一 昨日、丹沢実習から戻ると、机の上に友人K.Mからの茶封筒があった。
ナゴランで有名な沖縄の名護市からだった。
沖縄のケッケッと鳴くヤモリのミイラがあったので同封すると書かれている。
我が家の庭にも玄関前にもヤモリがいるが、ケッケッとは鳴かない。
南方方面にいるヤモリは見た目は関東地方にいるヤモリと変わりないように思えるが、
違った種のホオグロヤモリHemidactylus frenatusのようだ。でも、沖縄には数種のヤモリがいるし、送られてきたのが下の写真のような状態なのでちょっと同定できない。
背側から
背側から
腹側から
歯が関東地方にいるニホンヤモリと違いがあるのかないのか拡大して見た。
左上方に上顎の歯と下顎の歯が見えている。クリックすると拡大します。
上のヤモリのミイラを水に浸けると歯骨が外れて、もっとしっかり見ることができるだろうか?
KenkoのDo-Nature STV-40Mで見ると、下のニホンヤモリGekko japonicusの歯と変わりないようだ。
下の咽頭歯を見るにはミイラを崩してみなければいけない。
しかし、友人からのミイラを崩す気には今のところならない。
いずれにしても、ニホンヤモリの歯とトカゲやカナヘビの歯が似ているので、名護からの鳴くヤモリの歯がニホントカゲの歯と似ているので、ヤモリ科、トカゲ科やカナヘビ科を含むトカゲ亜目の仲間たちは皆このような歯をもっていると言えるのかな?ペットとして飼われているイグアナもそうなのかな?
ちょっと気になって後藤・大泰司編「歯の比較解剖学」(医歯薬出版)をめくってみた。
上記の爬虫類(綱)は鱗竜類(亜綱)Lepidosauria、有鱗類(目)に含まれ、この中にトカゲ亜目やヘビ亜目に分類されている。カメは無弓亜綱Anapsida、カメ目Cheloniaに含まれ、ワニは主竜亜綱Archosuria、ワニ目Crocodiliaであり、あのジュラ紀の肉食恐竜のティラノサウルスははワニと同じ亜綱の竜盤目Saurischiaというものに分類されるようだ。
何か恐ろしく難し気な漢字の動物分類群だ。
いずれにしてもトカゲ亜目のものたちの歯はニホントカゲの歯と同じだが、アオダイショウやマムシとは違っているので、この仲間は亜目の段階で歯が違うと言える。
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