アゲハを捕まえて撮る(図1)。アゲハを我が家の庭に放し、こちらは散歩に出る。

図1.ナミアゲハ

 境川右岸沿いの草が生える道を行くとシオカラトンボが何かを銜えてススキの葉に停まった(図2)。シオカラトンボは一度停まった処にまたすぐ停まる習性があるので、こちらは余裕をもって撮れた。
図2.シオカラトンボが何かをくわえてる
 ショウリョウバッタが歩くと次々にとび出る。2メートルくらい前の地面に降りたヤツを撮る(図3)。左の後足が無い。この場所は自転車も通るので、逃げ損ねて足を落としたようだ。
図3.足の取れたショウリョウバッタ
 草いきれのする100メートルくらいの道を過ぎると、もはや遮る木がない道だ。橋を渡り、消防団の訓練の場の横の道に差し掛かる。ここは東の訓練場の脇に植えられているソメイヨシノの枝が道を覆い手頃な日陰を作ってくれる。そこを過ぎてさらにお寺の前を通り、水田への道を行く。が、ここは遮る物がない。
 ようやく水道橋が見える水田にやってきた。スケートボードの遊びの音がしない。スケートボードの道具?も林側の脇に置かれている。幸い、木々の枝が手頃な日陰を作っている。ぼくはその木陰に入って水田と水道橋を狙う(図4)。
 ずーっと木陰の道になっている。ノブドウだ(図5)。ノブドウを撮った後はほぼずーっと田圃を見ながら木陰を歩いた。
図4.目的の水田にきた
図5.東側の林にあったノブドウ

2026年8月20日木曜日

暑い中の散歩                      A walk in the hot day!

  10時過ぎに散歩に出た。陽射しが落ち着かないのであまり暑くはないだろうと思った。それでも陽が出た時にために長袖シャツを羽織り、幅広の帽子を被り、ザックのサイドポケットにはスポーツ飲料のペットボトルを容れ、カメラとタオルハンカチを持って出かけた。が、やはり暑い。陽が射すと舗装道路からの熱気が上がってくる。それでも引地川沿いを下り、石川橋付近の水田まで行って(図1)、日陰でアクエリアスを飲む。っと目の前にアマガエルがジュズダマの葉に停まっている(図2)。少しでも風が通る涼しい場所に腰を下ろす。先ほどのアマガエルが居た辺りを見るとヤツがこちらを見ている(図3)。

図1.水田の稲穂が稔り始めている
図2.ジュズダマの葉にアマガエルが、、、
図3.正面からアマガエルを獲る、めんこいネ!
 水田の周りをシオカラトンボがたくさん飛んでいる。背の林ではアブラゼミがジージー鳴いている。イヤ、不思議なのだ。この4,5年セミの鳴き声が聞こえなくなっていたのに今年はアブラゼミの鳴き声が聞こえるのだ。凄く嬉しい。
 以前は畦道に居るアマガエルと5,6匹取って庭の水槽に放したが、今年は見るだけだ。畦道にはヤマトシジミも飛び回っていた。意を決してここで帰ることにする。往きはヨイヨイ、帰りはコワイだが、帰りは北海道弁でコワカッタ。11552歩だった。
 往路・復路でも死んだアブラゼミが転がっていた。秋が近い感じだ。却ってから冷たいシャワーで生き返る。着ていた物は帽子を含めて洗濯だ。


