昨日、見城山から下って日向山へ向かう途中のヒノキ林に白く大きなキノコが二つ見えた。10メートルくらい斜面を下って行き、先ず写真を撮る(図1と図1'')。傘が開いて少しロート状になっている。これはベニタケ科の仲間だ。上の方にある形の良い方を採る。ずっしりと重い。ヒダは茎に垂生している。少し千切って食べてみる。ん?苦みがない。傷口から汁も出ない。???、、、兎に角この一つだけはお持ち帰りだ。ナイフでできるだけ根もとの泥を落としデジ袋に容れる。
図1. シロハツRussula delica
図1''. これもシロハツ
図2. 採ったシロハツ
昨日、帰宅後、ネットや手持ちの図鑑で調べシロハツで間違いないだろうと決める。同じ仲間のツチカブリなら白い汁がでる。取り敢えず、半分だけ食べようと思い、油炒めにしようとしたら、連れ合いがバターで炒めたらと云うので、バター炒めにし胡椒を振った。酒を飲みながらのキノコは良くないと云われているが、バレンタインを少しだけだ。図鑑やネットに書かれているようにオイシイ味がする訳ではない。苦みもない。キノコを食べている触感だけだ。ナラタケやアカモミタケなどの出汁のでるキノコと一緒に汁物にすると量があるので良いかもしれない。
英名は「乳白の壊れやすい襞」であり、学名は「脆いベニタケ」の意だ。味の記載はない。
先ほど、残りの半分を短冊切りにして、大好きなピーマンとオリーブ油で炒め、塩と胡椒を振りかけて、トーストを1枚で朝食とする。これだとエリンギを食べているのと変わらない。
0 件のコメント:
コメントを投稿