4月15日・図1の臼歯をシカの左下顎の第二臼歯だとアップしたが、これは誤りだった。
この臼歯を摩耗した方を右にして横から見ると(図2)。左右の歯根の幅は最大23ミリに及ぶ。シカの下顎骨の第二臼歯の歯槽部分の幅は最大16ミリである。これだと歯根が頬側に6ミリ以上もはみ出ることになる。図2.図1のシカの第二臼歯を摩耗した方を右にして横から見る
この臼歯は上顎骨の臼歯であり、図1の臼歯の突起が出ている方が舌側で、左が後ろで右が前の方になる。後半部も摩耗しているので、この臼歯は右第三臼歯ではなく第二臼歯と考えられる。
化石の歯を同定するプロから見ると、ぼくがやっている事は小学生の夏休み宿題のようなものだろう。プロは一つの骨や一本の歯のだけ見ても同定する。こちらの付け焼刃とは違う。せめて拾った一本の歯から、あるいは骨の一部からでもどこの歯か骨か知りたいものだ。


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