土肥の大杉跡を下っているとき、見つけたモミの果実の食痕。
もう、1メートル四方くらいの広さにモミの実の鱗片がごっそりとかたまってあった。
エビフライが可愛らしく落ちているという感じではない。
表現が悪いが、まるでタヌキのタメ糞状態のようにモミの鱗片やカニのハサミの揚げたもののようなエビフライとは程遠いものが落ちている。
こんな大きなモミの実を食べている途中のものだ。
下の大きな岩三個の上が食堂のテーブルのようなものだ。
ストックの長さから、その範囲が広いことがわかる。
大きな岩の上はもちろん、岩陰にまでモミの実の鱗片がたくさんある。
モミの実が一個そのまま置かれている。
エビフライ状のものを並べてみた。 え
これもやはりリスの仕業とにらんだ。
岩の周辺に幾つかモミの実が転がっていた。それらの多くは腐っているものだった。
さらに、この周りの林床にはモミの実がすっぽり入る穴がある。
モミの実を貯食した穴なのだと思った。
ハタネズミだと同じ場所にこんなにも大量のモミの実を食べる内に世代が変わっているだろう。
リスなら一頭のリスでもこのくらいの食痕を簡単に残せるだろう。
上の写真に撮ったカニのハサミのフライ状の食痕を採集してきたのだが、みなさんと出会った時にすっかり忘れてしまっていた。
2 件のコメント:
リスですね。
土肥の大杉からどのぐらい下った場所ですか?
下かrだと?
行ってみたいですが・・・。
take隊員へ
そうこなくては!
今、あらためてGPSでみたら、近いです。
白銀林道から、登ると40分くらいだと思います。
途中にタヌキのタメ糞や白い花の妖精が待っています。
新崎川の本流に沿って道がついているので、沢の流れの音を聞きながら、登って下さい。
地図で、正確は場所を添付ファイルで送りますね。
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