シジュウカラのペアが巣箱に出入りしていたら、ヒヨドリがやってきて巣箱の前のミズキの枝にとまって動かない。そのため、シジュウカラが来られなくなったので、2度ヒヨドリを追い払った。そんな事もあったせいなのか、どうもシジュウカラの巣作りにかける時間が朝8時過ぎの少しの時間だけだ。これが普通の巣材運びなのだろうか?巣作りをしながら、互いにペア相手の様子を伺っているのだろうか?先日は、雨降りなので巣作りはお休みだ。雨のあたらない巣箱の中で過ごしたら良いと思うのはぼくらヒトの感覚なのだろう。
今朝、8時半頃にやはり2羽でやってきて巣材を運びいれた。それも2回だけだ。ぼくとしてはもっと熱心に巣作り専念してもらいと思っている。ここで少し幾つかのシジュウカラに対する疑問が出てきた。
3月23日8時15分、巣箱に入るシジュウカラ
シジュカラは一夫一妻である。しかし、この巣箱に産み落とされる卵はここに巣材を運んでいるペアの♀が産み落とすものだ。しかし、この卵にペア♂の遺伝子が受け継がれているよりも他の♂の遺伝子が受け継がれているようだ。「つまり、シジュウカラの一夫一妻のペアは見かけだけ(社会的単婚と云う)で、生まれてくるヒナは父親の遺伝子を受け継いでいない。」と云うことが知られている。っと云うことは、我家の巣箱に出入りするペアの♂と♀は、他の場所で他の異性と巣作りをしているかあるいは交尾をする異性を探しているのだ。それだから、我家の巣箱の巣材運びは1日の内の午前中の少しの時間だけなのかもしれない。
そうやって、浮気をした我家の巣箱に来るペアはどうやって落ち合うのだろう。まー、そう云った事は既に調べられているだろう。
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