4月5日土山峠の続き:
沢の詰め、シカ柵の扉をくぐり、さらに又新しいシカ柵で脚立を乗り越えて、斜面を
トラバースしていくと、カモシカの糞があった。
え?どこかに柵に穴が開いているんだ。
獣道が沢に沿ってトラバースしていくのでそれを辿っていく。
新しい食痕がある。
カモシカ?否、シカかも知れない。
この木は昨年も樹皮食いされたようだ。
コインより下は昨年の食痕だ。
10円玉からカモシカの食痕と推定した。
昨年の樹皮食いの痕は、林床よりも1メートルくらい下である。しかし、最近、齧られた痕はその上の部分である。
きっと、昨年の下の部分は一昨年生まれの子供のカモシカが昨年の2、3月に齧り、新しい部分は
その親が今年齧ったものであると考えた。
あるいは、親のナワバリから追い出された子供のカモシカが、この場所をナワバリとして、昨年食べ、大きくなってさらに上の部分を食べたということが考えられる。
尚、この木は対生なので、カエデの仲間だろうか?
クリックして拡大して葉を見ると判るかな?
なお、すぐ傍には、オニシバリが食べられずに青い葉を茂らせていた。
ここは2重に囲まれたシカ柵内なのに、シカやカモシカが入ってくる穴が開いているか、
倒木が柵を押し倒しているんだろう。
メインテナンスをしないシカ柵はお金の無駄遣いだ。
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