厚生省の村木元局長が無罪となった。
検察側の勝手な思い込みによる流れの中に彼女が居たわけだ。が、その流れがウソであることが明確になった。
それにしても、厚生省の彼女の元上司や部下の男たちが捜査段階で彼女に指示をした、彼女から指示を受けたと偽証をした。
何故彼女のように頑張れなかったのか?
特にかっての上司であり、現在、町長をやっている男の人間性を疑う。
彼らが始めからウソをつかなければ検索は早い時期に方針を変えたであろう。
しかし、このようなことが日常茶飯に行われている訳ではないだろうが、事件が起こると警察・検察側は推論をした上で捜査をすることになる。
事件が起きた日時、人間関係、背景などから推論しその裏づけを取っていくことになる。
その裏づけが取れていないにも関わらず、見込み捜査をしていくからこのような冤罪を生むことになる。
特捜部が関与する事件だからぼくら庶民の生活とは関係しないと思ってはいけない。
数年前、鹿児島県議選で、大勢の市民が選挙違反事件で掴まり、裁判により冤罪となった。
これなどは、警察が勝手に事件を作り上げて市民を捕縄し、その結果、ある県議を当選させるというものだった。
この事件を担当した警察部長と当選した県議は親子同然の仲だったというから、これが現在の日本で起こった事件かと自分の耳目を疑いたくなる。
是非、ネットで鹿児島県議選 冤罪で検索してみて!
村木局長を冤罪に落としいれた特捜部も鹿児島県警察本部もなんのお咎めもないというのは不思議でもある。
冤罪によって殺人者のレッテルを貼られた人たちも大勢いるのだ。
見込み捜査のようなもので、ぼく自身が疑われたことがある。
平日に、家の近くで自転車(娘と二人で使用しているがもう15年以上も使っている古い物)に乗っていると、パトカーが擦り寄ってきて、停止を求められた。盗んだ自転車ではないかというものだった。
警察の考えでは、平日の昼間に中年男が無精ヒゲを生やし古びた自転車に乗っているのは、もう自転車泥棒=犯罪者という筋書きができているようだ。
幸い、家から50メートルも離れてない所だったので、家に帰るところなので家に来てもらった。
我が家で古い自転車なのは、新しい自転車はすぐ盗まれてしまうからだと説明した。これまで3台の自転車が盗まれた。
古い自転車だけは盗まれない。それで、かれらは納得である。
もし、これが数キロも離れたところで職務質問を受けていたらどうなっただろうか?
以来、なるべく平日に外出する時には、不精ヒゲを剃ることにしている。
(上は疑われた我が家の自転車)
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