ぼくの右肩は肩鎖関節脱臼してもう17年になる。鎖骨が肩甲骨の肩峰と烏口突起から離れているようだ。風呂上りに肩を見ると鎖骨の先が浮き上がっているのが判る。しかし、上腕骨頭は肩甲骨の関節窩と接しているため、旨く肩を回せないが、右手はこうやってキーボードを打てるし、しゃがんで顔を洗うこともできる。ただ、電車の吊り革に掴まる時は下手に掴まると肩が痛くなる。
肩甲骨の関節窩と上腕骨頭は頭を手(肩甲骨の関節窩)で撫でるように接している(図1)。
図1.左側面から見たタヌキNyctereutes procyonoidesの左の肩関節:肩甲骨Sと上腕骨H
肩関節の上腕骨頭coと肩甲骨関節窩cgは接しながら上腕骨頭が動くと肩甲骨関節窩も一緒に滑るように動くので可動性が広くなる。
図2.タヌキの上腕骨頭coと肩甲骨関節窩cg
しかし、股関節は肩関節の構造と大きくことなる。図3は大腿骨と寛骨の関係で、大腿骨頭は寛骨臼にすっぽりと納まっている(図3)。寛骨臼は半球状の窪みとなり(図4)、その中に球体状の大腿骨頭cf(図5)が納まる。大腿骨頭cfは寛骨臼aの中から外れた動きはできない。
図3.腹側から見たタヌキの股関節:寛骨cと大腿骨f
図4.寛骨臼a
図5.大腿骨頭cf
以上のように肩関節と股関節の違いが前肢の肘関節と後肢の膝関節との可動性の違いに大きく作用している。
今日も朝から曇天だ。爽やかな秋晴れの空に早くなってもらいたいものだ。友人が居る千葉市の大百池では先日の豪雨の水がなかなか引かないようだ。先日散歩で引地川周辺を歩いたが、こちらでは大雨の影響は見当たらなかった。



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