2026年8月19日水曜日

尺骨の勉強                                      The study of ulna

 釧路から戻ってきても上腕骨の滑車上孔について、上腕骨や尺骨を眺めている。そしていろいろ自分の骨収集について考えている。当初は頭骨だけを拾っていた。その後、頭骨だけでなく他の骨を拾い始めたが、上肢や下肢の主なものだけであり、脊椎骨や上下肢の末端の手指骨などは拾い集めなかった。そのため、Ⅰ個体として全て揃っている骨は、ネズミ、リスやウサギなどの小哺乳類のモノだけである。
 尺骨は上下肢の骨では一番、見分けやすい骨であり、遠位端でも近位端部でも残っていればすぐ尺骨だと判る。しかし、キツネかタヌキかネコかさえも同定できない。もちろん、比べると同定できるが、その尺骨一つでは判断ができない。
 さて、ぼくらには普段の生活では、尺骨自体は馴染みがないが、肘や手首の小指側に突き出ている踝(くるぶし)は尺骨のものである。タヌキやシカでは尺骨は橈骨の後ろに接し手首側で外側(小指側)に曲がる。
図1.タヌキNyctereutes procyonoidesの右から見た左右の尺骨
u:尺骨体 pc:茎状突起(尺骨頭) →:橈骨の遠位端との接触面
 つまり、図1の茎状突起(尺骨頭)が手首の小指側に突き出ている踝に当たる。
 次に、尺骨の近位部の肘部分の上腕骨との関節部分を拡大する(図2)。腕を曲げて突き出ている分部が尺骨の肘頭aの部分である。PCに向ってキーボードを打っていると尺骨の茎状突起の踝が目につくし、肘の下に突き出ている尺骨の肘頭も解る。
図2.タヌキの右から見た左右の尺骨の近位部
a:肘頭 b:肘突起 c:鈎状突起 d:滑車切痕 e:橈骨切痕
 話しは少しそれたが、上腕骨の肘頭窩(とうとうか)と尺骨の肘突起が接触して滑車上孔が開くと思われる。

2026年8月17日月曜日

パークゴルフ場にシカのオスグループが出没                          Male group of sika deer appeared in parkgolf ground

 釧路の妹からパークゴルフ場にシカのオスグループが出没して、伸びた草を食べてたようだ。
 伸びた草を食べてくれるのだからグランドの整備は楽かな?もちろん糞はするが、イヌ糞のようには気にならないかな?ぼくが子供の頃は馬車が荷物を運んでいたので、道には馬糞がいつもあった。そうそう子供の頃のぼくのあだながバフンとつけられた事もあった。それは、雪合戦でしたばかりのホカホカの馬糞を相手方に投げたからだ。当時、馬糞は汚いというイメージは無かった。真冬の馬屋の馬糞の山に冷たくなった手を入れて温めた事もあった。

2026年8月16日日曜日

タヌキにも滑車上孔が殆ど無い個体がいる                             There is a racoon-dog who lack alomost supratrochlear foramen

 殆どのタヌキには滑車上孔があるが、タヌキの上腕骨を見ていて、針の穴くらいの大きさの滑車上孔が開いている個体があった(図1)。これはどういう事なのだろうか?
図1.タヌキの後ろから見た左上腕骨の肘頭窩と滑車上孔
a:富津市宇藤原 b:千葉市緑区 c:清川村 d:清川村土山峠 e:厚木市七沢
eの滑車上孔には赤糸を通す
 図1の5個体の左上腕骨はbを除いては山麓に生息していたものだ。d個体は右大腿骨もボロボロだ。しかし、上腕骨には滑車上孔がある。e個体は厚木市七沢付近の道で見つけた轢死体だ。この個体だけの滑車上孔は左右とも針の穴状の小さな穴が開いている。どうも、滑車上孔の有無は一筋繩ではいかないようだ。
 
 今日はこれから囲碁観戦、花巻東と横浜の高校野球観戦となる。

2026年8月15日土曜日

滑車上孔を持つアナグマは平地で見つけたものだ                       The badger with supratrochlear foramens was found on prain area.

