西葛西駅から10分くらいのところに江戸川区立行船公園がある。
公園内に動物園があり、
クモザル、リスザル、タマリンやマーモッセトなどの広鼻猿類、
レッサーパンダ、ハナグマ、ハイイロリス、ワラビー、オタリアなどの哺乳類、
サイチョウや九官鳥、フクロウなどの鳥類や日本産の淡水魚が飼われている。
子供たちと動物たちとの触れ合いをさせる場所には、ヤギ、モルモット、ウサギ、
ニワトリ、チャボ、ウコッケイなどがいる。
いつも親子連れや保育園や幼稚園の団体でにぎわっている。
16日(金)授業を動物を見ながらやることにして公園に行った。
クモザルが身体を伸ばして、外堀の浮かんでいる木の葉を取ろうとしている。
尾だけで自分の体重を支えることができるのはクモザル科のサルだけある。
尾の先の方の内側は手の平のように皮膚がむき出しになっている。
しばしば日本の昔話しの絵本などで鴨居からサルがぶら下がっているような絵があるが、アジア・アフリカに生息するサルではそのような芸当はできない。
クモザルの仲間は、こうやって二足歩行をいとも簡単に行う。
器用で頭が良いので、中南米のチンパンジーと云われる。
しかし、上の身体を伸ばした手先を見て欲しい。
彼らには親指がない。アジア・アフリカに生息するサルでもテングザルやキンシコウなどのコロブス亜科のサルにも親指がない。ブラキエーション(腕渡り)をするときに親指が邪魔になるので、消失したと説明されている。
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