take隊員のコメントに、ヤマドリは「動物に襲われただろうと思えますが、
天敵のクマタカでないとどのあたりで判断できるか」という質問がありました。
ぼくは、猛禽などに襲われたとはまったく考えも及ばなかったので、
あらためて撮った写真を拡大して、食べられた痕・跡を見直しました。
①、②、③、④、⑤とした部分の骨は竜骨突起の上部の胸骨なのかな?
齧られた(食べられた)痕①から⑤の部分をみると、各箇所に動物の口で齧り付いた痕のように見えます。オオタカが各箇所を鋭い嘴で突いて肉を剥し取ったとは見えせん。③の部分の2本の赤い矢印部分は、左側の部分が右側の白っぽい部分と変わってみえます。この部分は骨に歯が当たって少し削られているように見えます。
どうでしょうか?
M君からヤマドリについてのメールがありました。
以下原文をコピーしました。
僕は狩猟免許の取得を考えているので、もしとった時は先生にプレゼントします。
M君からヤマドリについてのメールがありました。
以下原文をコピーしました。
今度見つけた時は、味噌につけましょう!
残念ですが、骨はもうゴミに出してしまいました。
しかし、拾った腹部の羽を見ると付け根の羽軸がギザギザしていています。
下に画像を添付しました。
オオタカのような猛禽類は綺麗に羽を抜いてから食べるので、こうはなりません。
ヤマドリを襲うことや落ちていた場所
、あんな豪快に食べるとも考えにくい。
やはりテンの仕業ではないでしょうか?
というメールでした。
猛禽類は羽を抜いてから食べるなんて知らなかった。
羽が邪魔になるから抜くことは判る。
羽の軸がギザギザしているようには見えないが、腹部の羽の付け根の軸が、
テンかイタチが一緒にカブッと齧った時に一緒に羽毛の軸も齧られたということになりますね。
しかし、腹部の羽まで猛禽はいちいち羽を毟り取るのだろうか?
2 件のコメント:
羽軸が欠損しているのは動物食痕の証拠です。
それと、拡大写真で隊長が観察されたこともまず間違いないでしょう。
猛禽の場合、骨の回りの肉がきれいに剥がされていきます。
猛禽は羽根を羽軸が付いたままきれいに引き抜きます。
私のブログで動物食痕と猛禽食痕の比較を何度もやってますよ。
take隊員へ
そうですか!
猛禽が他の鳥を食べると羽軸が欠損しなくて、
骨の回りの肉がきれいに剥されるのですか?
あらためて、これまで見つけた新鮮な死骸を見直します。
ブログで動物食痕と猛禽食痕の比較をやっていたと云われて、あ!っと思い出しました。
イヤですね。歳をとるということは、、、。
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