  アナグマには滑車上孔を持つ標本を一つ持っている。もちろん左右の上腕骨にある。他のアナグマの上腕骨には滑車上孔はない。アナグマの頭骨は5個持っているが、上腕骨を含む骨は3個体分しかない。2個は頭骨だけをハタチガ沢林道で拾い、他は友人KWが串間市で轢死体を見つけて骨にして送ってくれた。もうⅠ個体は丹沢実習で谷太郎川へ流れ込む鳥屋待沢左岸の山道を歩いている時に頭骨を含む白骨死体を見つけて、骨を拾った。もうⅠ個体は友人YNが埼玉県日高市の地下倉庫で死骸を見つけ骨にして送ってくれた。この地下倉庫で見つけたアナグマの左右の上腕骨に滑車上孔があるのだ。ネットで”Humerus of Meles meles"で検査するとアナグマの上腕骨に滑車上孔があるのは載っていない。しかし、”Humerus of badger”で検索すると滑車上孔が写っているものがあったBadgerForeLimb | Male Badger Skeleton | John Rochester | Flickr(図1)。このアナグマがどのような生息地にいたのかは判らない。小さな滑車上孔が見える。

 アナグマの多くは滑車上孔がない。が、日高市の地下倉庫で見つかったアナグマと図1のアナグマには滑車上孔がある。図1のアナグマのものは小さな孔であるが、アナグマの滑車上孔の有無はそのアナグマが生息している地形が平坦地かあるいは山麓地かによって異なると考えられる。

図1.小さい滑車上孔がある
 平坦地の地面に穴を掘らなければならないような環境では、滑車上孔が形成されると考える。前足を伸ばしてキツネのようにして地面を掘るからだと思える。前足を伸ばすと上腕骨の裏側の肘頭窩に尺骨の肘頭突起が接して滑車上孔が摩耗して開くと考えられる。しかし、山麓地では斜面に穴を掘る時は肘を曲げて爪で土を掘ると思われる。だから山麓で見つけるアナグマには滑車上孔が開いていないのだろう。

2026年8月14日金曜日

上腕骨に顆上孔と滑車上孔があるシマリスとアナグマ                         Chipmunk and badger have supracondylar foramen and supratrochlear foramen.

 上腕骨の顆上孔は爪を使って木登りする動物や爪を使って穴掘りする動物にある。この孔は生まれながらに在る。正中神経と上腕動脈が通る。滑車上孔は前腕部の尺骨や橈骨を下ろして地面を掘る動物にある。この孔は後天的なものだと考える。しかし、Google検索するとイヌの滑車上孔には正中神経が通るようだ。ちょっと信じられない。

 アナグマは顆上孔がどの個体にもあるが、滑車上孔が在る個体と無い個体がいる。アナグマの滑車上孔の有無はどのような要因が作用しているのか興味深い。

図1.前からのアナグマMeles melesno右上腕骨の顆上孔と滑車上孔

 顆上孔はアナグマ2個体ともあるが、滑車上孔は図1の左個体にはない。
 リス科のリスやシマリス、ムササビ、モモンガには顆上孔があり、爪を使って木登りすることが判るが、シマリスには滑車上孔もある(図2)。シマリスは樹上よりも地上を走り回っているのを見かける(図3)。シマリスは地上にも地下にも巣をつくる(シマリス - Wikipedia)ので、他のリス科の動物とは違って滑車上孔が発達したのだろうと推定する。
図2.前からのシマリスTamias sibricus左右上腕骨の顆上孔(糸を通す)と滑車上孔
図3.釧路湿原の遊歩道で出逢った2匹のシマリス
   恐らく、中国や北米に生息する地上と樹上で生活するシマリスの仲間Tamiasも顆上孔と滑車上孔があるだろう。

 昨日は千葉県で線状降水帯で大雨であったが、こちらは時々雨がちらつく程度であり、晴れと曇りが目まぐるしく変わる天気だった。今日も同じ様に猫の目天気だ。午前中に予約の歯医者に行き、帰路床屋に寄った。それでも1848歩だ。散歩したいが、傘を差しながら持っての散歩は嫌だ。今はシトシトと降っている。ザーと降って欲しい。

2026年8月13日木曜日

イトトンボだ! Damselfly!

