9月4日、ハタチガ沢林道を歩いていて見つけたテン糞である。
表面に内容物の種子が出ている。
今の時季にこのような小さな種子の果実は何?
水洗いして、種子を取り出す。
水洗いした他の残渣は果皮に果肉が厚くついたものであった。
果皮と果肉、および種子の色と形状から、あれだな~っと思った。
今の時季はまだ青く固い状態であるはずだ。
種子は一応、しっかり出来上がっているように思える。
この果実が熟す10月下旬には種子はもっと大きくなるのだろうか?
あるいは、ぼくが考えているものとは違うものだろうか?
この種子はサルナシだろう。
ニホンザルたちは、夏頃からまだ小さくて硬いサルナシやらアケビやらを食べる。
サルは視覚の動物だから青い果実でも見つけて食べることができる。
しかし、テンは臭い、香りでこのサルナシの果実を見つけて食べたということだろうか?
サルナシはマタタビ科である。ネコ科以外のイタチ科の動物にも彼らに臭いで影響を与えているのだろうか?知りたいものである。
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