今日、専門学校の授業があった。
絵を教えている先生から興味深いニワトリの絵を見せてもらった。
40名くらいの履修者を前に、毎年ニワトリの絵を含む幾つかの絵を想像で描いてもらっていると云う。
今年は、5名の学生が4本足のニワトリを書いてくれたようだ。
ぼくは、携帯で写真を撮らせてもらった。
このように4本足のニワトリを描く学生だが、携帯については実にこまかく、そのキーの配置までもがしっかり描けている。
ニワトリは見たことがなくても、ハトやスズメやカラスはみているだろうが、約1割の学生にとっては見ているが思い込みで見ているだけだ。動物=4本足。
若者たちの見えている世界が、あるいは見ている世界が違っているのかもしれない。
5 件のコメント:
信じられない!
まったくもって驚きです。
私の感覚ではありえないことですね。
悪い冗談のレベルですよ〜。
これってホントの話?
信じられない!
まったくもって驚きです。
悪い冗談のレベルですね。
これってホントの話ですか?
まだ信じられない。
そう、信じられないが本当です。
5枚全ての絵をお見せしたが、ぼくの携帯は非常に写りが悪いので、良く撮れたと思ったのを載せました。
驚きは、動物関係の専門学校に入学した若者でこうなのです。
小・中・高と何を見て、何を考えてきたのか、先生たちはこの子たちの状況に気がつかないで、気がついても、、、、、子供たちを送り出しているんだな?と考えさせられます。
しかし、この4本足のニワトリの絵は、今の若者では大きな問題ではありません。
ぼくらが常識と思っていることが通じない、小学校低学年の子供に諭すように話さなければ分かってもらえない。否、話しても分かってもらえない。そうやって、高校まで卒業してきたのだ。それが、彼らの常識なのだ。
九九を云えない学生がいる。週一回しかない授業で、九九を言わせる。半年もしないで云えるようになる。小・中学校の先生は何をやっていたのか?というよりもこれは親の問題だと思っている。
学生(女子でも)、顎に手を当て肘を机についてこちらの注意を聞いている。怒っても、何故、怒られているのか分からない。日本人の劣化が言われ始めて数年経つが、それを強く感じる。
野山を駆け回って遊んだことがない、若者を連れて丹沢実習と称して、金曜日に山を歩く。
自然に親しんでいない人たちが作り上げる世界観はどのようなものになっていくのか恐ろしい。
いろいろ考えがめぐって、言葉が何も出ませんね。
数学や英語を覚えるより、まず自分の食べているものが何か、知るための体験学習でもやるしかないですね。
大人にもこれが必要かもしれない。
毎年、千葉の高宕山地区で一泊二日の実習をしている。その時に、農家からいただいたニワトリを絞めて、食べる。
この実習をするために、議論をしてからでないと実施でない。
それでも、ニワトリを殺してまで食べたくないという学生がでてきて、実習に出席しない学生も出てきます。
スーパーで、さばかれて並んでいるのはOK,フライドチキンで食べるのはOK,だが、自分で絞めて、解体して食べることはしたくない。
イヤな仕事を他人に押し付けて、自分は美味しいところをとるだけという人間はダメ!食べたら、ウンチが出る。トイレを掃除しない人間はダメ!
と話す。 こんな話しは専門学校へ来る以前の学校で解決してきて欲しいよ。
子供は学校の出来事を親に話す、親は文句を云ってくる。
で、結局は親が悪い。親を変えなければいけないが、これは子供以上に難しい。
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