ハタチ沢林道の沢側の斜面にサルナシの蔓があった。
双眼鏡で覗くと雄木でなく雌木である。
果実がなっている。クリックして拡大!
木の下まで行くと、登れそうな手掛かりがある。
ザックを降ろし、双眼鏡やカメラを斜面の木の枝に下げる。
太い蔓が絡み付いているので、それを頼りに登る。
樹幹まで出て、腹這いになり、手元の実から採る。
柔かい。先ずは口に放り込む。5、6個食べたら、口の中が少しヒリヒリする。
持ってきたレジ袋に取り入れる。
なんだか、サルになったようなというよりもクマになったような気持ちだ。
あと40センチも移動できれば大量に採れるのだが、そこまで行けず。
上流の谷間から「ウアーン」という低音で響くような動物の声。
クマ?こんな状況でクマが下から登ってきたら、太刀打ちできない。
と!また、「ウァーン」という響くような低音の動物の声。
もう少し、移動するとたくさん採れるのだ。
が、降りることにする。
降りるのは登るのにかけたエネルギーと時間の倍以上のものを費やす。
林道に出て、ほっとしてレジ袋に容れたサルナシを道の上に空ける。
半分くらいが降りるときに潰してしまった。
きれいに残った実を撮る。
熟し過ぎて、生食しかない。
サルナシのウィスキー漬けによる果実酒は来年のお楽しみだ!
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