昨日や野生生物探検隊の突然の集まりがあった。
ぼくは、奥湯河原から、広河原、天昭山野猿公苑跡、天昭山神社、白雲の滝、
土肥の大杉跡、白銀林道と歩く(下記の地図、GPSの軌跡)。
椿ラインを歩いていてパラボナアンテナを過ぎて間もなく、新しいテン糞をみつける。
土肥の大杉跡を目指し、予想外に立派なハイキングコースを下る。
タヌキのタメ糞やモミの実の食痕、沢で山菜入りのラーメンを食べ白銀林道に着く。
このコースは誰もが迷わずに歩ける立派なものだった。
途中、70歳は有に越えた3人連れのハイカーに出会う。
沢には橋が架かっていないので注意してくださいと言われる。
こちらが一人でザックを担いでいるので、大丈夫かな?と思われたようだ。
ヤブコギを覚悟していたので、あまりにも楽コースで少々気が抜ける。
このコースではチャルメルソウが沢の度にいっぱい咲き誇っているし、3ヶ所に白い花のミヤマカタバミの群落があった。
クサイチゴ、モミジイチゴの白い花も目についた。
林道を歩いていると、沢側斜面のヤブが風もないのにおかしな動き、アナグマだ!
鼻を地面につけながら次第にこちらに近づいてくる。
まったく、こちらに気づかない。
こういうアナグマとの対面は2度目だ。
新芽が膨らんできたり、新葉が展開してきたヤブが邪魔だ。
身を乗り出して再び撮る。
林道に顔を出し、こちらをじっと見る。ぼくとの距離は4メートルも無い。
動画に切り替える。が、バリバリバリという車のタイヤが砂利を押しつぶしながら来る音がする。
アナグマはそれでもぼくを見ている。バリバリ音がすぐ側にきて、大きな黒い乗用車が目の前を通りすぎる。
アナグマはゆっくり沢の上流の斜面に歩いていく。
動画にしたのが良くなかった。何故かアナグマはまったく写っておらず。車が通り過ぎるのが写っているだけの動画だった。大失敗だ。
まもなく、take隊員の車がやってくる。なんと、GPSの記録で確かめるとアナグマがいた沢にぼくらは入ったのだ。
湯河原は、さすがに丹沢とはちがって一足も二足も早く春がきている。
山菜としてイタドリも収穫してきた。やまぼうしさんに教わったやり方で食べるつもりだ。
あー、今日、明日と学校だ。
4 件のコメント:
ほんとだ! あの沢の入口ですね?
近くに巣があるのだろうか?
最近クルマが多いのでめったに動物と出合わなくなりましたが、まだチャンスはありそうですね。うらやましい!
take隊員へ
あのアナグマ、あの沢の林道近くに巣穴を持っていて、車に慣れているんではないかとおもいましたよ。
逃げ方がゆっくりで、「車か!しょうがない奥に入って隠れるか」という感じの緩慢な動きでした。
カメラ、もっともっとプロやプロ並みの人たちがいるので、学ばなくてはダメだ!
うらやましい出会いですね! アナグマは昼間もふつうに動くからこういう出会いがありますよね。
ニシメガネザルさんへ
えー、山から下ってきて林道に出て、間もなくだったので、感激でしたよ。
しかし、こちらをじっと見ていてくれたのに、それが全く撮れていないのは情けないです。
コメントを投稿