これは専門学校で飼育されているマウスだ。
ハツカネズミ Mus musculus を実験動物用に改良したものである。
だから、咬みつかない。おとなしい。
改良されても体臭?は変わらない。
独特の臭いを身体から発する。
子供の頃、ハツカネズミは茶箪笥などに潜んでいた。
ぼくはその臭いで存在を見つけた。
カーテンの隙間に隠れても臭いでわかった。
その臭いがマウスに改良されても変わっていない。
「仔殺し」のことで「ブルース効果」を自分で実験してみたくてマウスの飼育部屋にやってきた。
ブルース効果とは:
マウスのメスが妊娠、オスを取り除き他のオスの臭いのついた敷き藁を入れるとメスは流産か、胎児を再吸収してしまう。
あるいは、赤ちゃんが生まれる。オスを取り除いて他のオスの臭いのついた敷き藁を入れるとメスは赤ちゃんを食い殺す。
しかし、
ペアのマウスの中に他のペアが生んだアカンボウを入れると、そのアカンボウを育てる。
ぼくにとっては非常に興味深い。
2 件のコメント:
噛み付くつかないはマウスの系統により大きな差があるようです。こういった業界の人間としてはまだまだ勉強中の身ですが私もこれらの現象などには大変興味があったりします。
生命の不思議というものなのですかねぇ・・・
杉本さんへ
え!そうなんですか?
噛み付く系統と噛み付かない系統があるんですか?
知らなかったです。
ありがとうございます。
マウスではありませんが、
昨年2月に学生より譲り受けたハムスターは、血が出るほど噛み付きます。我が家の誰もが噛み付かれておりります。
専門学校で飼われているヤツは手乗りできるのに、、。これも系統があるということなんですね。
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