  家の東側の壁にイトトンボが停まっている。動かないようなので、急いでカメラを持ってきて撮った。ニコンの方が焦点をマニュアルで定めて撮れるので、そちらの方が良かったかな?十枚くらいシャッターを押した。オートは便利だが、小さいモノは適さない。

 台風で飛ばされてきたかな?それとも我が家の庭の睡蓮鉢ともう一つのグッピーが入っている水鉢に産卵しにきたかな?イトトンボであることが判るが、種名は不明なので、グーグルの画像検索で調べた。アジアイトトンボの成熟したメスと出た。と云うことは水鉢に産卵した可能性が高い。今年はシオカラトンボが産卵しにやってこない。冬に水鉢の中を覗くと大きなヤゴがいてびっくりすることがある。

図1.アジアイトトンボのメス
 部屋に取り込んだラン鉢を再び庭に出したが、蚊にも刺された。睡蓮鉢や水鉢にはグッピーがいるのでボーフラは食べてくれるだろう。しかし、庭は蚊が多い。山を歩いている時は蚊の対策はしたことがない。刺されたことがないのだ。しかし、奥湯河原でサルを追って観察している時は蚊に刺されたので腰に蚊取り線香が入った携帯用の缶を下げていた。庭は人がしばしば出入りして場所だ。蚊は人を待っているのだ。サル観察している時も蚊対策が必要だったのも観察者がしばしばくるから蚊が人を待っているのだ。しかし、山は、いつ人が来るか判らない。蚊が葉陰でじっと待機している間にぼくは通り過ぎていたのだ!と考える。が、蛭はすばやく人の臭いを嗅ぎつける。

2026年8月12日水曜日

台風15号の真逆の進路                           The converse route of Typhoon 15

  台風15号が関東地方に上陸し西に移動すると云う予報で、庭の木にぶら下げていたラン鉢を部屋に取り込んだ。床に置くと倒れる鉢が多いので、部屋の天井から下がっている物干し竿に引っ掛けて吊るす。ぼくが外から娘に鉢を渡す。が、吊るす要領に慣れていない娘は鉢を落として割ってしまった。いつもは連れ合いに頼んでいるのだが、彼女は良性発作性頭位めまい症で機敏に動けず。

 部屋の中は暗く暑苦しくなった。エアコンの風が直接当たる場所なので、エアコンを微風にした。割れた鉢に変わりの鉢を被せたり、取り換えたりした。娘が申し訳なさそうに床を小さな箒で掃いている。まー仕方がない。

 夜になっても風雨が強くない。が、寝室の窓は締め切ってエアコンだ。夜中寒くて目覚めた。外を見たら風も雨も弱い。次に目覚めた5時半には風は無く雨も降っていない。エアコンを消し窓を開け放す。ストレッチをして階下に降り、顔を洗い、吊り下げたラン類を濡れ縁に出す。曇り空だが、風は弱い。雨は無し。

 一体全体台風はどうなったんだ!さぁー、蚊に刺されないように長袖を羽織って、ラン類を再び庭の木にぶら下げよう。

図1.所狭しと狭い庭に吊り下げられたラン鉢の一部

 釧路の妹から南アルプス市の従弟が逝ったと知らせがあった。ガンだったようだ。お盆に誘われて逝ったかな?8歳も年下なので一緒に遊んだ事は無かった。

2026年8月11日火曜日

ネズミ科の滑車上孔                           The supratrochlear foramen of Muridae

 前回、上腕骨の滑車上孔はイヌ科の動物やアナグマ、アナウサギにあることから、前足で地面を掘る行動をする動物の上腕骨に滑車上孔の有無が関係しているようだと述べた。地中にトンネルを掘り地中生活をするモグラには滑車上孔が無い。知人のNKさんの畑の芋掘りをした時にアカネズミを見つけた事がある。アカネズミはモグラのトンネルを利用していたようだ。が、もしかしたらと思ってアカネズミの上腕骨を調べた。このアカネズミは2016年に横浜のNoguchiさんが自宅のネコが持ってきた個体を送ってくれたのだ。在った!左の上腕骨に糸を通すのが難しいくらいの小さな孔が開いている。が、右の上腕骨には孔が無い(図1)。兎も角、アカネズミは地面を掘ってジャガイモなどの根菜類を食べる行動がこのような滑車上孔の形成に結び付いていることは間違いない。

