この尾根のこの場所にはいつもタヌキのタメ糞がある。
そのタメ糞にはコガネムシくらいの糞虫が3ぴき糞を千切って
地中に潜りこもぅとしている。
この糞を採集し、水洗いしたら、黒く見える大半は土壌動物と言われる
ミミズやハサミムシやカマドウマや他の節足動物の外骨格である。
種子としては、サルナシとヤマボウシのものだ。
ようやくサルナシの種子が出始めてきたことになる。
上のタヌキのタメ糞がいつもあるところは下図の図中のタメ糞1のところである。
猿ヶ島617.2メートルあたりは10畳くらいの広さの平らな部分があり、
そこにはウラジロノキの果実がたくさん落ちている。
これは人が食べてもリンゴのような味がする果実である。
だから、再び、見つけたタネキのタメ糞2の内容物には
ウラジロノキの果実が食べた痕跡としての種子が出てくることが期待された。
タヌキのタメ糞2の場所のタメ糞、
水洗いすると、節足動物や環形動物の外骨格が半分で、
他は、サルナシの種子だけだった。
期待したウラジロノキの果実の種子は出てこなかった。
湖岸の道路で、見つけたテン糞は、サルナシの種子と果皮からなっていた。
洗ったのだが、他のものは出てこなかった。
ヤマボウシはまだ、木に果実がついていたり、落ちているものもある。
サルナシは落ちているのは前回のハタチガ沢で見つけただけだ。
ほとんどすべてが木にまだしっかりついている。しかもまだ固いのだ。
テンがサルナシ食いをするのは理解できる。テンは木に登れる。
タヌキのタメ糞から何故サルナシの種子がでてくるのだろう?
台風で落ちたものを拾っているとしか思えない。
ヤマボウシ食いも落下したものを食べているのだろう。
テンやサルは新鮮な木になっているものを食べ、タヌキは落ちたものを拾い食いだ。
でも、なぜタヌキはウラジロノキの実を食べないのか?
来月になったら、糞中からでてくるくかな?楽しみだ!
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