テン糞⑤
キブシ種子、アカネズミ毛骨片臼歯
明らかに判る臼歯だけを取り出して撮った。
臼歯から判断してネズミ亜科のアカネズミかヒメネズミかカヤネズミになる。
手持ちのカヤネズミの臼歯よりかなり大きいのでアカかヒメである。
上右の赤の円内は下顎骨と臼歯である。
上顎骨の左右の第一臼歯の絵合わせをして、アカネズミとした。
Leftの部分は左上顎骨と第一(大)臼歯であり、Rightの部分は右上顎骨と第一臼歯と第二臼歯だ。
テン糞⑦
ヤブツバキ葯、ムカデ外皮
下の葯がたくさん含まれていた。この葯はピンセットで摘まめるくらいの固いものだ。
テン糞にヤブツバキの雄蕊の葯が出てきたのはこれで3度目だ。
3回とも春先だ。
take隊員が以前コメントしてくれていたが、彼が子供の頃はツバキの花の蜜を吸って遊んだようだ。北海道にはツバキは自生していないのでそんな遊びをしたことがないが、甘い物に飢えていた5、60年前の子供なら誰もがそのような遊びをしたのだろう。
つまり、テンがヤブツバキの花芯を食べるのは、その奥の蜜を舐めたいためだろう。
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