もう、皆さんも気が付いていると思います。口蓋骨水平板末端の形状が複数のパターンに分かれる。有袋類の水平板はまた違うので次の機会に、、。
図1.口蓋骨水平板末端の様々な形状
左から、アナグマ、ノウサギ、ヌートリア、ニホンザル、カモシカ from the left, Badger, Hare, Coypu, Japanese macaque & Japanese serrow.
アナグマ、ノウサギ、ヌートリア、ニホンザルの口蓋骨末端は後鼻孔となる。しかし、カモシカだけが左右の口蓋骨垂直板が後鼻孔の前の水平板に入り込んでいる(図2)。
図2.カモシカの口蓋骨水平板と垂直板
食肉目の口蓋骨末端は、アナグマタイプとサルタイプ、兎形目はノウサギタイプ、齧歯目はアナグマ、ヌートリア、サルタイプを持つ、霊長目はサルタイプ、鯨偶蹄目はカモシカタイプである。何だ?この温かさは!
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