昨日、ゆうゆうさんからこの頭骨の同定をもとめられた。
今朝、早起きして下顎をボンドで接着し、歯を挿入して、出来上がったのが
下の頭骨だ。
専門学校でペットとして飼育されていたものであるようだ。
頭骨の大きさはヌートリアくらいで、齧歯目なのがわかる。
幅広い鼻骨と前頭骨
大きな眼窩下孔
この中を内側咬筋が通る。
聴胞が大きい
上顎・下顎の歯とも4対
アフリカ生息の齧歯目トビウサギ科のトビウサギであることが判明した。
現地では食料にされ、少なくなっているようだ。
ペットとして売られてもいるようだ。
11月頃まで借り受けた。
2 件のコメント:
こうやってみると下眼窩孔の大きさが半端ないですね。。眼窩ぐらいある。
トビウサギの残りの歯ですがやっぱり他の骨と一緒に漂白されていたようで、無事見つかりました。
ゆーゆーさんへ
齧歯目ではこのように眼窩下孔が眼窩かと思うほど大きな頭骨を持っている動物たちが多くいますね。
内側咬筋以外にどんなものがこの中を通っているのでしょうか?解剖して調べて見たいものです。
トビウサギの歯3本見つかったようで、良かったネ!
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