ここから木でできた階段の遊歩道を100メートルほど登る。
途中に顔を出していた蕗の薹
大きいのは子供の握り拳ほどある。
フクジュソウの群落がある。ここでも釧路市内のフクジュソウの花にいたハエの仲間が花粉を食べてる? 密を吸っている?フクジュソウの花にだけに現われる虫なのかもしれない。
向こうはベカンベ祭りで知られる塘路湖、眼下はサルルン湖。湖に動く白い物が、白鳥だった。
2羽の白鳥。シベリアへ飛んでいくのを忘れたか!
この日は、無風状態で、日差しが強く、暑いくらいであった。
帰路、途中の道路沿いで、フキノトウをデジ袋一杯摘み取る。
2 件のコメント:
田中肇さんの「花の顔」山と渓谷社
には次のように書かれています。
フクジュソウには蜜はないが
たくさんの雄しべがハナアブに花粉を
提供している。
花はパラボラアンテナのように
開き花の中の温度は外より
10℃近くも高くなる。
アブは花粉をなめている間
体が暖まり次々飛んで花粉を運ぶ。
早春でまだ少ない昆虫を有効に
使う知恵である。
以上です。
フクジュソウの中はポカポカで
快適なんでしょうね。
やまぼうしさんへ
コメントありがとうございます。
フクジュソウの開いた花の温度を測った人がいたんですね。
如何にも陽の光を一杯に受け止めて温かそうですね。やってくるハナアブはフクジュソウの近くに蛹で越冬しているのだろうか?そうでなければ、外気は零度近くなので、日当たりのフクジュソウの側で成虫になってやってきたものと思われます。
これを写している時に、地元の山菜採りの人たちがいました。尋ねると「アイヌネギ」(ギョウジャニンニク)を採っているというのです。もちろん、まだ枯葉が積もった地面の中です。でも、その枯葉の表面の盛り上がりで4、5センチに伸びたシュートを採っているのです。
この場所は南向きの暖かい斜面なので毎年早く出てくるようだ。
それにしても、子供の頃から採っていなければ、アイヌネギが成長して枯葉を持ち上げた様子がわかりません。
なんでも、埼玉に嫁いだ娘さんに送ってやると話しておりました。
ぼくも大好きなアイヌネギだが、ここでは探すのを止めました。
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