今朝目覚めて山へ行こうと思ってベットから降りた。うぁー!と声が出てしまった。腰付近の脊椎付近に電気が走った。そろりそろりとパジャマを脱ぎ、そろりそろりとズボンを履く。5時のBSで大谷選手を見、PCでメールやLINEをチェックする。起きてきた連れ合いから「あれー、山へいかなかったのね!」と云われる。往きの車の運転は問題がないが、帰りはどうしても運転中に背・腰が痛くなる。1時間半から2時間の運転に耐えられなくなる。
相変わらず、ロシアのウクライナ侵攻は行われている。一体全体どのくらい多くの人々が死んだのか!早く侵攻を止めてもらたい。それには侵略した地域を全てウクライナに返すべきだ。狂犬プーチンは変わらず核を脅しに使う。
さて、齧歯目のネズミ科ではマウスもアカネズミも腓骨が脛骨の中ごろで癒合合体していた。しかし、カヤネズミでは中ごろで合体するが、足首の方の腓骨外顆の部分が少し脛骨から離れていた。ハムスターやアフリカスナネズミのネズミ科の動物もマウスやアカネズミのように腓骨が脛骨の途中で癒合合体していた。
では、同じ齧歯目だがリス科のリスやシマリスはどうなのだろう。リスは植物カメラマンのISさんが2014年に長野県の奥志賀林道で拾った個体であり、シマリスは教え子が1992年に大雪山の登山道で拾った個体である。リスは轢死体であり、シマリスの死因は不明だが、登山者に踏まれたためか頭骨や一部の骨が砕けていた。
リスやシマリスの腓骨と脛骨は別々であり(図1)、リスの脛骨は50ミリあるが、シマリスでは35ミリである。また、リスとシマリスの腓骨の長さと太さを相対的に比較するとリスの腓骨は細いが、シマリスの腓骨は太い。これだけを見ると樹上性のリスよりも地上性のシマリスの方が足首を器用に動かせるようだ。しかし、本当のところはどうなのだろう?
図1. リスとシマリスの脛骨と腓骨 前方から
左:リスの右脛骨と腓骨 右:シマリスの右脛骨と腓骨
同じリス科で滑空するムササビやモモンガの脛骨と腓骨はどうなっているのだろう。ネズミ科と同じ?それともリスやシマリスと同じ?
ムササビ(図3)は2017年5月24日に「ムササビの骨か?」でアップしている。モモンガは専門学校のFuruta君が1992年にペットショップで飼っていたアメリカモモンガが死んだ個体をくれたのだ。
2種ともリスと同じように腓骨は脛骨とは縫合合体しないで細い腓骨をしている。ムササビもモモンガも巣穴がある木の先まで登り、滑空して離れた木の幹に飛び付き、左右の上肢と後肢をまるでムカデ競争のように右、左と同時に出して木の幹に爪を引っ掛けて登る。
まぁー、リスの木の幹を登る時も爪を引っ掛けて登るので、同じような脛骨と腓骨なのかも知れない。
図2.アメリカモモンガの左脛骨と腓骨
図3.ムササビの脛骨と腓骨
左:左脛骨と腓骨 右:右脛骨と腓骨
尚、この骨をムササビの脛骨と腓骨としたが、頭骨は見つからなかった。
次回はほとんど腓骨が見当たらない偶蹄類(鯨偶蹄目)のシカやカモシカの脛骨と腓骨を見よう!
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