図1.アカネズミApodemus soecuisusの前から見た左右の上腕骨
〇:大結節稜 →:滑車上孔
 アカネズミの大結節稜はまるで船の舵のように幅広い。やまぼうしさんより貰ったヒメネズミも大結節稜は目立つが、滑車上孔は見当たらなかった。
 霞ケ浦付近で捕まえたハタネズミを小田切啓子さんから2005年に送ってもらっていた。何と、そのハタネズミには左右の上腕骨に滑車上孔がある(図2)。っと云う事は、ハタネズミはアカネズミ以上に地面を前足で掘って草の根や塊根なども食べると云うことだ。
 このハタネズミも大結節稜が目立つ。
図2.ハタネズミMicrotus montebelliの前方からの左右の上腕骨と滑車上孔
 もう、結論付けて良いだろう。上腕骨の滑車上孔は地面を前足で掘る動物には存在するのだ。自分としての新知見だ。嬉しい。モグラの仲間に滑車上孔が無いのは前腕骨(尺骨や橈骨)を横に動かすからだろう。しかし、滑車上孔があるアナグマ、イヌ、アナウサギ、ハタネズミは前腕骨を下に強く動かすからだ。

 あー、酷い!釧路に行く前に上腕骨の標本を取りだしてた。今、一応上腕骨の滑車上孔に関する疑問は解けたので、それぞれの上腕骨をそれぞれが入っていた容器に戻そうと思った。が、アメリカモモンガの骨を容れていた箱?orジブロックの子袋がどこにあるのか分からない。リスを容れている菓子箱の中の小箱を見たがダメ。あー、もうパニック状態だ。仕方なくアメリカモモンガの上腕骨に名札をつけた紐を付けて電気スタンドの傘にぶら下げた。

2026年8月10日月曜日

滑車上孔の有無:ノウサギとアナウサギ、及びアナグマ                         Presence or unpresence of the supratrochlear foramen: hare, rabit and badgers

 上腕骨の遠位部では尺骨の近位部の鈎状突起が肘突起が接する鈎突窩やその裏の肘頭窩に孔(滑車上孔)が開く動物・個体とそうでない動物がいることは既に述べた。シカやサルは滑車上孔が無い。しかし、これは断言できない。図1参照。アナグマmは滑車上孔が無いが、m'には滑車上孔がある。アナグマはmとm’は同種だが、ノウサギには滑車上孔が無いが、アナウサギにはある。同じウサギ科だが種が違うので納得するが、同種のアナグマが滑車上孔の有無が個体によって異なる。

図1.前から見た左上腕骨の滑車上孔の有無
h:ノウサギLepus brachyurus r:アナウサギOryctolagus cuniculus m:アナグマMeles meles m':アナグマ
↑:鈎突窩
 手持ちの上腕骨を見ていて、当然あるべき滑車上孔が無い、イヤ在った。僅かに絹針が通るくらいの孔が開いているタヌキrがいた(図2)。もっと手持ちのタヌキの上腕骨を調べれば完全に滑車上孔が無い個体もいるかもしれない。しかし、殆どのタヌキの上腕骨には大きな滑車上孔が開いている。
図2.前からみたタヌキNyctereutes procyonoidesの左上腕骨の滑車上孔の有無
↑:鈎頭窩  滑車上孔:rには赤紐を通す、r'は孔が明確だ
 滑車上孔はやはり上腕骨の遠位部にある顆上孔とは異なる。顆上孔には神経や血管が通り、骨の形成の時に作られるが、滑車上孔は後天的なもので尺骨の肘突起と鈎状突起が上腕骨の肘頭窩と鈎突窩がぶつかって擦れるために滑車上孔が開くと思える。イヌ、タヌキ、キツネには在るが、ネコやサル、シカには確実に無いと云える。イヌとネコは前足の使い方が違うのだ。イタチやテンには無いがアナグマには在る個体と無い個体がいる。タヌキr個体に僅かな滑車上孔があったように個体によっても前足の使い方が微妙に異なる事を示している。
 ただ、ノウサギなくてアナウサギに在ることを考えると前足で地面に穴を掘る行動が上腕骨の滑車上孔の有無に関係しているようだ。

