昨夜、2階の連れ合いの寝室の天井にカメムシがへばりついていた。連れ合いがゴキブリだと騒いでいる。見たらゴキブリなんかではない。カメムシの仲間だ。下手に捕まえてイヤな臭いを出されると困ると思ったので、捕虫網で捕まえた。先ずは一件落着だ。連れ合いはゴキブリを目の敵にしており、毎年1,2回ゴキブリ騒動がある。
このカメムシを手持ちの保育社の図鑑で半翅目の昆虫たちを見たが、同じヤツが見当たらない。幼虫ではなくて成虫なので珍しいカメムシの仲間かも知れないと思い。先月専門学校を卒業したTK君にTeamsで訊いてみた。23時頃なので、もう夜遅いから寝ているかな?っと思ったがすぐレスポンスがあった。キマダラカメムシErthesina fulloですね~ときた。良かったTeamsでまだ今年の卒業生とやり取りできるんだ!
ネットで検索して、半翅目Hemipteraはカメムシ目と別名があることを知った。エ?っと思いモンシロチョウの鱗翅目はチョウ目だ。同じように双翅目はハエ目だ。哺乳類の偶蹄目がウシ目、食肉目がネコ目と別名があるのと同じだ。身近な動物名をつけて分類しているのだ。
Wikipediaによると、このキマダラカメムシは江戸時代に台湾・東南アジアから長崎に入り込み、その後分布域を広げ2008年になって東京都で見つかっているという。カメムシの仲間では最も大きなサイズの持ち主のようだ。
しかし、半翅(カメムシ)目には、セミ、アメンボ、タガメ、アブラムシの仲間までが含まれることを知った。
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