天王寺尾根で見つけたキク科シオンの仲間
このキク、花弁が虫に食われたのか?あるいは登山者が悪戯して花弁を千切ったのか?
しかし、この株だけではない。
50センチくらい離れたところの株の花弁も同じように花弁が2、3枚欠けている。
葉の形も、何だかキク科の葉とはちょっと違う。
でも、キク科であることは間違いないし、このような花弁の着き方をしているキクを見たことがある。
でも、それは4、50センチの草丈があるキクだったし、葉っぱが違う。
コヤツは10センチくらいの草丈しかない。
図鑑で調べてもタテヤマギクらしいとは思うが確信がもてない。
庭の植物なら、手にとって図鑑と照らし合わせながら調べることができるが、まったく植物同定の基本ができていないから、葉や茎の形態などはただ写真に撮ってきたものと、山で見た印象だけだ。
そんな訳でやまぼうしさんにメールして教えてもらった。
タテヤマギクで良いというレス。
そして、同定のポイントとして、①茎がジグザグ、②葉の形がいろいろ、③花弁が少ない
ということだ。
茎の状態など見なかったが、そういうところも見なくてはとても植物の同定などできないのだ。
今日のやまぼうしさんのブログにアップされたタテヤマギクの葉はぼくが撮ったものと違う。
しかし、この付近のタテヤマギク、シカには食べられずに花まで咲かせたのだ。
それとも、タテヤマギクはマルバダケブキのようにキク科なのにシカがあまり好みではないのかな?
上のタテヤマギクは夏山の林床なのに、周りに他の下草が生えていない。
このような状況があと何年続くのだろう。
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