「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2017年8月16日水曜日

雌阿寒岳  Mt.Meakandake

昨日の釧路は時々お日様が顔を出して眩しいほどだった。木々の青い葉は輝き、夏に戻った?っと思われるような天気!昨日、雌阿寒岳に登っていたら、さぞかし気持ちが良かっただろう。

一昨日の雌阿寒は普段なら好き好んであのような霧雨模様の日は登らない。野中温泉の無料駐車場は全国からの車で埋まっていた。横浜ナンバーの乗用車から降りた若いカップルもいた。半数以上の車は昨日からここにきて待機していたようだ。車中泊でキャンプを楽しんでいる老夫婦もいた。登る前に小用でトイレの扉を開けると、女子トイレのドアが開け放され、水がジャブジャブ流れていた。生理用品やトイレットペーパーが流れている。あまりの酷い状態に男子トイレにも行かなかった。
車に戻り、ザックを持ち、スイッチを入れていたGPSをボンネットの上から胸のポケットに納め、ストックを伸ばして歩き始める。硫黄臭いと思っていたら、温泉の溢れた湯が流れている。 
7:20  登山口に着く。登山者の車だろうどうどうと一台正面に着けている。どこのナンバーか見なかった。
ゴゼンタチバナが真っ赤な実をつけている。せめて7月下旬ならまだ白い花を咲かせていただろう。
7:57  2合目だ。霧状態である。
8:09  3合目の所に、噴火に対しての対応についての注意書きがある。噴石が飛んできたら、ザックを頭に乗せて、す。ぐ下山しなさいという事だ。御嶽山のあの噴火の映像を思い出す。ぼくよりも明らかに年上の人と中年の二人連れの登山者が降りてくる。訊くと5時半から登り始めたようだ。負けられないと言う気持ちとぼくはぼくのペースで行こうと気持ちが交差する。
これは恐らくシラタマノキだろう。調べていません。悪しからず。
これは、子供頃、釧路の海岸砂丘にもあった。コケモモではなくフレップと言った。実を摘まんで食べる。甘いので、歩きながら摘まんで食べる。
霧状態から次第に霧雨状態になる。
これは丹沢にもあるベニタケ科のキノコだ!
おー、糞だ!キツネだろう。もちろんゲット。
何故か、登山路沿いのキノコが降り採られて捨てられている。まるで、キノコを目の敵にしているかのようだ。キノコは大事な有機物の分解者だ。キノコたちがいるからこそ素敵な草木や動物などの自然が形成されているのに!採って食べないなら、むやみに蹴散らさないで欲しいものだ。
おー、リス、エゾリスがハイマツの松毬の種子を食べたものだ。ハイマツの種子は大きいので、記念に1個もらったが何処に容れたかまだ出てこない。それにしても、丹沢にいるホンドリスが松毬を食べた形状と少し、否、かなりおもむきが異なる。
ここには大量のハイマツのリスの食痕だ!
何故かここでバランスを壊して真後ろにひっくり返る。尻を強烈に打ち付けるが、背中のバックが頭と背中を守ってくれる。バックには500ccペットボトル4本、パン1、オニギリ2、レインギアの上下、箱入りチョコとブラックチョコ、梅干し2個とレモン1個、オレンジ1個がクッションの役割を果たしてくれた。
 
8:40  4合目だ。二十歳前後の学生風の若者が走るように降りて来る。頑張って下さいと言われる。人生にも疲れ始めているが、相当疲れ果てた顔をしていたのだろう。結婚して間もなく、連れ合いと同じコースで登ったことがあった。その時、各合毎の所要時間が10分だった。20代という年齢の筋力、持続力、瞬発力には驚く。
9:00  5合目に着きほっとする。下から声とクマ避けの鈴を派手に鳴らしている中年と23,4歳の父息子に道を譲る。50代と思われる父親を先頭に大股に岩の上を歩く。
ガンコウランに黒い実が生っている。もちろん、2,3個採って口に放り込む。旨い。疲れを一瞬忘れる。フレップよりもずーと旨い。今度は10数個まとめて採って口に頬張る。
フレップだ!この実は見逃す。
写真を撮っていると、4,5名連れのおばさんバーティが追い抜いていく。
9:24 6合目だ。さらに二組のパーティに追い抜かれる。こんな天気なのにお盆休みなので登っているのだ。
9:35 7合目
9:50  8合目だ。火口からのまるでガスバーナの吹き出る炎の音のように、ゴー、ゴーという噴煙を巻き上げる音が響いてくる。小学生の女子1人を連れた親子が登ってくる。女の子が「お母さん、頑張れ!」と声を掛けている。お母さんは10メートルくらい離れている。そのお母さんにも道を譲る。上からも登山はが何人も降りてくる。
10:12  9合目だ。以前家族で登った時の事を思い出した。長女は上気してバテテいたが、次女は平気だった。
ゴーゴーと音を立てる噴火口を覘くが霧で何も見えず。

10:30  雌阿寒岳山頂に到着だ。少し、景色が以前と変わっている。
山頂には5パーティと二人の単独行が食べたり、休息している。
ぼくは山頂での自撮ゆりをして、そのまま火口沿いにオンネトー方面に歩く。

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