2026年8月8日土曜日

釧路の寒さを物語る                               They tell the cold weather in Kushiro

  先日、釧路の春採湖の散策路を妹を歩いた時に、サルオガセを見た。阿寒湖畔周辺では子供の頃から見たが、春採湖の周りにもあるとは思わなかった。阿寒湖周辺ではエゾマツやトドマツの枝から垂れ下がっているが、春採湖周辺では落葉広葉樹に絡まっていた(図1)。これは、如何にも常に霧に覆われる釧路の特徴かもしれない。コマクサがあるのも夏でも朝晩は冷える事を表している(図3)。

図1.湖岸の落葉樹の枝に絡まるサルオガセの仲間
図2.霧が少し晴れた幣舞橋
図3.夏も寒いからこそコマクサがある、出世坂のロックガーデン
 ぼくが洋蘭や観葉植物が好きなのは、子供の頃からの暖かい地域への憧れだ。しかし、昨夜帰宅したが、ここは暑すぎる。

2026年8月7日金曜日

懐かしい霧の釧路                        Nostalgic misty Kushiro

  昨 日は幣舞橋近くの炉端焼きの店で高校同期のTGと会った。 少し、早めに家を出て幣舞橋付近を散策した。久しぶりの釧路特有の濃霧であった。港に漁船が5,6漕停泊しており懐かしさを感じた。この濃霧は体全体が雨に打たれたように濡れる。

図1.幣舞橋
図2.霧の中の女性像
図3.港に漁船が停泊
 このような霧が出ると車は昼間からライトと点け、洗濯物は外干しできない。草野球は外野フライだと球を見失う。そんな釧路の冷たい霧が懐かしかった。






2026年8月6日木曜日

春採湖の周りを散歩                 A walk around the lake Harutori

  春採湖の周囲の散策路を妹と一緒に散歩した。春採湖は小学1年までと高校の時の思い出の場だ。緋鮒(ヒブナ)がいることで有名であった。が、一度もヒブナを釣った事はなかった。大人が釣ったのを見せてもらっただけだ。ほとんどがワカサギ釣りであった。何故か当時の子供の間では小便をすると良く釣れると言われていたので、欄干の上に立って放尿したものだ。釣った魚は川魚を含めて食べた事がなかった。海釣りで釣れる魚は食べるが淡水魚は精々ニワトリの餌くらいなものだった。

図1.駐車場の側にあった春採湖の看板
図2.サビタの花と春採湖
 散歩者に出会う事は数回くらンいなものであったが、道は整備され林の中を歩いたり、湖岸に生える木や草を見ながら歩いた。こちらが何度を立ち止まって写真を撮るので、どうしても時間がかかる。
図3.ジャノメチョウだ
図4.ヒョウモンチョウ
図6.アキアカネ
図6.チャランケチャシ(アイヌの古戦場の跡)
 チャランケチャシで思い出した。子供の頃は喧嘩をする時、「チャランケ付けるのか?」と凄んだものだ。釧路と云う地名はアイヌ語からだ。他にどんなアイヌ語を使っていたのか覚えてない。