昨日、ぼくにとって最後の専門学校の丹沢実習があった。雪上の動物たちの足跡を観察することが目的で2月の最後の授業日に実習を計画したのだ。が、山はカラカラ乾いていてフィールドサインとしてのテン糞やタヌキ糞さらにシカ糞、カモシカの角砥ぎの痕、古い熊剥ぎの痕、イノシシの林床の掘り起こし、アカネズミの巣穴などが目に留まった。風もなく温かな日だったので、辺室山の山頂で、2時間もの休憩を兼ねたお昼にしたので、鳥好きの学生たちにとっては、小鳥たちの写真が多く撮れたようだ。
集合写真 辺室山山頂で
一転して今日は、昨日とは違って朝から雨、宮ケ瀬湖ライブカメラで高取山の様子を見ると、雪だ。今日なら新雪を踏んで歩く楽しみもあったが、雪でバスが土山峠まで登れないかも知れない。まー、昨日で良かったのかもしれない。
一昨日には、集合写真で写っている学生たちから、寄せ書きと共になんとサントリーの「響」をプレゼントされた。この学生たちは一昨年、昨年と入学してからコロナ禍で実習も少なく、動画配信などのオンラインなどで気の毒な2年間だった。でも、皆、仲良く、互いを思いやり素晴らしい学生たちだった。卒業後、コロナが終息したならば、皆で集まって大いにお喋りしてもらいたい。また、好きなバードウォッチングや昆虫探し、さらには哺乳類のフィールドサインを含めた野山の自然探索を続けてもらいたい。
我が家の前に駐輪場がある。今、外へ出てみると冷たい雨の中お母さんが小さな子を自転車から下ろし、彼女は自転車を車止めに置いていた。小さな子は雨合羽を羽織ってはいたが、帽子をかぶらず雨に打たれていた。40年も前の頃を思い出した。当時は乳母車に娘を乗せて保育園まで運び、雨の時は背負子に乗せて行ったことを思い出した。若い時だからできたことである。小さな子がいるお母さんやお父さん、頑張れ!
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