湖岸道路の湖側に生えるオオクマヤナギ、たくさん果実をつけていた。
オオクマヤナギが絡みついている木にサルナシも絡みついている。
上のオオクマヤナギとサルナシの果実を採食することができるのはサルくらいかな?
しかし、サルでも上の方だけで、ぶらぶら揺れるところに生っているのは無理だろう。
っと思う。テンやハクビシンが接近できたとしても大変なことだ。
5,6メートル上から下にサルナシとオオクマヤナギの蔓が下がっており、
それに果実が実っている。
この木はサルナシが毎年たくさん着いているが、
今年ほどオオクマヤナギが豊作なのは珍しい。
8:31、テン糞だ。オオクマヤナギの種子が見える。
黄色の線で囲ったのは、オオヒラタシデムシの幼虫だ。糞を食べている。
この糞塊を水洗いすると、オオクマヤナギの種子が6個と節足動物の多数の脚や外骨格の破片が出てきた。
8:07、サル糞である。
この糞を最終した時には、小さい褐色の種子はサルナシのだろうくらいに思っていた。
しかし、洗ってみて良く見たら、違う。サルナシの種子特有のツブツブ模様ではなく、キイチゴの仲間の種子に特有の文様が見られる。
大半が下のエビガライチゴの種子だ。
糞塊の中に1個だけミヤマザクラの種子があった。
2011年7月29日に本谷林道で
やまぼうしさんに案内されて採集したエビガライチゴ、ミヤマザクラ、ヨコグラノキの種子をアップしております。
8:21、このサル糞は、大半がオオクマヤナギの種子であり、
10個だけサルナシの種子がでてきた。
オオクマヤナギの種子が顔を出している。
サルナシの種子だ。
このサル糞からはオオクマヤナギの種子と果皮が多数、さらに果皮の中に種子が入ったままの果実がいくつか出てきた。さらにサルナシの種子が8個出てきた。
しかし、おもしろいものだ。どこにこんなにオオクマヤナギの実がなっているのだろう。また、ミヤマザクラが実をつけているのだろう。動物たちはそれぞれの場所が彼らの頭の中に入っているのだ。
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