林道を歩くと、登山靴の下でオニグルミの実が割れる音、
グシッ、バチッツ割れるのは、たいてい果皮が黒褐色になっている果肉が腐ってしまったものだ。
林道には、そんなクルミをリスやネズミが食べているフィールドサインの食痕が転がっている。
斜面を転がり落ちてきたオニグルミの果実が、沢へ落ち。
水の流れに運ばれて淵になるようなところではオニグルミの実が固まっている。
こうやって、オニグルミはリスに貯蓄されて忘れ去られて生まれたところから分散するばかりでなく、丸い果実なので斜面をころがり、沢の流れに運ばれてきっと海まで運ばれていく果実があるのだろう。しかし、海岸沿いにオニグルミの木を見たことがない。
中には、アザラシが川を遡上するように、山のオニグルミが海岸の砂地に芽を出すかもしれないと思っている。楽しい想像だ!
2 件のコメント:
酒匂川のどのあたりまでオニグルミの木が生えているだろうと、昨年の台風の時の写真を見てみましたが、河口の100mぐらい手前までオニグルミの木が確認できました。
小田原の浜辺は西湘バイパスのお蔭で浜が狭くなってしまい、木はほとんど生えていません。
私も、クルミの実が海を航海して無人島に芽を出す想像をしてしまいました。
野良こねこさん
久しぶりです。でも、ブログを見ているのでいつも会っている感じがします。
酒匂川の河口の100mくらい手前までオニグルミがあるんですか!
なんだか、そんなことで川を下って調べてみるのも楽しいですね。
コメントを投稿