先日、交通事故に遭ったオスのアライグマの死体の骨を取るために剥皮、解体、除肉し、畑の土に埋めた。剥皮する前に手足などの写真を撮った(図1&2)。前足(手)の指の長さは、同じくらいの大きさのオトナのニホンザル個体よりも長いのではないかと思える程、長い指をしている(図1)。しかも5指ともカギ爪が長い。死後硬直の為、一人では手の平を撮ることができなかった。
図1.サルの前足?
アライグマの両前足の甲
後足の指もニホンザルの指の長さと匹敵するくらいだ(図2)。
図2.アライグマ両足の裏
食肉目の動物で、アライグマのように前足や後足の指がサルのように長い動物は他にいるのだろうか?図1と図2の指だけを見るととても食肉目だとは思えない。サルの仲間かな?っとさえ思ってしまう。
アライグマは木登りする。同じようにハクビシンやテンやイタチも木登りする。しかし、このアライグマの指の長さから考えると、ハクビシンやテン、イタチは爪を引っ掛けて木登りするが、アライグマはニホンザルと同じように木の幹を両手で押さえて、枝を握って木登りするのではないだろうか?早く骨を見たい。しかし、これから冬なので来春の4月頃に晒骨した骨を見られるかな?
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