昨日の谷太郎林道から三峰山のつづき:
鳥屋待沢の右岸の尾根は、林道沿いからスギの植林地帯を登り続ける。350メートルを超えたあたりから伐採路があった。最近枝打ちをやったようだ。この伐採路をずーと歩いてみたいが、尾根に行きそうもないので、途中で尾根を辿ることになる。
512のピークがあるところからはもう植林は消えた。
この食痕が誰が齧った痕なのか分らなかった。
20本以上の木の地上から1.5メートルくらい下の幹が齧られている。
このような下草のない風景が777メートルのピークを越えてもまだ続く。
777メートルピークを越えてから細尾根が続くが、このようにまるで踏み固められたような剝き出しの尾根だ。
このようなザイルがここから登山道まで何か所もでてくる急斜面である。
赤布のとこに出てくる。三峰山・不動尻間の登山道にでる。
ここから煤ヶ谷方面の登山道をとる。
登山道沿いは下草としてのササはあっても下のような状態で枯れている。
ここから鳥屋待沢の左岸の尾根に登山道から入る場所だ。
この場所のササは2005年10月には今以上に密生していて折れることは無く、ヤブコギ状態だった。しかし、昨年11月はまだ青い葉をつけているササもあったが、折れるササがあり、道がついていた。今年は、もう明らかな路になっており、ササが梳いたようにまばらになってきており、ほとんど枯れてしまっているようだ。
12月の野生生物探検隊の集まりで歩いた奥湯河原から椿ラインバス停付近のササは青々と生きており、ぼくが40年前に歩いていた頃とかわりない。下をクリックして!
藤沢市では、昨夏の光化学スモッグ注意報は4、5年前に比べたら少なくなってきている印象だ。
そうなると、丹沢のササが枯れていくのは、、、。どうしてなのだろうか?
4 件のコメント:
こんにちは。ニシメガネザルです。いつも楽しく拝見しています。
三峰のササは、2010年の5月に登ったときは花が満開でした。
http://blog.goo.ne.jp/nishime_001/e/9c4001fd56b9424866f5208a0945ba78
やっぱりその後に全体的に枯れたのでしょうか? 教科書どおりというか、、、興味深いですね。
ニシメガネザルさんへ
こんにちは!
take隊員のブログで、ときどきコメントをしているハンドルネームに非常に興味をひかれておりました。
三峰のササの開花の指摘に、”ハッ”と思って確かぼくもササの花や蕾の写真を撮ったことを思い出し、調べました。
2009年4月には物見峠付近のササが蕾になっておりました。
言い伝えられている事「ササの開花=枯死」ということは本当なんですね。
ニシメガネザルさんへ
皆様へ
長野県の林業試験場でササの開花が見られるばしょを調べております。
http://www.pref.nagano.jp/xrinmu/ringyosen/02topics/mini_tech/data/mini13.htm
60年くらいに一度の割合で、開花し枯死するが、確かなことは不明なので調べているようです。
福田様
確かにササの開花→枯死って「教科書」というよりは「伝説」に近いかもしれないですね。ニシメガネザル…もちろんそういうことです(?)。結局、1回しか見られませんでしたが…。
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