29日(日)、専門学校にゆーゆーさんがカラスの頭骨を持ってきた。
これは、大阪から送られてきたもののようだ。このカラスの頭骨は線路の踏み切りの付近でみつけられたとのことで、その現場の写真も送られてきていた。
頭骨上部の前後に穴が開いている。
とくに後頭部の穴は一列になっていて、野生動物に噛まれてできたものであることが分かる。
現場の状況から、カラスを噛んだのはノイヌ、ノネコ、タヌキがすぐ思い浮かぶ。
後頭部の穴の大きさと数と全体の長さから、先ずタヌキの上顎をあててみた。
うん、ぴったり合う。
後頭部の噛み穴は以下のようでほぼ直線だ。
待てよ!と思いなおし、次に下顎をあててみた。
下顎の方がぴったりだ。
犬歯、小臼歯の尖がりが正確に一致する。
前面の傷跡である。
二つの穴があいているが擦れている。
結論として、下記のようにして、このカラスはタヌキに齧られたようだ。
恐らく、弱って動けなくなったようなカラスをタヌキが見つけて頭に齧り付いて止めを刺したものと思われる。
持っているのは、ゆーゆーさんである。
写真はぼくの新しい携帯で撮った。
これをアップしていて、否、上下が逆だったかもしれない!
上顎は噛んだ物をしっかり抑えるので、前頭部に噛んですべったような跡があるので、下顎の方が前頭部を噛んでいたのかもしれない。
法医学なんていう分野があるが、それに比べるとぼくはその足元にも及ばない。
2 件のコメント:
帰ってから逆で試したところ、眼窩の上のキズが歯と合わなかったのでたぶんこれで合ってると自分は思います。
ゆーゆーさんへ
そうか、ありがとう!
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