2日目:高雄泊まり
台風の接近・上陸で花蓮から高雄まで飛行機にするかどうかガイドと相談。
とりあえず、台風の様子見のために、太魯閣渓谷を見に行く。
バス道の片側は渓谷の中を立霧川が流れ、
渓谷の岩棚を崩して、掘って作られた道をバスを走る。
こんな岩場を登るクライマーもいるのだろうと思いながら見上げる。
バスが停車できるスペースのところにトイレがある。
岩壁にはさまざまな着生ランがあることだろう。
台風による大雨のため、これまでに見られない滝が出現しているようだ。
全て岩は石灰岩から作られた大理石である。
その為、雨が降ると川はセメントと流したように変る。
渓谷沿いのちょっとした平地には綺麗なツル性の木本の花が!
この花はその後、各地で見た。
それは、このマメ科の赤い花も台湾各地にある。
お昼に花蓮に戻り、派手派手の道教のお寺を見たり、花蓮と云えば有名な大理石の加工場を見学したり、戦時中の日本の将校招待所となっていた松園別館というところにも足を向けました。ここからは花蓮の港が一望できます。神風特攻隊が出陣する時もここで天皇から賜った「御前酒」をふるまわれたようです。花蓮ばかりでなく、台湾はいたるところに日本の植民地時代の物が各所に残されております。このため、思わぬところで思わぬ人が日本語で話しかけてきます。
花蓮から列車で懐かしい台東や知本を通り、高雄に付く。
翌日、ぼくは仲間と別れて寿山、龍泉寺に出てくるタイワンザルを見に行き、
8月27日にアップしたように、はじめて生きている野生のタイワンザルの群れを観察する。
0 件のコメント:
コメントを投稿