定年後、何故かこれまで仕事で貯えてきたモノそのものを捨て去ろうという人たちがいる。
あれほど情熱をかけて貯えてきたものを手放し、ともかく身軽になりたいようだ。
手放すことで新たな自分の人生、生き方を求めている。
しかし、ぼくから見ると、すすんで枯れ木になろうとしているかのようだ。
再び春が巡ってきて新芽が膨らんで、花を咲かせることはないのだ。
常緑樹のように葉を残していて、あらたな芽生えを促したら良いのにと思ってしまう。
せっかく身につけた、知識や技術を社会に還元しないのは、あるいは、できないのは社会にとっても不幸だ。
定年がない人、リタイヤできない人は、身体が動かなくなった時が定年であり、それまで仕事を究めようともがく。
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