江戸川動物園に向かう。正面にはスカイツリーが見える。
この道をまっすぐ行くと江戸川動物園だ。
この辺りは自分の庭のように知っているというY君が案内だ。
動物園は10時から開園だった。
20分くらい待つ。
開園とほぼ同時に入ったはずなのにもう、小学生や幼稚園の団体さんで
賑わっている。
ぼくらは、ジェフロクモザルの檻に直行だ。
学生、一人一人に対象とする個体を決めてもらう。
妊娠しているメスが目立った。
5~10分間隔で行動を記録してもらう。
あるいは、行動や状況の変わり目毎に時間を記録し、行動を記載する。
30分もしない内に全ての個体が中へ入ってしまった。
全く、観察することができなくなってしまい、しぶしぶ学校へ戻る。
この個体は尾で自分の身体を支えている。
クモザルは手の指が4本である。親指が消失している。
腕渡り(ブラキエーション)をすると親指が邪魔になるのだ。
この個体の性別はわかるかな?
イヤ、この個体はメスである。
中南米のサルたちは、メスのクリトリスはオスのペニス同様に大きい。
自分の尾で自分の体重を支えられるのはこのクモザル科の仲間だけである。
アジア・アフリカのサルでも尾の長いサルはたくさんいるが、尾で自分の体重を支えることはできない。尾で物を掴むことができるのもクモザルの仲間だけだ。
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