大倉・二俣・鍋割山で見つけた動物糞
アナグマは地面を3-5センチ掘ってトイレにするのだが、
これは林道の砂利の上にそのまましている。
水洗いした。9割以上は土砂で、わずかに土壌動物と云われる節足動物の外骨格の破片や脚がでてきた。
テン糞である。
帰路、小丸尾根を下ってきて尾根道の真ん中にあった岩の上あった。
水洗いするとカマドウマの脚や頭と4センチくらいのムカデの体節、尾部と頭部と多数の脚よりなる糞であった。
このコースでは登山者が多いため野生動物の糞は見つからないと思っていた。
しかし、アナグマ糞はもう一カ所で林道上にあった。同じような内容物に思えたので
採集してこなかった。次のものだ。
このコース初めてのアナグマとテンの糞の1個ずつだけの採集なので、東丹沢の土山峠に生息するアナグマやテンとの食性を比較するには無理がある。
しかし、アナグマは腐葉土に鼻を擦りつけるようにして土壌動物を食べ、テンもカマドウマやムカデを土山峠のものたちと同じように食べていることがわかる。
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