昨日の伊勢沢林道のつづき:
伊勢沢林道を音見沢橋まで歩いて見つけたテン糞は3個だった。
どれも当日の早朝に排泄されたものと思われた。
7:58、テン糞1
ムカデ一匹分脚付き外皮、ヤマザクラ種子12個・果皮
8:22、テン糞2
モグラ毛、第二頚椎・尺骨部分・骨片・爪、ヤマザクラ種子・果皮5個
8:28、テン糞3
ムカデ尾部・脚、ヤマグワ集合果2個、ヤマザクラ果実3個・種子2個・果肉果皮1個
早くもと云うかやはりと云うかサクランボの種子がどの糞にも入っていた。
ソメイヨシノの種子かヤマザクラの種子が拾った時には分らなかったが、
鈴木庸夫、他著「草木の種子と果実」を参照し、ぼくの手持ちの標本で同定を確実にした。
また、テン糞3ではヤマグワの集合果がそのまま2個出てきた。
伊勢沢林道周辺のヤマグワはまだ青いものもあり、黒く熟したもは少なかったので、まだ未熟な固い赤く色づいたものを食べたのだろう。
動物食では、テンはムカデが大好きと言える。季節を問わずムカデが出てくる。
テン糞2では、小動物の毛が混じっていたので、注意しながら毛やヤマザクラの種子などを取り除いていくと、爪と骨がでてきた。モグラのものであった。
次回はこれらの内容物をアップする。
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