西安市の城壁外の南西に位置する西北大学のホテル前から
キンシコウ調査チームのもつワゴン車に乗って西南西にある秦嶺山脈の麓にある
玉皇廟村に向かった。
8時をちょっと過ぎた時間なので、スゴイ車と人だ。
中国では他のアジアの途上国とは違って、自転車から一気に車時代に入った。
来ている服装も10年前とはすごく変わっている。
歩いていても日本人か中国人の区別がつきづらいほどだ。
歩道橋があり、横断歩道があり、交通ルールも皆ある程度守っている。
しかし、横断歩道ではないところを渡る人たちがいる。
10年前の西安の町からどうやってこのようなビル群を予想できただろうか?
車、人、車、人、、、、、
丹沢のシカやサルの個体数増加が森林を破壊するように
人の増加は、シカやサルに比較できない程の大きさで自然を壊すということが素直に理解できる。
この車の中は、運転手と研究スタッフのC君のタバコの煙で喉が痛くなりそう。
周至という街で、朝飯と食糧の買い出しのために立ち寄る。
この食事は、野菜と羊肉と堅いパンを千切ったものが入った脂っぽいイスラム料理である。
それにニンニクの酢漬けがつく。これが好きだ!
右のコップにビールだ。そう、朝からビール!
買い出しは、ぼくが5、6年前から買っていたお店だった。
店の前の道路。この道路をまっすぐ向こうへ行くと秦嶺山脈がある。
黄砂で曇っている。
ここから3時間も走ると玉皇廟村である。
キュウリでないの?
もちろん長ネギもたくさん買った。
調査地には学生たちが5人も食糧を待っている。
これは、日本では東北の方で食べるユウスゲの蕾である。
ここでは、これをスープや油炒めにする。
コイも買った。泥臭さはない。
香菜である。
はじめて台湾に行った時はこれを取り除いて食べた。
硬い豆腐である。測り売りだ。
肉屋だ。
ぼくは、個人的にブドウを買う。
車に乗りながらタネを吐き出す。
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